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精霊の担い手  作者: 天剣
2年時
197/261

第25話 動き始める世界~2~

「アルコ支部が襲撃されただと!?」


「は、はい! まだ確証はないのですが、すでに支部が陥落したとの報告も……!」


フェルアント本部の執務室で、報告を聞いた本部長であるミカリエは叫び声を上げた。報告にやってきた秘書の顔色が悪く、また恐怖に引きつっていたため、悪い報告だと悟ってはいたのだが。


その報告は、予想以上に”早い”ものだった。


(もうすでに支部一つ落とすほどの戦力を整えていたのか……! いや、それよりも連中の行動が早すぎる……!)


――各支部に、エンプリッターからの襲撃に備えるように通達を出してそれほど時間が経っていない。確かに他世界では、支部が戦力を増やすのにいい顔をしないことがあるのは承知している。もし支部で増強が難しいようであれば、ミカリエ本人が出向いて説得にあたるつもりだったのだが。


まさか、それを行うよりも先に落とされてしまったとは。頭に手をやり苦々しい表情を浮かべた彼は、


「支部とアルコの現状を最優先で確認、一体何が起こったのかを徹底的に調べ上げろ! それから他の支部にもこのことを連絡し、戦力増強を急がせるんだ! それが難しいようならば直接私のところに持って来い!」


「はい!」


秘書は力強く頷き、小走りで去って行く。その後ろ姿を見送り、はぁと深くため息をついた。そんな彼に、傍らで控えていた厳つい表情をしているクーが声をかけてきた。


「――そうやって気を抜いた姿をあまり下の者に見せるなよ」


「わかってはいる。……だが、適度に気を抜かねば禿げてしまう」


頭を押さえつけるミカリエ。だが、そんな彼にクーはやれやれとため息をついて、


「本部長殿は最近太り気味のご様子。ちょうど良いダイエットになるのでは?」


「失敬な! 大体その程度では大した減量にはならん!」


ガァー!と吠えてくるミカリエに苦笑を浮かべ、それが伝染するかのように彼も笑みが浮かび上がってくる。弱々しい笑みだが、それでも眉間に皺を寄せたままよりは遙かに良いだろう。


「冗談だ。……しかし予想外だったな。まさか奴らが、こんなにも早く攻めてくるとは……」


「……あぁ。どうやら連中、私たちが思っていた以上に入念に、そして昔から準備を行っていたらしいな……」


ふぅ、とため息をついて先程秘書から手渡された資料に目を通す。だが、そこに書かれていたのは、先程秘書が説明してくれた事が長々と綴られていただけである。それを除けば、本部が攻め込まれないように措置をしたことぐらいだ。


秘書が端的にまとめてくれた――と言えば聞こえが良いが、反対に言えば現時点ではそれぐらいしか情報が集まっていないということでもある。


「……アルコ支部と言えば、中堅以上の精霊使いが固まっている地域だ。ここ最近は新人も入っておらず、数も少ない……」


「以前、任務でアルコに赴いた事があったが、アルコ代表は支部が今以上に戦力を増やす事を快く思ってはいなかった」


「というよりも、フェルアントを快く思ってはいないのだろう。まぁ自分の敷地に他人が、しかも武装して居着くのは誰もよく思わんからな……」


そのような背景があったからこそエンプリッターに狙われたのだろう。ただ単純に“落としやすそうだった”から。しかしそうなると、連中のある程度の行動予測は付いてくる。支部を一つ落としたと言うことは、今度はそこが拠点となると言うこと。つまり今後は、アルコ支部に戦力が集まってくる。


さらに各支部には、”本部直結の転移術が刻まれたポータル”が常備されている。つまり支部に言えるエンプリッターは、直接本部に乗り込んで来られると言うことだ。最もそちらは、報告書にあった”措置”により封印され乗り込んでくる――つまり強襲されるということはない。


それはこちら側にも言えることだが――しかし今は良い。今は状況を知ることの方が大事である。


「……しかし数は少ないとはいえ、中堅以上が固まった支部を落とせる物なのか? しかも短時間でだ」


ミカリエは疑問を口にする。通信魔法を使えば、アルコが襲撃にあっているのを伝えることが出来たはず。だがその報告はなく、代わりに”落とされた後”に報告が来たのだ。


学園でも通信魔法を阻害されたという報告があった。それと同じ物を使われたか、もしくは、”通信する間もなく落とされた”かのどちらか。本来であれば前者だが――


ミカリエの疑問に、クーは難しい表情を浮かべて、


「支部に気取られずに奇襲をかける時点で、おそらく少数精鋭。学園で使われた、あの”異形”がいれば、可能性はあるかと」


「お前もそう思うか……」


視線を落としつつ、ミカリエはずり落ちてきた眼鏡を押し上げる。――もしかしたら、前者と後者の両方だったのかも知れない。ふとそんな考えが浮かび上がり、彼は困ったような苦笑を浮かべる。


