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精霊の担い手  作者: 天剣
2年時
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第3話 刀と拳と剣と~4~

トレイドめがけて向かってくる円錐型の石柱。鋭くとがったその先端をひたっと見据え、すっと身を裁いてよける。


「は、こんなもん一つで、俺を止められるとでも!?」


威勢よく吐き出す彼は、石柱をかわすなりばっと飛び出し、地面を編成させて石柱を生み出した強面の男へと肉薄する。自身に迫ってくるトレイドを見やり、アニュレイトはにやりと笑みを浮かべーーその笑いに、ぞくっとくる。


「……それ一つだと、誰が言った?」


「っ! ほっ」


アニュレイトへと向かって走る彼は、走りながら即座に体を沈めさせ、一瞬遅れて頭上を火球が通り過ぎる。ちらりとそちらに目を向けると、トレイドの文字を解読したという禿頭の男、ジムが杖状の証の先端にある、やや球型に膨らんだ部分を向けていた。


彼の周囲には、十を超える火球がうようよと漂っている。その姿を見て、しかしトレイドは余裕を失わない。


ーー土属性の精霊使いに、火属性か。だが、この程度なら!ーー


ここでいう土属性、火属性というのは、アニュレイトとジムから放たれた魔法のことではない。この二人が、何を一番得意とした属性なのか、という推察である。


精霊使いには個人差というものがあり、一番得意としている属性は人によって違う。そして当然、一番得意としている属性変化の威力は馬鹿にならないものがある。二人が放った術に込められた魔力を感じ取り、二人の得意なものはそれだと見切りをつけたのだ。


……まぁ、その人の最初に使う術が、大抵は得意とするものだという人の心理もあるのだが。


ちなみに、得意とする術=法陣も呪文の詠唱もなしに術を発動できる、というわけではない。無詠唱、無法陣での術発動というのは、少々違った手順を踏まなければ体得できないものなのである。


「行け!」


「ち! あんたには恩があるけど、しょうがない!」


杖の先端を向けたまま、あたりを漂う火球に命令するようにジムは言うと、火球はその命に従い、いっせいにトレイドに襲いかかる。十を超える火球に動じることなく、トレイドは剣を握る右手を閃かせーーすべての火球を”叩き切った”。


「な……」


「おいおい、嘘だろ……」


その出来事に、思わず絶句するジム。続いてアニュレイトも、信じられないものを見たとでも言わんばかりの表情で呟いた。それもそのはず、彼が放った火球は、純粋に炎のみで構成されたため、剣で切ることなどできるはずがない。不可能なのだ


なのに彼は、不可能を可能にして見せた。それは、つまりーー


「こいつ、まさか……」


「へ、悪いな。”知識”持ちがおたくらだけだと思うなよ」


誰かの呟きに続き、トレイドはくるんと目の前で剣を回してからそう言い、ジャキンと剣を構える。面の奥からでも何故か彼が瞳を細めたのが伝わってきた。




ーー知識。それは、コベラ式における五属性の変換方法のことを指している。本来六つの角を持つ魔法陣に描かれているその方法を覚えることを、知識を持つというのである。この変換方法を覚えれば、法陣も詠唱も当然不要として、魔法の行使が可能となるのだ。


しかし、当然ながらその変換方法は莫大な量の知識が必要となり、人が覚えることなど、出来るわけがなかった。


だが、それを彼らは特別な方法で覚えることに成功する。その方法が、精霊使いが必ず持つ杖ーー”証”であった。


この証に知識を宿らせることによって、証に触れた魔力、証に触れた五属性など、制約はあるものの、知識の能力を発揮することが出来るのである。


ーーまた、証に知識を宿らせる、というこの方法は意外な副産物を生み出した。


本来、属性変化術で五属性を生み出す際、魔力を五属性に変化させている。だが、証に知識が宿っているのならば、制約はあるもののその変換の”逆”が可能となるのだ。


つまり、五属性を”魔力に変換”させる、ということが。


トレイドが炎を叩き切って見せたのも、この力によるものである。


「……知識持ちの精霊使い……だが、君は……?」


唖然とした中、ジムは掠れた声音でそう問いかけるが、相手は微動だにしない。顔は面に覆われていてよくわからないまでも、声の質や体つきから十代後半から二十代前半ぐらいだろう。ジムは目を見開いて思考をまとめ始めた。


自分は知っているはずなのだ。なぜなら、この世界の精霊使いは皆、フェルアント学園に入学ーー本部に”登録”されるはず。そして入学したのならば、この青年の年代ならば自分は知っているはず。だが、彼の記憶の中に、目の前の青年と一致するかつての生徒は一人も思い浮かばない。


