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花の園の夢物語7

西園寺小咲(さいおんじこさき)の紹介


誕生日:8月24日

誕生石:トルマリン

星座:乙女座

血液型:A型

属性:四大元素(地、水、火、風)

武器:杖、短剣

身長:157cm

体重:45kg

スリーサイズ:82(D)・57・80

利き手:右

趣味:魔術の研究

特技:水属性の魔法、護身術

得意な教科:科学

苦手な教科:これと言って無い

好きな食べ物:ティラミス

嫌いな食べ物:紅生姜

好きな異性のタイプ:価値観の合う人

休日の過ごし方:カフェ巡り

家族構成:父、母、妹(現在は養子入りで別々に暮らしている)

イメージ曲:MEIKOの『Nostalgic』

イメージキャラクター:AMNESIAの主人公(外見)、Fate/stay nightの遠坂凛(魔術の名門のお嬢様)、境界のRINNEの真宮桜(性格)

イメージカラー:青緑色


概要


『Zenith』の主要人物でメインヒロインの神崎美琴の親友。可憐な容姿に違わず、魔術師の間で知らない者はいないとされる西園寺家の次期当主。颯や美琴と共に自分達の世界が危機に瀕している事を知り、共に戦う決意をする。

偉そう。

赤い髪の男に抱いた第一印象はこれだ。

次に、ぶっきらぼうだ。

水の精霊であるウンディーネと異なり、話し方や態度に愛想が全く無く言葉も攻撃的だ。

男相手にこう言うのもアレではあるが……。


――なんて、可愛くないんだろう。


炎を連想させる赤。

そして、ウンディーネ。

そのウンディーネが名乗っていた四精霊の存在。

この男は間違いなく、サラマンダーだ。

だが、確か伝承上では蜥蜴トカゲの様な姿をしてはいなかっただろうか?

四大精霊の中で唯一、動物的な姿をしている、とも書いてあった。

生まれてからその一生を火の中で過ごすとされ、幼体の頃は芋虫の様な姿であり、これが一定まで成長すると繭を形成して蛹となり、蜥蜴の姿になると言う。

多くは『火蜥蜴』として扱われている。


しかし、今自分の目の前にいるこの偉そうな精霊の一人サラマンダー。

間違いなく、姿形はどう考えたって人間である。

しかも、中々に整った顔立ちをしている青年の姿で出てきた。

だから、聞いた。


「ねぇ、貴方ってどう見てもサラマンダーでしょ? どうして、蜥蜴の姿じゃないの?」

「……てめぇ、さっき俺が言った事忘れちゃいねぇよな?」


腕を組みながら、不敵に笑う彼。

しかし、目は笑っておらず美琴を睨み付けたままだった。

そんな事言ったって、気になるからしょうがないじゃないか、とマイペースに理由を付けるもうるさい、と言わんばかりにこう怒鳴られた。


「そんな事は後で良い! それよりまず、俺達の扱い方を知れ!」

「えっ……?」


……扱い方?

いきなり何を仰いますかサラマンダーさん。

つまり、それって自分を使え、って事?

……え?

いやいやいやいや!

何?

貴方はどう考えたって他人に従う様な人じゃないでしょう。

そんな荒っぽい言動で従ってくれるの?

それとも、何?

案外、従者気質だったりするの?

自分しか信じて無さそうな一匹狼みたいな感じがするけどなぁ……。


扱い方、と言われ疑問と疑惑が頭の中で一気に湧く。

この以下にもプライドの高そうな男が自分を使え、と言った途端に何となく変な勘繰りを入れた美琴の様子を察してかサラマンダーが美琴に呼びかける。


「いきなり言われて混乱しているだろうが、そんな時間は無い。あぁそれと今、絶対に妙な事を考えてただろ?」

「妙な事と言うか……。まぁ、考え事はしてたよ」

「お前が俺にどんな印象を抱いたのかは知らねぇし、特に興味も無い。だが、もし俺の言った言葉を変な風に解釈するのであれば、俺はお前を消し炭にする」


――すいませんでした。


貴方の言葉に疑問は抱かない様にします。

だから、一体どうすれば良いんですか?


