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精霊の担い手  作者: 天剣
2年時
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第4話 雨の中で~4~

槍を構え、薄紫の短髪をしたクーは、目の前にいる青年ーー後に、実年齢が二十七だとしって驚愕するーーを、じっと睨んでいる。


実は、彼としてはただ見ているだけなのだが、元々の目つきの悪さからか、見つめているだけでも睨んでいるように思えるらしい。それはともかく、彼の長年の経験から、目の前にいるトレイドはかなりの強者だと感じ取っている。


「………」


無言のままトレイドを見続け、相手は自身と隣にいるセイヤ、リーゼルドを順に見やっている。しばし三人を眺めた後、彼は口の端をつり上げると小さく口を動かして呪文を唱え、左手に剣を錬成した。周囲の地面から作らなかったところを見ると、どうやら自身の魔力で鉄を生成したらしい。


急ごしらえの二刀流を構え、トレイドはこちらをじっと見つめてくる。しかし、いくら剣を錬成し、手数が増えたところで、それはさしたる脅威にはなり得ない。新しく作り出した剣自体には、知識の力はないのだから。


「ふふん、こっちが三人だから、そっちは二刀流ってわけ? 安易な考えね」


「いや、全く。俺も我ながらそう思うよ」


リーゼルドも同じことを思ったのか、トレイドを見ながら鼻を鳴らし、嘲るように薄ら笑いを漏らす。だが、彼女の嘲笑に、どうかしているとばかりに彼は同意した。まさか同意するとは思っていなかったのか、リーゼルドは目を見開いて驚きを露わにする。


「……あら? なら何でその安易な考えを実行するの?」


「決まっているさ。これはーー」


ーー口をつぐみ、トレイドは突如前へと走り出した。その突然の行動に、リーゼルドの反応が一拍遅れる。


「っ! リーゼ!」


「姐さん!」


「っ!?」


クーの警告が飛び、セイヤの叫びにハッと我に返り、彼女は苦々しげに彼を睨みながら後ろへと下がり始める。彼女の証を見ればわかるとおり、リーゼルドは後方射撃型の精霊使い。故に、近接戦闘は不得手としている。だからこそ、彼はリーゼルドに狙いを定めたのだろうか。


彼女が下がり始め、それをフォローするようにセイヤとクーが二人の間に割り込もうとするが、トレイドは彼女との距離をだいぶ詰めていた。そんな彼を牽制するため、慌てて狙撃銃を構える彼女だが、もう襲い。間合いに入るなり左右の剣を振り上げーー。


「ぬっ!?」


「なっ!?」


ーー振り上げた剣を、左右へと投げた。不意を突いたその投擲だが、二人は自らに向かってくる剣を弾いて防御する。しかし、それがトレイドの狙い。彼らが防御に回ったおかげで、フォローに回ろうとしていた足を止めることが出来た。


「あんた、これを狙って……!!」


「………!」


そこでようやく、リーゼルドは彼の狙いに気づく。まさか、ここまで計算して剣を形成したのかーーそう思う彼女の目の前で、トレイドは再び呪文を唱え、両の手に剣を生成させる。再び二刀を構える彼は、目を見開いて驚きを露わにする彼女に向かって、二刀を叩き込もうとしーー


「……ちっ」


顔を歪め、苦々しく舌打ちをした後、突如剣の軌跡を変えて、彼女の鳩尾に刃ではなく柄を叩き込んだ。どっと鈍い音とともにこらえきれない衝動が襲いかかり、彼女の視界が暗転する。気を完全に失う前に、誰かが自分を支えて何かを呟いたように感じられたーーが、そこで彼女は意識を失った。


「……全く、俺もとんだ甘ちゃんだな」


自身に寄りかかるようにして倒れ込んだリーゼルドを支えながら、トレイドは皮肉めいた言葉を呟いた。やはり、そう簡単に昔を振り切れるわけではないらしい。そう重いながら気を失ったリーゼルドと呼ばれた女性をそっと横たえ、


「……で、ここは律儀に待っていてくれたことに礼を述べれば良いのか?」


「……まぁ、すきに思え」


槍の切っ先をこちらに向けながらも、騎士道精神故か、それとも今戦闘を行えばリーゼルドにまで危険が及ぶと判断したのかはわからないが、彼女を横たえるまでクーはその場で待機していた。無愛想に返した言葉に微笑みを浮かべながら、トレイドは右手を伸ばす。


「我が手に!」


クーに向かって投擲した証に向かって手を伸ばし、そう呟くと証は意思を持ったかのようにトレイドの手中へ収まった。再び握った証を二度三度目の前で振り、すたすたと横たえた彼女から離れ距離を取る。


