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花の園の夢物語6

不知火竜児(しらぬいりゅうじ)の紹介


誕生日:7月30日

誕生石:ルビー(紅玉)

星座:獅子座

血液型:O型

性別:男

属性:炎

武器:槍

身長:185cm

体重:78kg

利き手:右

趣味:サングラス収集

特技:槍術や投げ技

得意な教科:体育、歴史

苦手な教科:科学

好きな食べ物:麻婆豆腐ラーメン

嫌いな食べ物:カリフラワー

好きな異性のタイプ:自分の意見をちゃんと持ってる女

休日の過ごし方:ライダースジャケットを売っている店を見る

家族構成:妹

イメージ曲:

イメージキャラクター:ファイブレインの坂之上ギャモン(外見&大体の性格)、BLEACHの阿散井恋次(女主人公との関係性)、ペルソナ4の巽完二(手先が器用)

イメージカラー:猩々緋色

ファッションに対するこだわり:逆毛の様なオールバック


概要


『Zenith』の主要人物でもう一人の主人公のシエル・クリスザードの親友で幼馴染。粗野な言動とチンピラの様な風貌が特徴。上から命令が下り、シエルを追いかける形で"邪神"を討伐する任務に着くのだが、彼にはその前に為すべき事があった。


ゆっくりと目を瞑る美琴。

だが、彼女は自分の身に危機が迫っているのにも関わらず、決して動こうとはしない。

まるでやる事はやった、とでも言う様な雰囲気の人生満足ムードの美琴。

そんな未練も無さげに見える彼女を見ても、邪魔だったから、目に入ったから、と言う理由で巨人は潰すのだろう。

その動作は実に冷酷で機械的だ。

徐々に、しかし着実に迫り、踏み潰そうとする巨人の足は今静かに少女を覆った。


……かのように思えた。


突然、少女の首に掛けられ胸元に飾られたオレンジサファィアの情熱的な橙色のペンダントが光り輝き、美琴を踏み潰そうとする巨人の足を払いのける様にして風が発生したかと思えば爆発したかの様に巨人を吹き飛ばす。

その風は少女の周りを護る様に覆い尽くし、竜巻の様に威風堂々として未だ彼女と共にそこにいる事を示していた。


「……諦めるのは、やめたよ」


ポツリ、と呟く。

誰に言った訳でもなく、これは一人の少女の独り言。

しかし、声の調子は何かを強く決意したかの様に覚悟を決め、前へと一歩を踏み出そうとする凛とした声で。


例えば、痛みを背負うとしても自分で決めた事だから。

高く遠く、この身体に刻んで見せる。

そうやって、私はまた一つの可能性を信じていきたい。


風は吹いている。

まだ、吹き続けている。

決して、まだ止む事は無い。

それは、少女の心の奥底に眠る闘志なのかもしれない。

再び立ち上がる少女の姿を祝福し、称える様にして風と共に舞う赤、青、緑、茶の四つの光が美琴の前に姿を現した。


「えっ? 何……?」


突然、自分の前に姿を現した四つの光。

その存在に気付き、思わず率直な疑問の声を上げた。


「何だてめぇ、気付いていなかったのか?」


やや低めの男の声が聞こえた。

炎を連想させる鮮やかな赤い光から、荒くぶっきらぼうな口調で喋り呆れ返ったのかさながら自分を馬鹿にしているかの様な調子の声が。

しかし、何処か力強さを感じさせる男性らしい声だ。


「いいえ、気付いているはずですよ。彼女は私達の存在に」


男の疑問の声に答えた声は女性の声だ。

水を連想させる青の光から、男性を宥める声の調子で喋る女性の声が。

性別が違うのもあるのだろうが、柔らかく話し穏やかで透明感のある声質は聞いた者を安心させる様に心地良いものだった。


「だって、私達はいつも貴女の近くにいたんですもの」


そう女性の声が告げた途端、青に続く様にして赤、緑、茶の光が彼女に向かってくる。

すると、それぞれの光は弾けて徐々に大きくなり、眩しさを感じる光へと変わった。


「……ぅん……」


眩しさに思わず、目を閉じてしまったが光が弱くなってきた為目を開いた。


「宜しくお願いしますね。美琴さん」


目を見開き、驚く自分の目の前にいたのは水の流れを連想させるヒラヒラとした淡い青色のドレスを着て天女が纏う様な青い羽衣を浮かべ、宙に舞う長い黒髪をハーフアップにした清楚な印象の美少女だった。


「私達は四精霊。貴女を守る為に生まれた貴女の力です」

「精霊って、神話に出てくる様な精霊なの……?」


頭を下げ、優雅な仕草でお辞儀をする黒髪の美少女を前にして美琴は驚きながらもこう質問をした。

それに対して、少女は穏やかに微笑みこう答える。


「良い質問ですね。えぇ、そうですよ。私の名はウンディーネ。時折、女神の様に扱われる事もありますが、それは大袈裟な話ですよ。私達精霊は貴女のそのペンダントに宿りし使い魔の様な存在……ってきゃあっ!?」


ウンディーネと名乗った少女をやや荒く突き飛ばし、彼女に悲鳴を上げさせたのは赤い髪の男であり、先程は自分を馬鹿にしているかの様な口調で喋っていた声の主だと思われる。


「話が長ぇ!!! これじゃあラチが明かん」


声を聞く限り、この男で間違いは無さそうだ。


「おい、美琴とか言ったな? よく聞け。お前は俺達が何者なのか? だとかどうやってそのペンダントに入っていたのか? だとかそんなもん理解する必要は無い」


美琴を睨み付け、威圧させる様な鋭い金色の眼光。

黒を基調としたロングコートに真紅色のマフラーを首に巻いた端整な顔立ちの青年。

しかし、その表情は仏頂面しか知らないのか?と尋ねたくなる程に機嫌の悪そうなもので態度も何処か偉そう、やや不遜である。

大方、予想は付いているが責めて名前ぐらい名乗ってはくれないのだろうか?


イケメンと言うよりは"男前"と言う顔立ちの高校三年生です。尤も180cm以上の長身と体格の良さから年上に見られる事も少なくはないです。Fate/stay nightで言うランサーことクー・フーリンの様な感じですかね? ランサー大好きですけど、Fate/zeroのランサー及びディルムッドは微妙なところではあります。槍を使うキャラクターって言われると真っ先にこの二名が浮かんでくる程にFateに洗脳されてます。

……初期段階では、没になるどころかコイツの姿さえ考えていませんでした。

シエルを一途に思っていると言えば、聞こえは良いかもしれません。しかし、シエルは男装しているキャラクターなのでそれを考えると、そっちの気があるのではないか? とも考えさせられます。

普段は髪を超サイヤ人みたいな逆毛のオールバックにセットしてますが、下ろすと印象がかんり異なるのと下ろした方が女性受けが良くなるのですが、本人は気付いていない罪作りなキャラクターです。

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