「聞いてりゃ分かる」


そう言った途端にウンディーネ以外の精霊であろう者が私に近づいてくる。


「初めまして。美琴さん。四精霊の存在を知っているのであれば話は早いですが、一応自己紹介をさせて下さい。私の名はシルフ。何卒お見知り置きを……」


ウンディーネの様に礼儀正しく頭を下げ、優雅な雰囲気を纏う精霊。

話し方も穏やかで男版ウンディーネと言っても良い程である。

女性と見紛う様な中性的な美しい容姿をしていて、うぐいす色を薄くした様な淡い色の髪は長く腰まで届きそうで前髪も長く右目が隠れていてミステリアスだ。

頭に月桂冠を付け、ギリシャ神話の様なヒラヒラとした白と淡い緑を基調とした服装のせいか何処となく耽美な印象を持った。

少し高めの色気を含んだ囁く様にして、女性を誘う様な妖美な声。

容姿が清楚だったせいか、少し気を取られてしまっていた。


――この声は、女性を殺せるだろう。


「私達の力は盾を張り、貴方に降りかかる災害を拒絶し、防ぎます」

「それを発動させるのに必要なのは、君の言霊が必要なんだ。あ、僕の名前はノーム。よろしく!」

「う、うん……」


土の精霊ノーム。

大地を司る精霊とされる。

その容姿は大きくとも1m未満の小人とされ、帽子に炭鉱夫の様な服装、長い白髪と同様の髭を蓄えた老人の姿をしていると言われている。

大地に自在に潜り、その中を進むことが出来るとされ、また地中の奥深くに隠された秘宝の番人でもあると言う。

一般的には小柄で厳格な老人の姿を思い浮かべる。


――しかし、だ。


サラマンダーとは別の意味で予想を裏切られた気がする。

ウンディーネやシルフは何となく人間らしい姿を想像していて、性別はシルフのみ違ったものの一応人間らしい姿だった。

サラマンダーは蜥蜴だと思っていたら、人間だった。

しかも、結構整っている顔立ちの青年だった。

ノームは何と説明するべきか。

老人の姿をしていたが、若者だった。

しかも、厳格とは程遠い軟派で良く言えば親しみやすくフレンドリー、悪く言えば軽薄そうな印象の。

容姿は土を連想させる茶色の髪に愛嬌のある人懐っこい笑顔を浮かべ、人の良さそうで幸せに満ちた優しそうな瞳。

服装は黒いストールを巻き、高価且つ希少な鉱物を散りばめたアクセサリーも印象的で鑑定団に見せれば、相当な価格が期待出来るだろう。

親しみやすい口調や喋り方が示すとおりに声も癖があり、尖っているが、面倒見の良さそうな兄ちゃん、と言った感じで安心感を与える。


……と、この様に一通りに四精霊全員を知ることが出来た。

彼等は私を守る為に生まれた私の力である、と言った。

突然、ペンダントから飛び出してきたから生まれた、と言うのはちょっと違うのではないのだろうか?と疑問を抱いた事もある。

そして、それぞれに共通して抱いた感想がある。


全員、中々にキャラクターが濃く個性派だ。


主要人物の中では、三人目となる女性キャラクターですが、シエルや美琴より気に入っています。

颯や美琴、力也とは仲が良いのですが、科が違うので三人に比べるとやや距離がある様にも感じられますが、同性である美琴が一番距離が近いです。

颯に対しては、遠慮の無い付き合いをしていますが、力也に対しては、少し"気になる"と言う感情ですが、異性としてはまだ微妙なところです。

シエル、美琴と言い、碧眼率が高いと感じますが、あと一人の女性は紫眼です。

男性、女性問わずに交友関係が広いですが、本人はあまり深く考えていません。

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