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精霊の担い手  作者: 天剣
2年時
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第27話 剣の章 風の邂逅

――気づかれたな……――


目の前で驚いたような表情をする少女を見ながら、中年の男――ログサは頷いた。場所は町中の、中心街から遠く離れた閑散とした所だ。ここなら、中心街にいるエンプリッターもやってくるのに時間が掛かるだろう。


「ご、ごめんなさい、ログサ……」


「ま、やらかしたもんはしょうがねぇ。エイリ、お前はいつでも逃げられるように準備しとけよ」


目の前にいた少女――ログサと行動を共にしてまだ数日しか経っていない、彼に拾われたエイリは、両手を前に突き出した状態のまま、申し訳なさそうに頭を下げた。


ここ数日間で身なりを整えたため、出会った当初のボロボロ感はない。しかしこれまで満足に食事が取れなかったためか、体全体は細いままだ。もっとも、拾われてからは腹一杯になるまで食べている――食べさせられている。


そんな彼女に、自衛の手段として魔法を教えている所であった。たった数日間、魔法の魔の字も知らない少女に教え込んでも、自衛にさえならないとわかってはいるのだが、それでもやらないよりは良いだろう。そんな気持ちで教えていたのだ。


だが、筋が良い。飲み込みも早い。何せ、”魔力の隠蔽空間で、隠蔽空間を壊さずに”魔法の鍛錬に励んでいたのだから。それは例えるならば、泳ぎの知らない子供に、重りをつけて泳がせるような物だ。


そんなやりづらい状況下で、彼女はこれまで一度も失敗をしてこなかった。今日のこれが、エイリの”初の”失敗である。


「むしろすげぇよ。お前さんは、鍛えていけば一流になれる」


俯き、申し訳なさそうに目に涙を溜めている彼女の頭をぽんと撫でてやり、ログサは立ち上がる。


「一回の失敗をそんなに悔やむな。むしろ、将来有望な子の尻ぬぐいが出来て、おじさん嬉しいぜ」


「………」


中々に嬉しい言葉である。――その言葉をかける相手が、幼い少女でなければもっと良かっただろう。ログサの相方であるゴンは、彼の肩に乗りながらそんなことを思ったりした。


「――旦那、それじゃ俺等は……」


「あぁ、エイリのサポートを頼むぞ、ヒュテリー。何かあればすぐに知らせろ」


エイリの肩に乗った精霊――エイリの精霊であるヒュテリーがログサ達に声をかける。頷き、踵を返す彼女の肩に乗るのは、羽の生えたトカゲ――つまりドラゴンであった。彼女と契約を交わしたのは、望んでいたかわいい系の精霊ではなく、格好いい系の精霊であったのである。


ちなみにヒュテリ―もゴンも、首から魔法石で作られたネックレスをぶら下げていた。この魔法石の魔力により精霊達は長時間の実体化が行えるようになり、エイリのサポートを手伝ってもらっていたのだ。最も、大半は精霊達に任せていたが。


「魔力の隠蔽空間も良い感じで壊れたな。とっとと動くとしようぜ」


それはともかく、なるべく早くこの場から離れることにしよう。――足の速い連中が一人と、二人、そして六人――三つのグループが近づきつつあった。特にこの一人の方。こちらは、あまりよろしくない相手のような気がしてならない。


(エイリを連れてどこまで逃げられるか……だな……)


――傷の治りが遅い――ログサはそう愚痴りながら、展開した法陣から証――剣腹がない、刃だけで構成した枠のような長剣を取り出し、腰に吊す。――これでいつでも抜けるし、何かあれば抜くという意思表示にもなる。準備を整え、先に歩いていたエイリの背中を追い始めた。




「――この先で間違いないのだな!?」


「あぁ、ここから魔力を感じたのは間違いない。おそらく、数日前に大規模な魔術を使った

奴らだ!」


街を駆けるのは、ここ最近ですっかり有名になった謎の文様が描かれたコートを着る者達。その文様を、見る物が見れば一瞬でわかるだろう。簡素な冠の下に五色の円が描かれたその絵。五色の円――赤、青、黄、緑、茶はそれぞれ精霊を表し、その上にある冠は王を表す。


王の下に精霊――それは、精霊よりも王が、“人”が上だと言うことを表した絵柄であった。これこそがエンプリッターのエンブレムであり、何よりも彼らの思想の傲慢さを表していた。