「……感謝する」


「……別に、そういうつもりじゃないんだが……まぁいいや」


彼の行動に軽く目を見開いて驚きを露わにし、次いでしかめっ面を多少和らげてクーは頭を下げた。彼の感謝に困ったような表情を浮かべて、トレイドは髪の毛をかきむしる。


横たわったリーゼルドと距離を取ったのは、眠った彼女に危害が加わらないようにするためで、彼の感謝も最もなのだが、自分にはそれを受け取る資格がない。もとより、彼女を気絶させた時点で、感謝されるいわれはないのだから。


だがそれでも、クーは礼を言う。ーー筋を通す、そんな男だから。彼は自身の隣でこちらに目を向けてくる若輩の同僚に気づき、微かに顎を上下させる。それを受け、セイヤは頷いて走り出し、リーゼルドの元へと向かった。


「……フェルアント本部所属、マスターリット、クー」


その様子を横目で確かめながらクーは静かに口上を述べた。対するトレイドは、リーゼルドに駆け寄るセイヤを見もせずに、じっとクーを見つめたままだ。セイヤの方を見る必要は無い。何せ、彼にはわかるのだ。ーーセイヤが、少なくとも今はこちらに手を出す気は無い、ということが。だから彼は、目の前の相手との”一騎打ち”に専念する。


「……一介の精霊使い、トレイド」


所属を名乗る彼とは違い、トレイドは何も言わない。何せ、彼はどこにも属していないのだから。そのことを多少情けなく思いながらも、彼は剣を構える。ーー柄ではない、と思いつつ。


「いざ尋常にーー」


「ーー勝負!」


ーー柄ではない、と思いつつも。彼の騎士道精神を見習い、トレイドはクーの後に続いて叫び、ほぼ同時に駆け出した。


剣と槍ーー当然、リーチの長い槍が、先に突き出される。しかし、先読みという大きなアドバンテージを持っているトレイドからしてみれば、リーチの差はさほどハンデにはならない。向かってくる槍の穂先を確実に見切り、彼は剣を立ててその一撃を反らす。


そのまま相手の懐に飛び込むと、彼は姿勢を低くして回転。同時に地面を強く踏み込み、踏み込みによる衝撃と、回転による遠心力が乗った轟撃を、クーに叩き付ける。


「っ!?」


クーのとっさに張った法陣は、トレイドの轟撃を受け止めーー一秒も持たずに儚く砕け散る。つまり彼が放ったその一撃は、法陣による防御など意に返さないほどの破壊力を秘めているということ。クーは一瞬で砕けた法陣に驚き、しかし即座に槍を回転させ持ち上がった石突きが、トレイドの剣とクーの間に割り込み、何とか直撃は避けられた。


そしてクーは、伊達にマスターリットの所属していない。当然、法陣を一瞬で砕くような轟撃を真っ向から受け止めるようなまねはせず、自ら吹き飛ばされることによって威力を軽減し、しかもそれだけではない。


「っ!」


飛ばされる際、回転させていた槍の穂先が、下方向からトレイドに襲いかかる。彼はそれを、体をのけぞらしてかわし、しかし躱しきれなかったのか、衣服を浅く切り裂かれた。


「………はっ!」


吹き飛ばされ、地面に着地したクーは槍を構え直すと、そのまま突撃を敢行、トレイドと距離を詰める。知識の力を用いて槍の穂先から風をうみ、纏わせたその一撃を、再びトレイドへと叩き込む。


「……っ! また槍使いの風使いか……!」


苦々しげに呻き声を上げ、風を纏った穂先を剣で反らす。このままだと、先程の焼き回しか、と思われたが、しかし即座にクーは一歩踏み込み、突き出した槍を回転させ石突きによる打撃を見舞う。


「ぐっ!?」


石突きによる打撃。しかも回転によって遠心力が乗った重い一撃を、トレイドは左手を犠牲にして受け止めた。ーーしかし。


「っ!? のぁっ……!!」


痛みに耐えながら受け止めたはずのそれが、突然光だしーー次の瞬間、トレイドの体は雷に飲み込まれていた。たまらずクーから離れ、石突きを受け止めた左手を押さえながらトレイドは後退する。


「……っつ~~! 効くなぁ、おい!」


「………」


まだ体に残るしびれと戦いながら、トレイドはクーを睨み付け、彼はますます険しい表情を浮かべて槍の穂先を向けてくる。その穂先はまだ、風を纏っていた。風を纏ったままの槍を、彼は回転させーー


「……っ!」


無言の気合いを発しながら、三度トレイドに突撃する。その様を見て、彼ははっとひらめきかける。これまでと同様、クーが突き出す槍をトレイドは逸らしーー予想通り、槍がうなりを上げて回転し始めた。