「……よく学園は落とされなかったものだな」


「確かに。だがあのときは、あの男がいたからな。当時の状況を見るに、彼がいなければ学園も落とされていたかもしれんな……」


――当然、桐生支部長の甥も含まれるが。それでもあの男――トレイドがいなければ、学園は落とされていたという見方は変わらない。


クーの見解になるほどと相づちを打ちつつ、ふと思ったことを口にした。


「トレイドと言えば、今度はちゃんと報告があったぞ。現地入りを無事果たしたそうだ」


「ほう、もうか。まぁあれだけのポータルを持っていれば、転移術の扱いにもそれなりに長けていそうだとは思ったが、読みがあったな」


「あぁ。……クー、お前も本当は行きたかったのだろう?」


ちらり、と彼の表情を見やると、厳つい表情を僅かに緩め、視線を窓へと向けた。窓の向こう側を遠く見やり、


「……あぁ。だが、後輩が志願したからな」


――ならば行かせてやるべきだろう。そう一人呟く彼は、どこか寂しそうであった。


マスターリットリーダー、ログサ・マイスワール。かつての改革を、当時のフェルアント――つまり現エンプリッター――側の立場で戦ったマスターリット。当時25歳ですでに“風刃”の二つ名を持つ有名な精霊使いであり、マスターリットでも一、二を争う使い手だった。


最終的に彼はレジスタンス――現フェルアント――側に助力したのだ。いや、最終的にレジスタンスについたのは彼だけではない。マスターリット全員が、レジスタンス側に協力してくれたのである。


――その後に起きた”事件”によりマスターリットは彼を除いて全滅してしまうものの、改革を終えた後も彼はこちら側に尽力してくれた。その時に新人であったアンネルとクーの二人をマスターリットとして鍛えていったのだ。もっともクーの方は後から入ってきたため、彼から教わった期間は短かったが。


それでも二人にとって、ログサは師と言える存在であった。彼を発見し、フェルアントに連れ帰ってきてくれ、というミカリエの依頼を、彼らは二つ返事で引き受けたのだ。


だが状況を鑑みて、本来は残す予定だったトレイドを連れて行った方が良いと言うことになり、二人の内どちらかが残ってもらうことになり、クーが名乗りを上げたのだ。またそれだけでなく、話を聞いていたセイヤが珍しく興味を持ち、自分から連れてってくれと頼んできたということもある。


そのような経緯があり、メンバーを多少入れ替え、あの三人に任せることとなったのだ。クーも納得しているらしい。――だが、それでも心残りがないと言えば嘘になってしまうが。


「……私にも、やらねばならぬ事があるさ」


そう言って、遠くを見据えていた瞳を、執務机に座るミカリエに移した。その真剣な眼差しに彼は頷いて、


「わかっている。……クー、お前は支部が置かれている各世界に赴き、支部の現状の調査、およびエンプリッターの捜索をしてくれ。もしエンプリッターの姿を見つけたときは、支部に匿名で連絡を入れると良い」


「連中を私一人で打ち倒した方が早いのでは?」


「……まぁ、お前達ならやってしまいかねないな……」


ミカリエの”命令”に、クーは頷きつつも口を挟む。その物騒な言葉に苦笑しつつ、やりかねないと感じ取りながらもその問題点を指摘した。


「だが、連中の現在の数は不明だ。少数の場合は一人でも出来るだろうから構わないが、多数の場合、どうやって逮捕するつもりだ」


「なるほど。……”逮捕”ですか」


「外魔者として認定されたリストを渡す。そいつらは“構わない”が、大多数は元は一市民だ。その辺りの区別は付けてくれ」


――直接的な言い方はしていないが、それはつまり手渡されたリストに載っている奴らは殺しても構わないということだ。クー以上に物騒な言葉を交わしているが、それを指摘することはない。頷き、クーはミカリエの命令を一言でまとめてやる。


「――遊撃。敵戦力を削ってこい」


「あぁそうだ。だが、支部の現状把握もある、それも忘れるなよ。あとこの命令はリーゼにも伝えてくれ」


「了解」


「それから最後に。――お前達が苦戦するような敵……つまり”手練れ”がいた場合、本部に戻ってくることを最優先にしろ」


そう言って、ミカリエは懐にしまい込んでいた魔法石――転移術が刻み込まれたポータルを二つ取り出し、クーに投げ渡す。それらを受け取り、片方はリーゼルドに渡す物だろうと悟り、大事にしまい込む。確認のために、わかりきっていることを問いかけた。