しかしそれを指摘する物はいない。当然とも言える。彼ら全員、それが正しいと思っている――そんな者達がエンプリッターに所属しているのだから。


突如発生した魔力を感知した彼ら六人は、瞬く間に街を駆け抜ける。人をかき分け、時には突き飛ばして道を作り、背後から駆けられる罵声を無視してひたすら走る。


ここはエンプリッターの拠点の一つである。だがほんの二、三日前に自分たちのテリトリーで大規模な魔力の反応が起こったのだ。さらにその数秒後、その地点から突如眩い光を放ち、二本の尻尾を持つ、狼によく似た巨大な何かが宙を飛び去った。――そんな目撃情報もあった。


巨大な狼――二尾の狐の目撃証言は、その直前にあった光のせいか驚くほど少なく、次第に次の日には幻覚を見たんじゃないかということになって片付けられていた。どうも二尾の狐――いや精霊は、驚くほどの速さで駆け抜けていったらしい。


そのおかげで秘密は守られたが――エンプリッターは大慌てとなった。こんな近くで魔力を感じ、精霊が現れた――つまり精霊使いがすぐそこまで来ていたと言うこと。そしてもう一つは、二尾の狐と契約を交わした者を、よく知っていたからである。


ログサ・マイスワール。――裏切り者にして、マスターリットの本当のリーダー。ある日、現リーダーであるアンネルに後を託して消息を絶った男。その彼が、近くまで来ていたかも知れないのだ。


当然、エンプリッターでは蜂の巣をつついたような騒ぎとなり、最近見回りを強化していたのだ。今まで尻尾を掴むことが出来なかったが、ようやくその手がかりが見つかりそうなのだ。


故にエンプリッターである彼らは走る。その男が、本当にログサであるかどうかを確かめるために。もし本当にログサであれば、たった六人では何も出来ずに終わる。だが一人でも生き残り、情報を持ち帰ればそれで良い。


もし奴であれば、この街から素早く逃げる。そのために、街の中心街――人目に付きやすい場所に拠点を置いたのだ。ここならば、奴ら強硬手段には出られない。


いつでも逃げる準備は整っている。――後は、本人かどうかを確かめるだけ。自分達に課せられた役目を理解しながら、六人は人をかき分けながら目的地を目指し、その場所は、もうすぐそこまで来ていた。


「――探知ではこのあたりのはず……」


たどり着いた六人はあたりをキョロキョロと見渡す。周囲に人影はないことを確かめた彼らは、人目も憚らず法陣を展開させ、魔力を巡らせて――


――風が吹いた。頬を撫でる穏やかな風。彼らはそれにさえ過剰に反応した。こちらが追っている人物は、”風刃”と呼ばれていた男であり、風属性を最も得意とする精霊使いだ。一見変哲もないこの風でも、彼らにとっては危険な物に見えて仕方がない。特にこの緊張下では。


「――――……?」


張り詰めた空気の中、用心深く周囲を観察する彼ら。そのうちの一人が、何かに気づいたように顔を上に上げて――目に入ったのは、黒い何かだった。


「っ!?」


「遅い」


太陽を背に、つまり逆光によって姿を見せなくさせながら建物の上から降ってきたその人物は、上を見たエンプリッターの一人を瞬く間に制圧。頭上からの一撃に昏倒させ、着地と同時に、驚いた表情で固まるもう一人に回し蹴りを叩き込む。


こめかみを強打した彼も、一瞬で気を失い、そこで我に返ったエンプリッターの彼らは慌てて法陣を展開させながら呪文を唱えようとして。


「だから遅いって」


一瞬で懐に入った謎の襲撃者によって、たった一言の呪文も唱える暇もなく腹部に拳打を打ち込まれ無力化させられる。この間、わずか三秒。一人一秒で倒した計算になる。


残り三人。しかしその三人は、もう法陣の展開と、呪文の詠唱も終えていた。直後、炎、雷、風が吹き荒れる。――いくら周囲に人が居ないからとはいえ、どうどうと魔法を使うのは止めていただきたいが。ふぅっとため息をつく”黒髪の男”は自らに迫り来る凶弾に対し、前に出た。


迫り来る属性攻撃に対し、彼はいきなりスライディングして属性攻撃の真下を通ってやり過ごし、一気に術者へと肉薄する。


「な、なぁっ!?」


「馬鹿な……!?」


驚愕に固まる二人に対し、黒髪の彼――桐生セイヤは魔力を込めた右足でぐっと踏み込み、瞬歩を発動させる。瞬く間に距離を埋めた彼は、瞬歩の勢いを乗せた拳で一人、続くもう一人は、腕を振り切った勢いを利用して半回転。左足で回し蹴りを叩き込み無力化させる。


「最後――」


「はあぁぁっ!」


最後の一人となった彼は、法陣から二本の剣、証を取り出すなり叫び声を上げながらセイヤに向かって斬り掛かってくる。


「――ごめんな、爺さん」


それを見たセイヤは、懐からある物を取り出し、それを相手の顔面目掛けて投げつけた。取り出したある物――それは早朝に聞き込みを行った老人から頂いた物だった。その老人の、人の良さそうな表情を思い出しながら投げつけたそれは、見事相手の眉間に衝突する。