ちらり、と救いを求めるかのようにアニュレイトに視線を送るが、彼も驚愕の表情を張り付かせたまま。あの様子では、おそらく青年のことを知らないのだろう。


そして、もう一つ。この青年の使う文字は、フェルアントの同盟した世界では扱われていない、未知の言葉であった。つまり、この青年はーー


フェルアント本部も把握していない、”未登録の精霊使い”、ということだろうか。


後で本部に掛け合えば判明することだが、現時点ではそうだとしか推測できない。そこまで瞬時に頭を働かせ、ジムはくっと表情を歪めた。


だが同時に、あり得ない、と叫びたくもなる。何せこの青年はたった一人、おそらく独学でコベラ式について学び、そして”知識”までも得たのだから。それがどれだけあり得ないほどなのか、知識を持つジムは身をもって知っている。


「君は、一体……? 一体、何者、何だ?」


「………」


唖然を通り越し、呆然とするジムのささやきに、青年から微かに笑みを漏らす気配がした。そしてそれを裏付けるかのように、声に若干の笑みを纏わせて、


「俺は……ただの旅人、だよ!」


「っ!? やろっ……!」


自らを旅人と名乗る青年は、再び猛然と地を蹴って走り出す。その、あまりにも突然の動きに、驚愕にうちひしがれていたアニュレイトは目を覚ますーーが、間に合わない。彼に出来たのは、巨大なハンマー型の証を、目の前で立てることだけであった。


立てたハンマーで行った、即席の盾では、ジムが放った火球を瞬く間に切り伏せた彼の剣を止めることは出来ない。そんなことはわかっている。しかしーー


ーー一合だけでも、受け止めてやるよ!!


気概に満ちた瞳は爛々と輝き、青年トレイドの右手が動く。瞬間、勘に従ってハンマーの柄をわずかに動かし、突き出された一突きの軌道を微かに変え、後ろに流す。


「くっおぉ……!」


流しきれずに二の腕を切り裂かれたが、かまわない。なぜなら、すぐに”仇”をとってくれる人物が横から助太刀してきたのだから。


「………っ!!」


「……ち」


文字通り、アニュレイトの右手側から横やりが突き出され、その槍撃にトレイドは舌打ちを放って後退。だが、下がった彼の後を追うように、”彼女”は槍を構えたまま飛び出した。


「お」


「ハァ……っ!」


その動きに、面の奥で瞳を見開くトレイド。しかし、彼女は、シュリアはかまわない。青くウェーブのかかった髪を振り乱しながら、突撃、風を纏った槍の追撃をたたき込む。


「……なんだ、あんたは知識がないみたいだな」


「くっ……」


仕方なくアニュレイトから距離をとりつつ、シュリアの追撃をかわしながら、トレイドは彼女の槍の穂先に浮かぶ、緑色の法陣を見やり、ぼそりと呟く。あっさりと事実を看破されたことに歯がみしつつも、シュリアは引き戻した槍を再度突き出した。


「だが、まぁ……」


と、トレイドの呟き。突き出された穂先を剣で弾こうとするが、渦巻く風に阻まれ狙いをそらすのが精一杯である。無論、知識を使って風を叩き切ろうと思うのだが、どうやらシュリアが得意とするのは風属性のようだ。これを見て、シュリアはカッと目を見開き、槍を握る手に力を込めた。


対するトレイドは、一番が土、次点に火が続き、風は四つ目に当たった。これでは、いくら相手が知識を持たないといえども、同属性による魔力変換はやや分が悪い。


そして、武術の腕も多少はあるようで、次々と繰り出される槍の連撃に、トレイドは無言で弾きかえす。だが風を巻いたそれらはかなり重いのか、そらしきれなかったいくつかの穂先が彼の体をかすめていく。


風が黒衣を引きちぎり、穂先が体をかすめ、かすり傷からわずかな血が流れ出る。その光景を見やり、シュリアは、そして教師達も行ける、と思ったのだろう。ここで一気に攻勢に出た。


「うおぉぉぉぉぉっ!!」


二人のやりとりを見やっていたアニュレイトは、今が機だとばかりにハンマーを持ち上げ、そして一気に地面に叩き付けた。あたりに轟音と衝撃が響き、知識を使い土の床に干渉させ、動かし構成する。最初に行ったときのように、円錐型の土柱を今度は複数構成させ、その先端をすべてトレイドに向ける。


「いっけぇぇ!!」


叫び、その土柱すべてがトレイドに向かって放たれた。まっすぐトレイドに向かってくるそれらを、彼は一瞥してちっと舌打ちを放った。すると、シュリアの風巻く槍に対処しつつぼそりと一言呟きーー間近にいたシュリアは、それが呪文の詠唱だと気づく。


