花の園の夢物語3
シエル・クリスザードの紹介
誕生日:9月25日
誕生石:サファイア
星座:天秤座
血液型:A型
性別:女
属性:氷
武器:剣、短剣
身長:155cm
体重:43kg
スリーサイズ:77(C)・55・80
利き手:左
趣味:フェンシング
特技:機械運動、水泳
得意な教科:体育、歴史
苦手な教科:物理
好きな食べ物:バニラアイス、かき氷|(ブルーハワイ味)
嫌いな食べ物:納豆
好きな異性のタイプ:真面目で寡黙な男性
休日の過ごし方:買い物、ファッション雑誌を読む(主にボーイッシュ、カジュアルなど)
家族構成:姉、兄(ただし、義理の兄)
イメージ曲:祭屋の『BREEZE』
イメージキャラクター:Fate/zeroのセイバー(外見&男装の少女剣士)、ドラゴンボールの未来トランクス(未来から来た&大体の性格)、BLEACHの朽木ルキア(もう一人の主人公&生い立ち)
イメージカラー:青色
もう慣れている事:少年に間違えられる
概要
『Zenith』の女主人公。百年後の未来から現世へと訪れた男装の少女剣士。任務で"邪神"の駆除に向かっていたが、邪神に襲われた颯を庇って負傷するも彼が邪神を倒した事により、颯と共に戦っていく。
外見・性格
凛々しい美少年の様な雰囲気を纏う金髪碧眼(金髪のロングヘアを一つに結んでいる。目は縦長のツリ目で緑色)で青いリボンを付けているのが特徴の美少女。実際に颯は最初、パッと見で少年だと思った模様。しかし、顔立ちは整っており、真面目で落ち着いた物腰もあってか竜児からは「清楚で何処か気品が漂っている」と評された。
組織内での評判は極めて良く、上司からは優等生と評され、後輩からは面倒見の良さと気遣いもあってか、慕われている。実力は剣術を用い、女性ならではの非力さを素早さ、技術などでカバーしている。
一人称は「私(わたし)」で一貫している。二人称は「貴方」と基本的には丁寧だが、敵に対しては「お前」、「貴様」と威圧的。
雰囲気に違わず、勇敢で男勝りな少女で"邪神"との戦いでは、スーツ姿で男装していた事もあり颯に性別を間違えられていたが、気にする様子は無かった。
また、複雑で過酷な人生を送ってきた為か、真面目で正義感の強い性格をしている。言葉遣いも丁寧で礼儀正しく、年下である颯に敬語を使っている。
律儀であり、間違いは修正する委員長気質な部分が優等生ぶりを物語っている。
男装に関しては、いつでもしていると言う訳ではなく休日の際にはボーイッシュだが、女性と分かる私服を着ていたり、現代で颯の通う高校へ行った場合は男子の制服では無く女子の制服を着ていた。
突如、清涼な気持ちになっていた美琴の前に現れる異形の魔物。
その外見は彼女の安堵しきった表情を不安と恐怖で彩り、ジワジワと高められた警戒心によって、全身を強張らせた。
「な、何なの……。コレ……ッ!?」
ヒィ、と小さく蚊の鳴く様な声を上げ、明瞭な怯えを見せる美琴。
これは何とも、分かりやすい。
そもそも、人間はこのように普段見慣れないものに恐怖と不安、疑念、何かしらの先入観を抱くのでは無いのだろうか?
本当に知らないものだけでなく、認識不足でも起こり得るだろう。
とにかく、人間は未知のものに恐怖を抱く。
それは、突然現れた悪夢の様な体験にも成り得る。
感情が何事の代償にも代え難い温かい安心を覚えたところにそぉ~っと冷や水を掛けられた様な思わず背筋がゾッとする感覚。
冷たい恐怖、引きずり込まれる様な不安。
そんな怖い想像に怯える中で美琴は先程の女性の言葉を思い出す。
力が無くては、この先進めない、と厳しい調子の声で。
――一体、私の何を言いたいのか?
ひょっとして、この声の女性は私を試しているのだろうか?
でも、何の為に?
何が、目的なんだろう?