「うっ! ぐふっ!?」


眉間に当たり、痛みに呻くその隙を狙って相手の腕を拘束し、そのまま流れるような動作で一本背負い。地面で背中を打った彼は息を吐き出し意識を失った。


「……ふぅ、こんなもんか」


奇襲と速攻により、エンプリッター六人を瞬く間に無力化したセイヤはため息をつきつつ、背負い投げを食らわした相手の腕を離した。全員気を失っていることを確認して当たりに気を配りながらポータルを取り出す。


「……どうだアンネル? 見つかった?」


『…………』


「……アンネル? どうした?」


通信相手であるアンネルからの返答はない。不審に思ったセイヤはポータルに向かって呼びかける。


エンプリッターに奇襲をかけることが出来たのは、彼の”風読み”のおかげであった。向こうもこちらと同じ目的ならば、競争相手を減らすために叩いておくのも良いだろう――そう提案し、実行に移したのだ。


風を呼んで気配を読み、相手の正確な位置を探る風属性の魔術。――トレイドがいればそんなことせずとも確かめられたのだろうがそれはいい。ともかく、奇襲の指示と手助けをしたリーダーの反応がないことに嫌な予感を覚え、セイヤは来た道を戻ろうとする。


――だが。


(――セイヤッ!)


「っ!?」


突然相方からの警告の声が響き、慌ててその場で踏みとどまった。セイヤの相方であるペガサスの精霊であり、ペガもまた、風属性の扱いを得意としている。だからこそ、感じ取れたのだろう。


踏みとどまらなければ、おそらく突如飛んできた空気弾に吹き飛ばされたところだっただろう。


「今のは……」


周囲の空気を固めて撃ち出す、風属性の初歩的な技術を使った攻撃――しかし、初歩的だからこそ、相手の技量がわかる。セイヤがかわした空気弾は、その近くにあった建物にぶつかり、ぶつかった箇所にひび割れを発生させた。


ただの”空気の固まりが”である。一体どれほどの空気を固めたのか。そして、その相手は周囲を警戒していたセイヤに悟られないようにこれを飛ばしてきたのだ。よほどの手練れとみて良いだろう。


「――ほう、良い反応するじゃねぇか」


空気弾を飛ばした方角――そこに、一人の男が立っていた。見た目三十代と言った所だろうか、まるで遭難に遭ったかのようなぼろぼろの身なりをした男の手には、剣腹がない、刃のところのみで構成された剣が握られていた。


まるで枠で剣を造った、およそ頑丈そうには見えないそれに、セイヤは警戒心を高める。法陣から証を引き抜き、片手でだらりと下げながら男を睨み付ける。


「………」


「そう睨むなって。ちぃっとばかり気になったんだよ、若手の実力」


「っ! あんた……いや、貴方は……」


「おっと」


男の言葉に、セイヤはふとある人物が脳裏に浮かび上がった。その名を呼ぼうとして、しかし男はにやりと口元をつり上がらせると、瞬く間に突っ込んできた。


「っ!? な、何をっ!?」


いきなりすぎる展開とその速度に、セイヤは驚きながら剣を振り上げ、男の枠剣と切り結ぶ。――もしセイヤが考えたとおりの人物であれば、ここで戦闘をする意味などないはず。もしや別人……? その考えを打ち消すかのように、男は言う。


「――“後輩”を虐めるのは”先輩”の特権、てなぁ?」


「――なるほど」


ニヤリと笑みを浮かべる男に、セイヤも笑みを返す。そういうことならばと、普段なら応じるのもやぶさかではないが――今回は、場所が場所である。自重していただきたい。


「――今はご勘弁を。後々、その手合いをする暇も出来ましょう。――ログサ・マイスワール殿?」


「――っ」


恭しく頭を下げたセイヤに、ログサは懐かしいとも感慨深いとも取れる、穏やかで複雑な表情を浮かべていた。その表情に気づき、首を傾げる彼にログサは慌てて首を振って、


「いや、ちょっと桐生の小倅がこんなに立派になっちまって……おじさんちょっと感動」


「………」


潤んだ瞳を隠すかのように目元を隠し、震える声を出すログサ。しかしセイヤは騙されない。ジトッとした視線を向けながら、ため息をつきつつ告げる。


「……もうちょっとうまく泣いて下さい」


「お前……お前なぁ……」


「手元に水源(青い法陣)見えてますよ」


「ち、可愛くねぇの」


涙声を出すログサに、容赦なく突っ込むセイヤ。可愛くない後輩を、リーダーは鼻を鳴らして周囲を見渡した。


「……どうやらこいつらと”お前等”以外にはいないようだな」


「そうみたいですね。……ではログサさん」


「ログサでいい。あと敬語もいらん。どうせお前等俺の迎えだろ?」


敬語で語りかけるセイヤに嫌な顔をして首を振り、何のために来たのかを先回りして告げるログサ。その勘の良さに、目を瞬いた後笑みを浮かべた。――伊達に”最強”の名を持つ集団の長を務めてはいないようだ。


