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真意は神のみぞ知る

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

これからも悩み続けます。


最近の寝る前の習慣。好きな神様の事を思い浮かべて、聞こえない声で呼び掛ける。

――あの……気が向いたらで良いので、夢にお見えになって下さいね。また、お会いしとう御座います。

そう、申し上げると、最近は決まって同じ夢を見る。

齢一桁の少年の姿。髪が短くて、フサフサしてる。目を見てみると凄く不機嫌そうで、口もへの字に折れ曲がっている。最近見た中では、悪霊がしこたま出てくる漫画の、お絵描きが大好きな男の子の様だった。……雰囲気は全然違うけど。

その子は何時も私に対して何かを語り掛ける。けれども起きた時には言っていた言葉は愚か、声の一つも覚えちゃいなかった。


「そんな夢を二回見た。二回語り掛けて、二回見た」

「良かったじゃないか。呼ばれてお見えになるほど、神様は暇じゃない」

友人はさも退屈そうに欠伸をしながら、私の話を右から左へと聞き流している。私の方も別に聞いて欲しくて言ってる訳ではないので、そのまま会話を続ける。

「でも、誰とも違うんだよね」

語り掛けたのは三緒様で、風貌は飆靡様で、御姿は□□様で、性格は誰とも合致する方がいらっしゃらない。四者の要素を上手く混ぜ合わせて、性格に新たな要素を足しえた様な感じ。私が知っている方とは誰とも重ならない。

もしかしたら、私が想像している方々は、その様な姿なのかも知れない。私のは所詮、夢に見ているだけに他ならないのだし。

「そんなに外見が大事か?」

「……想像と違うものを相手に出したら、失礼かなって……」

本物は此処に居られるのに、全く違う姿を妄想して、さも御本人であるかのように振る舞わせて、それは不快を買うことに他ならないのでは無かろうか。本当は凄く嫌がっているのでは無かろうか。

「真意は神のみぞ知る。けども、そうやって、悩んで描きつづける事に、意味があるんじゃないか?」

友人は僅かに目を上げて、私に視線を合わせた。真意は見えなかった。けれども彼の言う通りなのかも知れない。本心は神のみぞ知る。

最近は同じ夢を見ます。

前に出会った時には腰周りに抱き着かれ、今日のお昼に見た時には、睨まれてしまいました。


私の想像している方々とは、誰とも姿、雰囲気共に異なります。

色々、考える事はあります。真意なやっぱり分かりません。

だからこれからも、悩みながら書き続けようと思います。

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