襲いかかる穂先を避けたと思ったら、回転しているために同方向から石突きが飛んでくる。そして時たま、槍を握る手を入れ替えて上下左右から、槍としては信じられないような連撃で襲いかかってくる。


どうやら、これが彼の基本的な戦い方なのだろう。突撃からの槍の回転、穂先による斬撃と石突きによる打撃を織り交ぜた、長柄武器にして手数に長けた槍術。今も彼は、槍の柄の中心部分を重点的に握りつつ、まるでダンスを踊るかのように槍を振るっていた。


回転ーー螺旋と呼ばれる、一つの武術の形である。遠心力を発生させ、一撃の威力を高める技法。しかもそれは、槍や棒のような長柄武器になると、自身のリーチも相まって威力がさらに高まり、さら回転させているため両端が次々と襲いかかってきて、手数が格段に上昇する。


次々と、それこそ息つく暇も無いほどの苛烈さで襲いかかってくる槍を防ぎながら、トレイドは表情を歪める。だが、血筋の恩恵もあり、さらにとある事情からそうそう疲れることもない彼にしてみれば、この守勢はいつまでも続けることが出来た。


当然だ、どこから攻撃が飛んでくるのか事前に察知できれば、そうそう防御を抜けることもないし、さらに疲労しないのならば、先に相手が疲れるのを待っていれば良い。だが、それはーー


ーー面白くない。それが、トレイドが表情を歪めている理由であった。だから彼は、ここで攻勢に出る。


「良い槍裁きだ。だけど……!」


先読みの能力を用いて、剣と槍がぶつかり合うタイミングをじっとはかりーーそして、そのタイミングが来た。


「”螺旋”の真髄、見せてやるよ!」


剣と槍がぶつかった、その瞬間。トレイドは、くるりとその場で回転した。そしてその回転に”槍を巻き込んだ”のだ。剣と槍がぶつかった衝撃は、その回転によって完全に受け流されーークー自身、先程まで確かに感じていた手応えが突如無くなったことに驚きを隠せなかった。


さらに、回転に巻き込まれたことによりこちらの体勢もあっけなく崩れ、前のめりになってしまう。ーーこれは!!


目を見開いて驚きを露わにするクー。しかし、そんな彼にトレイドは迷わず回転によって力が加わった剣を、彼の体に叩き込む。


「そっ……こぉ!!」


「っ!!?」


ーーその一撃は、流石のクーでさえも防御と回避行動、そのどちらもとることが出来なかった。法陣を一瞬で砕く威力を持った轟撃を、彼はその身で受けることとなった。




「……クー先輩……」


リーゼルドの元へ駆け寄っていたセイヤは、クーとトレイドの醸し出す迫力に、まるで二人の騎士の栄誉ある戦いの一幕のようにさえ錯覚するそれを見て、自然と声を漏らすことしか出来なかった。完全にのまれている、と自覚していたが、しかしそれでも良いとさえ思えてくるほどに、その戦いに魅了されていたのだ。


それほどまでに彼らの戦いは凄まじく、見応えのあるものだった。だから、先達者である彼が倒れたというのに、セイヤは身動き一つ取ることが出来なかった。


「次は、またお前がやるのか?」


唐突にかけられた言葉に、セイヤは跪いたままトレイドを見やり、ぐっと拳を握りしめて証を握りしめた。正直、先程の戦闘と、クーとの戦いを見て、魔術や剣技でも、到底適いそうにない相手だと思い知っている。


だがそれでもーーここで引くわけにはいかなかった。セイヤはうつむき加減ながらも立ち上がり、キッと顔を持ち上げてトレイドを睨み付けた。その視線に、彼は少しだけ瞳を見開き、次の瞬間口元に笑みを浮かべた。


「良いぜ、こいよ。相手になってやる」


こちらに向けて証の切っ先を向けてくるトレイドに臆することなく、セイヤもまた剣を構えた。彼の顔から目を離さぬままに、大きい声ではないが、それでもはっきりとした声音で彼は口を開く。


「……正直、こちらの敗北は動かないが……手を抜いてくれ」


「それは出来ない相談だな。こっちにも、色々とやることが……」


セイヤの言葉に苦笑を漏らし、彼は首を振って無理と宣言する。だが、その途中でいきなり口を閉ざし、眉根を寄せた。その表情を見て、セイヤは首を傾げた。


一体何がーーそう思ったのもつかの間、トレイドは目を閉ざし、神妙な表情を浮かべた後、ふうぅっとため息をついた。


「……申し訳ない。ちょいと、野暮用が出来た。……ついでに、いつの間にか張り巡らされていたこの面倒そうな”結界”も、破壊させてもらう」


「何だと」


彼の言葉にセイヤは驚き、周囲に気を配りーーそこで気がついた。彼が言うとおり、いつの間にか結界が形成されている。どうやら、彼とクーとの戦闘に気を取られすぎて、気がつかなかったようだ。自らの失態に思わず歯をかみしめるが、それを後回しにして、彼の発言の一部分について、問い返す。