そんな疑問を思い浮かべながらも、女性の声の正体が気になった。
これを乗り越えれば、或いは……と彼女は考える。
まだ、美琴は女性の言う障壁と言うものを越えていかなければならないのだろう。
彼女は女性の声の正体を見るまで引き下がる訳にはいかない。
声の正体を突き止め、何故ここまで連れて来たの?と聞き出す為にもこの魔物を倒さなければならない。
考えるのは後にした。
――倒さなきゃ。
セティアはダーツの矢|(正式名称はダート)を取り出すと、目に狙いを定めて投げた。
ビシャァアアッ!
弾けた。
真っ先に思い付いた感想。
思わず、口に出してしまいそうなくらいにシンプルで分かりやすいものだった。
事の詳細を詳しく書けば、異形の生物の大きな目に美琴が直球にピンポイントでダーツの矢を当てたのだ。
確実に。
そして、正確に目を直撃した。
それと同時に鮮血が綺麗に宙を舞い、異形の体は爆発したかの様に見せかけて消えた。
何事も無かったかの様に、消滅した。
美琴はその一連の流れを見届けると、ダーツの矢を回収した。
すると、またも扉が現れる。
ただ流石に二回目なのか、大した反応を見せずに扉に手を掛け、押して開けた。
「あっ、何か変わってる……」
思わず、そう言葉に出た。
彼女が見たものは先程の花々のみが咲き誇る部屋と違って、床がしっかりとした地面である事、その床の部分が鏡の様な素材になっている事。
そして、打って変わって殺風景な事。
落ち着いた気持ちで辺りを見回すと、宝箱が目に入った。
その箱は有名RPGであるドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーで見かけるダンジョンで必ずある宝箱を連想する。
あれ? もしかして今、私は冒険してる…?
ゲーム好きの友人が見せてくれたゲームを、自分は隣で見ていた。
そのゲーム機の画面の中にいたプレイヤー。
操作されて動く自分の分身、ゲーム内での自分。
今の状況を例えるのなら、私はそのプレイヤーなのかな? と彼女は考える。
でも、私は操られている感じはしない。
寧ろ、女性の声にこうして導かれながら、進んでいる。
でも、もしかしたら、女性の声に導かれて進んでいるのは、自分の意志では無かったりするのかもしれない。
そんな自問自答の考えが頭の中でぐるぐると駆け巡る。
気付けば、脳内だけ置いてけぼりにして足は歩を進め、宝箱の前に辿り着いていた。
箱を開けると、薬を思わせる液体が瓶詰めにされて入っていた。
――あぁ、冒険してるんだ。
箱の中身を見て、複雑に脳内を駆け巡る思考が一つの答えに辿り着いた。
何か役に立つかもしれない、と箱の中身を回収してやや、軽い足取りで再び先へと進んだ。
外見はFate/stay nightやFate/zeroでのセイバーさんを想像して頂ければ、結構です。
本来は男主人公の颯と並び立つポジションはメインヒロインの美琴でしたが、予定が変わって、シエルになりました。
名前は黒執事のシエル・ファントムハイヴを参考にしましたが、実際のキャラクターは彼とは真逆ですし、性格も違いますが、『中性的』なのは共通しています(男の娘っぽいのは、そんなに好きじゃないが、シエルは別に嫌いではありません)。
性格は冷静沈着で真面目で礼儀正しい、と未来のトランクスの様な感じですが、男装した状態で颯と並ぶと、『仲の良いイケメンと美少年』の様に見えるのが、少し残念に思えてくる。
それはそうと、超の未来トランクスが思った以上に活躍していて、非常に満足です。と言うか、魔人ブウの復活も阻止するわ、父親の最大火力の技であるファイナルフラッシュ使えるわでかなり有能ですが、逆にここまでの修業と強さを得て平和を取り戻そうとしているんだなぁと思うと、泣けてくる。
シエルが男だったら、完全に未来トランクスみたいな感じになります。
……それなのに、67話の結末は幾ら何でも酷いですし、これまでのドラゴンボールの歴史を否定している気がするんですが、どうなのでしょうかね?
いずれにせよ、私の作品はHAPPYENDで終わりますので安心して下さい。