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#01

 佐渡へ佐渡へと草木もなびく。佐渡は居よいか、住みよいか。


 かつて黄金の島として栄えた孤島、佐渡島。

「Record of SADO Island War(佐渡島戦記)」は佐渡島をモチーフに作られた仮想空間を舞台にしたフルダイブ型VRMMORPG。通称「ガシマセンキ」。その幻想的な世界には全世界から2000万人を超える冒険者達が集っている。 


 Record of SADO Island Warの公式サイトから引用

「地球とどこか似た地形を持つ異世界Valgea(ヴァルゲア)

 Valgea(ヴァルゲア)では遥か昔、光輝神Solmaris(ソルマリス)と深淵神Abyssmars(アビスマルス)が天地創造の時代に激しい戦いを繰り広げた。彼らの間には永遠に続く争いがあり、その戦いは星々が生まれる前から始まっていたとされる。

 Solmaris(ソルマリス)は輝く太陽のような存在であり、その光は希望と勇気を与えると伝えられていた。一方、Abyssmars(アビスマルス)は深淵の底より湧き出る暗黒の神であり、その影は恐怖と絶望をもたらすと恐れられていた。

 神々の戦いは、天上の領域から地上の大地へと広がり、その激しさは宇宙そのものを揺るがすほどであった。星々は炎に包まれ、大地は揺れ動き、海は荒れ狂った。

 長きに渡る戦いの果てにSolmaris(ソルマリス)Abyssmars(アビスマルス)はそれぞれが自分自身の力を天上の結界と冥府の結界に封じ込めることで神話の時代は幕を閉じた。

 Solmaris(ソルマリス)の光が天空を照らし、Abyssmars(アビスマルス)の影が闇をもたらすことで世界は均衡を保ち、そして人間の時代が幕を上げた。


 さあ、Valgea(ヴァルゲア)の世界に浮かぶSADO Islandへ冒険の旅に出よう!」


 この物語は県立西三川女子高等学校ゲーム部が「Record of SADO Island War」に挑んだ壮大な冒険を記録したリプレイである。

 さあて、冒険のはじまりはじまり。

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