「結界を、破壊する……だと?」


「その通り。悪いな、今度はお互い全力で……それこそ、”憑依”まで用いて死力を尽くすとしよう」


そう言って、トレイドは瞳を閉じ、何かに集中するそぶりを見せる。すると、彼の背中に日輪を表す円と、三対六枚の翼を用いたエンブレムーー文様が浮かび上がった。


その色は黒。何ものにも染まらない、純粋な漆黒。それを見て、セイヤは目を見開く。これは、報告にあった、”理”のーー!


「……世界を書き換える力……!」


彼の言葉が周囲に響き渡り、そして。


トレイドの証が、変貌した。細身の長剣から、肉厚の黒き大剣へと。片手で持つのも大変そうなそれを、彼は軽々と持ち上げ、やや長くなった柄を両手でしっかりと握りしめる。


「おおぉぉぉぉぉ……!!」


裂帛の気合いを放つ彼の背中に浮かぶ理が輝き、全身から黒いオーラがあふれ出る。そしてそのあふれ出たオーラは全て漆黒の大剣に吸い込まれ、大剣も陰湿な輝きを発し始めた。


理が神の力だというのなら、さしずめオーラは神気と言ったところか。ただ、彼のそれは黒く染まった神気なのだが。


セイヤは、彼から目を離すことが出来なかった。全身から黒い神気を放つ彼が、あまりにも”異常”過ぎて。ただただ、その時が来るのを待っていることしか出来なかった。ーーそして、その時が、来る。


「ぶちぬけぇーーー!!」


大剣の輝きが最高潮に達したと同時に、彼は叫び声を上げながら大剣を振り下ろしーー大剣から、漆黒の斬撃が迸る。放たれたそれは荒野の大地を削りながら突き進み、そして展開されていた結界に衝突。結界を、粉々に打ち砕いた。


「………」


声も出ない。セイヤは、おそらくドーム状に展開されたであろう結界が全て跡形もなく砕けたことに呆然とし、ただひらひらと舞い落ちてくる、結界の残渣物である魔力の結晶に目を奪われていた。


あり得ない。結界魔法ーーそれこそ、純粋魔力を用いた魔法であり、その強度はかなりのものである。一部分を破壊するのでさえ、並大抵の攻撃では適わないというのに、彼はたった一振りで、結界全域を破壊して見せたのだ。


「じゃあな。……お前とは、またどこかで会える気がするぜ」


「ーーっ! まっ……!」


並大抵ではないことを行ったトレイドは、苦笑を浮かべながらそう別れの言葉を告げた。見ると、彼の証はもう元通りの長剣へと戻り、背中に浮かんでいた文様は跡形もなく消え去っている。そればかりか、彼の足下に半透明の法陣が展開され、全身が薄く光り輝いているように見える。


「転移……! させるかっ!!」


トレイドが発動させようとしている魔法の正体を一瞬で見極め、セイヤは逃がすまいと剣を握りしめて彼に突撃を敢行する。だが、彼と戦ったセイヤには、ある種の予感があった。それはーー


(ーー間に合わないっ!)


そのことだった。トレイドの、精霊使いとしての実力はかなりのものである。故に、たった数秒で、転移を完了してしまうだろうという予感があり、そしてそれは、物の見事に的中してしまう。


彼の姿が薄れ始める。彼を通して背後の風景がうっすらと見えるほどに。どうやら、もう転移が終わりかかっているようである。その時点で、まだ距離は六、七メートルほど離れていた。絶対に間に合わない距離だ。


「おおぉぉぉ!!」


「ーーーーー」


「っ!!?」


それでも、セイヤは諦めずに、届けとばかりに剣を突き出すが、その思いは実らず、突き出した剣が届く前に、彼は消えてしまった。


しかし、諦めの悪い彼を目の当たりにしたためか、トレイドは薄れながらも苦笑いを浮かべーーそして、何かを口にした気がした。彼が消えた場所を、剣を突き出した姿勢のまま通り過ぎ、立ち止まった彼は、驚きに体を震わせる。


なぜなら、消え去る直前、トレイドが何を言ったのか聞き取ったせいだ。彼はその時、


『そのいきだ、坊主』


何故かそう、親しみを込めた言葉で言ったのだ。それも、とても穏やかな表情で。


「……何なんだよ、一体」


訳もわからず、彼はただそう呟くしか出来なかった。

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