「転移先はここだろう?」


「言わなくても分かるだろうに」


どこか呆れたようにため息をついて頷くミカリエ。――冗談のつもりだったのだが、彼はそうとは受け取らなかったようだ。どことなく寂しさを漂わせながらも、クーは頷いて、


「……危険を感じたら戻ってくる。そう簡単に引き際は間違えん」


「そうしてくれ。……よろしく頼む」


クーに向かって頭を下げるミカリエに再度頷き、彼は踵を返して本部長室を後にした。


「………」


クーが部屋を後にしたのを見送ると、ミカリエはコン、コン、とテーブルを指で叩きながら、


「……さて……どうするべきか……」


ちらり、と机の上に無造作に置かれたファイルに目をやり、パラパラと捲ってみる。そのうちお目当てのページを見て、そこに書かれていることに目を向けて、


「……出来ることなら、”前支部長”の力は借りたくはないのだがな……」


――正しくは、立場上借りられないのだが。しかしまだ何とも言えないが、もしかしたら借りざるを得ない状況になるかも知れない。そんな予感を、ミカリエはひしひしと感じ取っていたのだった。


 ~~~~~


「なぁ、ちょっと良いか?」


「どうしたんだい?」


――夜が明ければ、当然太陽は昇る。町に朝日が差し込み、人々を眠りから目覚めさせていく。そんな中、同じような服を着た黒髪の男達が、開業の準備なのか店先を箒で掃いていた気のよさそうな老人に声をかけていた。


「ちょっと聞きたいことがあるんだが――」


「――ここ、爺さんの店か?」


問いかけようとした男の言葉を遮り、その半歩後ろで佇んでいたもう一人の男が頭上に掲げられた店の看板を見上げつつ声を上げる。先に問いかけようとした男がむっとした表情をしたものの、口を挟むことはなかった。


一方、聞かれた老人はえぇ、と頷いて、


「わしが若い頃からやっているアラチラじゃ。何かご用かね」


「アラチラ……?」


先に声をかけてきた男――むっとした表情を浮かべていた彼は、不思議そうな顔つきで問いかけてくる。その反応に、老人はふむと頷いて、


「町で不要になった物を集めて、少し手直しをして売り直しとるんじゃ。わしの若い頃からの趣味でなぁ……まぁもっぱら、最近はガラクタ弄りになってしまっとるが……」


「へぇ、爺さん手先が器用なのか。……結構儲かってるのか?」


「ぼちぼちじゃの。顔なじみもおるし、おぬし達のように若者も意外と来るぞ。おかげで手直しが手に着かないようになってのぉ」


(……それ、ぼちぼちの売り上げじゃなくて、そこそこ稼いでそうな感じがするな……)


ほっほっほっほ、と朗らかに笑う老人に、やや引きつり気味の笑みを浮かべる男二人。意外と稼いでそうな老人に対して愛想笑いを浮かべつつ、この店のことを問いかけた男が再度口を開く。


「へぇ、わかいやつ……い、いや、俺たちと似たような奴らも来るのか。なぁ、そいつら最近、噂話をしてたりしなかったか?」


最初の方が、やや慌てて言い直したように感じた物の、老人はそれに突っ込むことはせず、そうじゃのうと首を傾げる。


「噂のぉ……。……そうじゃ、何でも最近、変な奴らが来たとか」


「変な奴ら?」


――顎をさすりながら、以前聞いたことを思い出すかのように視線を夜明けの空に向ける。


「うむ、なんでも気むずかしい連中でのぉ? わしは会ったことも見たこともないんじゃが……皆似たような服を着て、神の使いのように火とか水とかをぽんと出したりするらしい」


「………」


その話を聞き、黒髪のコンビは表情を見合わせた。――思い当たる節があったのだ。


「ご老人、その気むずかしい連中、どこにいるか分かりますか?」


「うん? 確か町の中心街に行けばわりと見かけるとか言っておったの。それがどうかしたのか?」


「いや、どうかしたってわけじゃないんだ。……そうだご老人、何か……何か……」


何故か目線が泳ぐ青年。どうしよう、と言わんばかりに側に控えているもう一人の青年に向け、その視線を受けた青年ははぁ、とため息をつく。


「ご老人、女性が喜びそうな小物とかはないだろうか」




「……何であそこでそういった言葉がすんなり出てくるんだよ……」


共に行動しているセイヤの言動に、トレイドは深々とため息をついた。うまい話のそらし方だとは思うが、あのご老人のニヤニヤとした笑みは少々こそばゆかった。そのご老人から、綺麗な文様が描かれた透明感のある石を買い取ったセイヤは、トレイドの方を見ながら肩をすくめる。


