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花の園の夢物語5

大神力也(おおがりきや)の紹介


誕生日:8月20日

誕生石:アイオライト

星座:獅子座

血液型:O型

性別:男

属性:土

武器:斧

身長:190cm

体重:82kg

利き手:右

趣味:瞑想、習字

特技:力関係の仕事、達筆な字を書く事

得意な教科:体育、国語

苦手な教科:英語

好きな食べ物:サバの味噌煮

嫌いな食べ物:でんぶ

好きな異性のタイプ:根性のある子

休日の過ごし方:適当に散歩

家族構成:父、母、姉

イメージ曲:KAITOの『スサノオ』

イメージキャラクター:月刊少女野崎くんの野崎梅太郎(外見&大体の性格)、BLEACHの茶渡泰虎(主人公の親友&戦闘スタイル)、とらドラ! の高須竜児(三白眼&周囲からヤンキー扱い)

イメージカラー:憲法黒茶色

ふと気付いたら:人混みの中で目印にされていた


概要


『Zenith』の主要人物で主人公の五十嵐颯の親友。頑丈且つ屈強な大柄な体が特徴。颯や美琴達の事情、自分達の住む世界が危機に瀕していると言う事を知り、共に戦う事を決意する。

巨人。

古今東西、世界中の神話に語られる大きな体躯を持つ人種。

その大きさは普通の人間の倍の程のものから、山の様に大きい怪獣クラスのものまで、と様々である。

代表的なものにギリシャ神話でのティターン神族(巨神)やギガース(巨人)に欧米神話の霧の巨人達の末裔が存在するだとか。

またこれだけに限らず、世界の創世神話の多くにこの巨人の存在は語られている。

往々にして、現在の人類より繁栄した存在として語られ、最終的に何処かへと追放される運命を辿っている。


それが化け物としての運命さだめだ。


奴等は普通の人間とはかけ離れた異形の存在。

その異様な風貌と圧倒的な力で人々を捩じ伏せ、苦しませる。

例外に、時折気は優しくて力持ち、と言う様に人間と共存している場合も見られるが、基本的には人類の敵として描写される。

代表的なところで言うと、爆発的なヒットを果たしたダークな描写が売りの『進撃の巨人』がそんなところだ。


驚愕。

目の前の光景にただただ驚愕した。

雷に打たれたかの様に目を大きく見開いた。

口を開いたまま、声が漏れ出ていた。


「何で……?!」


まだ、この驚愕の感情が続いている。

美琴が現在、見ているのは二十階建ての高層ビルより高い青く光る巨人だ。

決して、ブルーベリー色の青ではない。

青の巨大な体躯は発光物質でも出ているのかは定かではないが、内部から光を放っている様だ。

輪郭もハッキリせず、表情も分かりづらいが目は丸く白で塗りつぶされており、口も同様で何とも簡素な顔の作りをしているのだろうか。


「う、嘘でしょ……!」


驚愕し、未だに心臓を強く掴まれた後に勢いよく放されたかの様にバクバク、と早めの鼓動を続ける。

おかげで最初の言葉が少し震えてしまった。

胸に手を当て、頭を下げながら床を見て、深呼吸をする。

そして、口をシャボン玉を吹くかの様に窄め、天を仰ぐ様に息を吐くと、正面に向き直った。


――逃げなきゃ。


よう、こんちは~、と近所で見るノリの軽い人の挨拶の様に青の巨人は片手をゆるゆると上げ、斧の様に勢いよく振り下ろした。


ドッ、とあまりにも大きい一撃が山の様に大きい岩を粉砕し、地面に亀裂を走らせ、轟音の様な足音を響かせながら自分より遙かに大きな歩幅で歩き続ける。

こちらは走らなければならないと言うのに。


「……ハァ……。ハァ……ッ!」


今まで、少し軽い気持ちでこの空間を進んでいた。

目的は姿を現さない女性の声の主に会う為に。


――そうだ。


もしかしたら、その声が聞こえてくるのではないだろうか。

思えば、女性は厳しいながらも助言をくれていたではないか。

女性の声を待っていれば、この巨人から逃れる術が見つかるかもしれない。


――さぁ、お姉さんお声をPlease!!!


しかし、そう願っても。

願い続けても。

女性の声は天から降ってくる事は無かった。


……なんて、薄情な女だろうか。


だが、次第に歩幅の大きい巨人と差を付けられてしまい、ついには振り向けばすぐそこにいる、と言う距離にまで達していた。

本格的にヤバい、と言える状況の中で美琴は足を速めて巨人から逃れようと必死でペースを上げた。

体力の限界が迫っているのにも関わらず。


「ぅあ……ハァ……!もぅ、無理ぃ……!」


その場へと、座り込んだとたんに青色の巨人は走り幅跳びの様にスピードを上げ、跳んだ。

そして、彼女の前へと降り立つのであった。


「………」


高層ビル二十階建てより大きい青の巨人が能面で彼女を見下ろす。

こちらを見つめる巨人に対し、絶望の表情で美琴は巨人を見上げる。

すると、巨人は足を上げ、彼女を踏み潰そうと足を振り下ろした。


……さようなら、短い人生でした。


美琴は今から自分に降り注ぐ現実を逸らす様に目をゆっくりと瞑り、走馬灯が自分の心の中で一気に駆け巡っていくのを感じた。


和風で硬派且つ渋い主人公の親友の力也君です。

主人公の親友キャラクターと聞くと、チャラいイケメンで三枚目で饒舌且つ軟派なキャラを連想する事が多いでしょうが、極めて真逆な性格をしています。

顔はイケメンと言うよりも結構な強面ですが、顔立ち自体は整っているので"男前"と言う様な表現が正しいかもしれません。

恐ろしい怪力の上に総合格闘技もやっているので、純粋に武器無しで殴り合った場合は颯でも勝てません。

精神的な年齢も同年代に比べて、老成している様な高校生です。

声優のイメージは、アニメ版のアイドルマスターシンデレラガールズに登場した武内Pこと武内俊輔さんがとても似合う事でしょう。

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