「っ!? まずい、だめだっ!!」


「何!?」


「……遅いぜ」


彼女の叫びに何事だとあたりが呆然とする。が、トレイドは小さくそれだけを口にし、次の瞬間彼の足下に茶色の法陣が展開された。


アニュレイトと同様に足下の土床に干渉し、一瞬で大きめの土壁を作り上げた。その土壁は、まるでアニュレイトからシュリアとトレイドを隠すように張られ、直後土柱が土壁に衝突。すべての土柱を防がれたが、土壁もそれによって崩壊する。


ーーだが、土壁が崩壊するほんのわずかな時間に、トレイドは行動を起こす。目の前のシュリアが突き出した風を巻く槍に対し、不可解な動作を行ったのだ。


それは円。彼は、突き出された槍に対し、剣を目の前で緩やかに回転させ、その回転運動に巻き込んだのだ。槍の柄と穂の接合部分に、横方向から回転する剣が当てられ、衝撃らしい衝撃や、抵抗らしい抵抗を全く感じずに、すとんと彼の足下を穿った。


「何っ!?」


巻かされた風が地面の土を大きくえぐるが、しかし突き出された槍は完璧に流され、さらに地面に突き刺さったそれの上から、トレイドの剣が押さえ込む形で止められていた。


ーーさっきのは、何なんだ!?


「さっきの続きだが……」


「っ!?」


唐突に口を開くトレイド。そんな彼を、シュリアは信じられないものを見た表情で見やり、そして彼は答えた。


「武術の腕は、それなりにあるみたいだな。……だが、まだまだだな」


「っ………!」


そう断言され、シュリアは悔しさがわき起こってくる。ーーしかし、この状況では認めるしかなかった。彼女の槍を上から押さえ込んでいるトレイドは、にやりと面の奥で笑みを浮かべると、押さえ込んだまま柄の上を滑らせて、長剣の切っ先を地面に触れさせる。


知識を使い、彼女の足下の土を勢いよく盛り上げて土柱を構成させ、バランスを崩させた。いきなり足場を盛り上げられたことに驚き、彼女はその場でたたらを踏みつつも、土柱の上で何とか姿勢を取り戻した。


「っ………!!? っと、あ、危なーー」


「シュリアッ!!」


「っ!?」


土柱の上で一息つく間もなく叫ばれる名前。それに彼女は何事だとばかりに、名を呼ぶジムの指さす方向を見て、大きく目を見開いた。


「あんたは……ここで終われ」


盛り上がった土柱の真ん中あたりーーといっても、土柱の高さは一メートル半程度なので、それほど高い位置ではないが、そのあたりにトレイドはいた。つまり、子供の身長にも満たないほどの高さを彼は登り、驚くべきことにその場所で”停止”していたのだ。


停止ーー上ることもなく、落ちることもなく、その場所で止まりながら彼はそう呟き、ある構えをとっていた。


その構えは、左半身で腰を沈め、左手をまっすぐ伸ばしシュリアに向け、右腕を引き絞りながら剣先も彼女に向けていた。端から見れば、弓矢の構えに近いか。そして、その剣先からは魔力の輝きに覆われ、やがてそれはトレイドの全身を包むかのように広がっていく。


剣の切っ先を中心とした円錐型、彼はそれを”魔力”で構成していたのである。


ーー純粋魔力攻撃。物理破壊力で言えば、属性変化で生み出したものを凌ぐと言われる攻撃法。彼はそれを行おうとしていたのだ。


当然、それにシュリアは驚き硬直する。そしてそれは、周囲の教師陣も同様だった。


「……ジャベリング・アロー」


ーー槍投げの矢。そう名付けられたこの技は、確かにそう言えるだけのものはあった。


打ち出すときの構えは、弓矢のものと似通っている上、剣先から広がる魔力はまるで突撃槍のようである。突撃槍を、矢として打ち出すことから命名したのだろうか。


だがそんなこと、技を放つトレイド本人からしてみれば”どうでも良いことである”。


彼はそのまま、体の背後から推進剤のごとく魔力を噴出させ、一気に爆発的な加速を生み、狙いを定めたシュリアへと打ち放つ。至近距離で放たれる、円錐型に纏った突撃に対し、シュリアが行えることは何もなかった。


まるで、この先を見たくないとばかりに、彼女は見開いていた瞳を閉ざし、衝撃に備える。ーーしかし、彼女が瞳を閉じるその一瞬前に、何かがトレイドとの間に割り込み、彼の一撃をはじき飛ばした。