「経験の差だろう」


「……刺されないようにな」


「まて、誤解だ。人を遊び人のように言うんじゃない」


違うの? と言わんばかりの眼差しで見据えてくる彼に、セイヤはため息をつく。彼からしてみれば、うまく相手を話に乗せていったのに、何故最後でへまをやらかすのだろうと不思議でならない。あそこまで行けば普通に旨くやれそうな気がするのだが。


――だから天然、抜けている、と周りから言われるのだろうな、とセイヤは独りごちる。これはきっとタクトの鈍感と同じような物だ。例え本人が自覚しても、気質的な物でなおることはない。


「……さてと。さっきのご老人が言っていた気むずかしい連中だが……どう思う?」


咳払いを一つして話題を変える。真剣みを帯びた口調と内容に、トレイドも真っ直ぐセイヤを見据えて、


「火とか水とか出しているって言っていたよな。精霊使いなのは確かだろう、だが”連中”だという確証はないな。万が一という可能性もある、確かめた方が良いだろう」


「状況的に考えれば奴らだと思うんだが……まぁ確かめた方が良いのは道理だな」


二人は頷きあい、老人が行っていた町の中心へと足を運ぶ。――空はまだ明朝、明るくなったとはいえ人の気配は疎らである。偶に住人とすれ違ったりするが、老人だったり女性――おそらくどこかの家の奥さんだ――だったりする。住人達の表情を見る限り、至って平穏な日々を暮らしているようだ。


「平和そうだな」


「そうだな、町中もかなり綺麗だし……俺この町に入ってからゴミを見たことがない」


「…………」


トレイドの呟きに、セイヤは辺りを見回った感想を述べた。町が綺麗と言うことは、当然掃除をする人もいるということだが、何よりも住民が綺麗になるように気をつけていると言うこと。自治が行き届いている証拠だとセイヤは語る。


「んー、そうかぁ?」


だが、トレイドはそう思わなかったようだ。


「確かに自治はあるだろうが……全体には行き渡ってないと思うな」


そう言って彼は、懐から地図を取り出した。その地図をセイヤは隣からのぞき込み、彼が指さした一点に目をやった。そこは町の端――また行ったことがない場所である。


「噂だがこの場所、あまりよろしくない場所らしい。まぁ悪所って事だな」


「……治安が良くない、放置された場所か。でもそんな場所どこの世界にでもあるんだし、別に気にするもんでも――」


「――放置されているのはそれだけじゃないみたいだぜ」


「えっ?」


会話をしながら歩いていた二人は、そこで中心街に出た。――そしてそこで見た光景に、二人は目を丸くさせた。


町の中心街は、中心なだけあって人通りが多い。様々な衣装を着た現地人が壺やら籠やらを持って歩いており、そんな彼らを呼んでいる豪華な服を着た商人達は怒鳴り散らしていた。


――問題は荷物を持っている現地人。まるで付けるのが当然と言わんばかりに、首や手首、足首に”枷”がはめられていた。そんな彼らを見て、セイヤはそっと呟いた。


「奴隷……」


――セイヤの故郷である地球では、当然奴隷という制度はなく、犯罪行為だ。だが、彼はこの仕事に就いているためか、これまでも見たことがある。だから驚いたわけではない。ただ、これまでこの町に抱いていたイメージに罅が入ったのだ。


「……綺麗な町なんじゃない。”綺麗にした”町なんだ」


「……奴隷が居るような感じは全然しなかったんだが……まさか、気づいていたとか言わないよな?」


「まさか。今知ったよ」


ぶんぶんと首を振るトレイドは、鎖で繋がれた人々を見て顔をしかめる。どこかやるせない表情で深くため息をつき、


「奴隷、かぁ……それがこの世界の文化なら仕方ないが……やっぱ見ていて気持ちの良いもんじゃないな」


「同感だよ……」


ふぅ、と二人揃ってため息をつく。そして中心街には足を踏み入れず、そこから建物を見渡す。――二人とも魔力を持っているため、精霊使いに近づけば気づかれる。故に魔力を封じ、気配を悟られないように配慮をしているが、それでも用心に越したことはない。


「――あの建物だな」


「あれだ……あのマーク、間違いない……」


老人が言っていた建物を発見し、さらにその建物に描かれていたマーク――エンプリッターのマークを見つけ、二人は頷いた。


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