「あぁ、その通り。というわけで、アンネルとトレイドと合流したら、早く戻ろう」


「その前に、いくつからやらなきゃいけないことがあるな」


順応早いな、と感心しながら、ログサは後ろを振り返って声を上げた。


「おい、出てこいエイリ。こいつは敵じゃない」


――エイリ? 首を傾げるセイヤをそのままに、声を上げたログサはその場に留まって数秒待つ。すると、おずおずとボサボサでやせ細った少女が物陰からひょこりと顔を覗かせる。身なりからしておそらく現地の少女だが、彼女が放つ気配は自分たちと同質の物に思える。つまり彼女は――


「まさか……」


「あぁ。この地で契約を交わした精霊使いだ。……偶然見つけてな、今まで保護していた」


「なるほど……まぁ、その辺も何とかするか」


アンネルは微妙な表情をするだろうが、と内心で付け加える。――幼い子供の相手を苦手にしているのだ、彼は。だが事情が事情だ、我慢してもらおう。


「あと最近のフェルアントの動きについても教えてもらおうか。……風の噂じゃ、何やらゴタゴタと大変そうだしなぁ?」


「……大変なことになりそうだから、あんたを探していたんだよ」


そう言いながら、こちらに近づいてくる気配を感じ取り、視線をそちら――ログサが保護したという、エイリとは違う方向に向ける。そこから現れたのは、緑と黒の二色の髪――アンネルとトレイドだ。どうやら二人は合流したらしい。


「アンネル、なんでさっきは通信に出なかったんだよ」


「すまん、こちらも色々と立て込んでいてな。……お久しぶりです、師匠」


合流したアンネルに苦言を呈すと、彼は面目ないというように頭を下げた。その隣にいるトレイドが居心地悪そうにしているのを見ると、何かやらかしたらしい。それはともかく、アンネルが頭を下げたのはセイヤではなく、師匠――ログサの方であった。


「あぁ、久しぶりだ。色々と押しつけて悪かったな」


「いえ、大丈夫です」


バンバンとアンネルの肩を叩くログサは、嬉しそうに穏やかに微笑む。そして肩をすくめて、


「さて、積もる話もあるが、まずは移動するとしよう。そこで、色々と聞かせてもらうぞ」


「えぇ、それでは俺たちに着いてきて下さい。……こちらも、色々と聞きたいことがありますし」


「聞きたいことがあるのは俺もだ。留守の間に、何やら色々と起こったらしいしな。……それと、なんでエンプリッターの動きが活発になっているのか、とかな」


そう言ってアンネルの肩を叩き、先導を求むログサ。自分が先に歩かなければ彼らを先導できないと気づいたアンネルは、一つ頷いて踵を返す。気絶させられたエンプリッター達についてだが、悩んだものの結局そのまま放置することにした。こちらの目的であるログサとの合流をすでに果たしており、例え自分たちのことがエンプリッターの拠点に知られても、邪魔が入る前に撤退する腹づもりである。


「…………」


「…………」


「……お前等さっきらかにらみ合ってどうした?」


セイヤとログサが引き連れているであろう少女が、互いに牽制し合うかのようににらみ合っている。何をやったかは知らないが、あの少女について少し疑問に思ったことがあったため、アンネルは振り返る。


「あの子は、ここで拾った……?」


「あぁ、この世界出身の精霊使いだ」


「親はどうしたんですか?……もしかして、その……あまり疑いたくはないんですが、エンプリッターの罠、という可能性は?」


「……エイリを拾ったのは、奴隷商だ」


小声でぼそぼそとやりとりをかわし、ログサの言葉に頷いた。この世界には奴隷制度があり、それに巻きこまれた一人だろう。――精霊は愚か、魔法さえないこの世界に産み落とされた精霊使い――その苦難は、容易に想像できる。そして、親からも見放された、ということも。


「……わかりました」


少しの間を置いて、アンネルはそう答えた。セイヤが何かやったのか、何やらむくれている少女に対して困ったような苦笑を浮かべたトレイドが、エイリの頭を優しくなでている。その様子をぼんやりと見ながら、彼女も連れて帰るかと決意を固めた。

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