ガキィィン、という音が周囲に甲高く響き、トレイドの体が宙に放り出される。だが彼は、持ち前の身体能力を生かして空中でくるりと回転、スタッと猫のような身のこなしで地面に着地する。


ばっと顔を上げる彼だが、その表情は面に隠れてよくわからないまでも、気配で驚いているのが伝わってきた。そして驚いているのは、シュリアや、教師達も同様だった。


ジムは、トレイドとシュリアの間に割り込んできた人物を見て、掠れた声音で呟く。


「あなた、は……」


「………」


助けられた本人であるシュリアも、その背中を目にして絶句していた。なぜならその背中は、彼女が恋い焦がれた人とよく似ていたのだから。ーーさすがは、”親子”だなと、妙に納得してしまった。


「桐生……アキラ、支部長……?」


彼女は、呆然と目の前にいる男性にそう尋ね、彼はーーアキラは、振り向かないまま頷いた。その手に握った刀を、鞘に収めつつ、


「ふむ、少々荷が重そうなのでね、手を貸すよ。……フェルアント学園の先生方、お下がりください」


そう言って、器用に片足だけで土柱に乗った(土柱の面積の大半をシュリアが占拠しているため)彼は、軽やかな動作で地面に降り立つと、じっとトレイドに視線を向ける。


その瞳は雄弁に語るーー私が相手だ、と。


身を切るような鋭いまなざしを受け、トレイドは面の奥でへっと唇をつり上げた。


「……今日は相手になるやつが多いな。少し、わくわくしてきたよ」


「そうか、それは何よりだ」


彼の軽口に、アキラは微かに苦笑を浮かべて肩をすくめる。右足を前に出し、片手を柄にやり居合いの構えをとると、重心を低く保つ。そのきれいな姿勢に、トレイドは感服すると同時に戦慄にもにたものを感じ取っていた。


「………」


流石に相手の強さを肌で感じ取ったのか、軽口をたたく余裕も消え失せたかのように右手で剣を構える。剣先は下を向く下段の構え、つまり防御に適した構えをとっていた。それを見て、アキラは再度苦笑を浮かべる。どうもこちらの居合い斬りに対し、受けの体勢で迎え撃つようだ。


構えをとった両者の間には、ぴりぴりと肌で感じ取れるほどの威圧感が漂っている。そんな二人を見て、教師達は互いに顔を見合わせつつずるずると後退を始めた。


それに併せてシュリアも距離をとる中、ふと視界にマモルやレナ、アイギットといった生徒会のメンバーがいつの間にか集合していることに気づく。彼らの傍らに気を失ったままのタクトがいることを見て、ほっとため息をついた。


彼らもまた、アキラと黒衣の男との間に走る一触即発の状態に気圧されたのか、ただじっと両者を見やることしか出来ずにいた。


「……君は、今年でいくつになるのかな?」


「……はぁ?」


唐突に語りかけられる、アキラから男への言葉。その意味をはかり損ね、トレイドは眉根を寄せながら首をかしげた。しかし、アキラはかまわずに続ける。


「私は今年で42になる。……この年になると、少々体にガタが来始めてね。全力を出すと、少々間接に痛みが走るのだよ」


「……家で休んでろ、おっさん」


口調こそあきれた様子だが、表情は真剣なままトレイドは語る。だが、その表情は面によって遮られ、周りからは余裕がある、という風に見られていることを彼は知らない。


瞳を細め、彼は重心をぐっと前に出す。ーーここから不意を突いての、突き上げ気味の”矢”で行けるか……!


「やめとくと良いよ」


「っ!!?」


頭によぎった思考を読まれたかのような、どんぴしゃりのタイミングでアキラは言い、それにトレイドは戦慄する。


ーーこいつ、一体……!?


会ったときと言い、この壮年からは何か得体の知れない雰囲気が漂っていることには気づいていて、元からこの人には警戒心を抱いていたが、今ので警戒度が急上昇した。面の奥で瞳を細め、神経を集中させーー”血筋”の力を解放する。


「では、こちらから行かせてもらおう」


アキラは、自分がとてつもないほど警戒されていることに気づいていないのか、ゆらりとした動作で刀の柄に手を添える。


次の瞬間ーートレイドの脳裏に浮かび上がった虚像が、こちらに突っ込みながら居合い斬りを放ちーーその虚像の動きを追うかのように”実像”の体が動く。


ーーアキラの体が!


ガキィン、という金属音が大きく響き渡り、剣先を跳ね上げたトレイドの長剣は、アキラの神速の居合い斬りを、ぎりぎりのところで受け止めた。


ーーやがて良き友となる二人の関係は、ここから始まるのだが。そんなこと、二人には知るよしもなかった。

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