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精霊の担い手  作者: 天剣
2年時
193/261

第24話 これまでと、これからと~2~

――約束が、ある――


目の前に浮かぶ一冊の本。ページが勝手に捲られていき、やがて全てのページを捲り終わったのか、パタンと音を立てて閉じられた。それでもなお浮かび続ける本を凝視して、長い金髪の男は夜空を見上げた。


片眼を隠すように流した、やや乱れ気味の髪の奥から見える瞳に星空が映る。――今宵は月がよく見える。男は――ルフィンは、何をするでもなく星空を見上げているのだった。


野宿の最中――辺り一面草原の、身晴らしの良いその場所は、夜風が冷たく彼を襲うが、ルフィンには堪える様子が見られない。ただただ、ぼんやりと星空を見上げるだけだ。一体何を思っているのか――


「……もう少しだ」


約束がある――その言葉をもう一度呟き、ルフィンはずっと見上げていた夜空から目の前にある本を見やった。その本の表紙に描かれた文字を見て、そっと瞳を閉ざす。


「……お前が知ったら、なんて言うんだろうな……」


ぽつりと、そう呟いた。彼が脳裏に思い浮かべた人物が、自分の目的を知ったら――きっと、必死になって止めてくるだろう。そんなことは止めろと。みんなの思いを無駄にするのか、と。


それでも――やらなければならない。その人物との約束を守るために――そして、数多くの人々と結んだ、約束を果たすために。


「さて……そろそろ移動するとしよう。俺も、大分回復したしな」


座り込んでいたルフィンは、そう言って重い腰を持ち上げた。夜の草原にかける風は冷たい。だが、彼はあまり気にはしていなかった。そもそも、この程度の冷風、別に何ともない。


「…………」


立ち上がったルフィンは、眼下に見える町を見下ろした。小さな、それでいて活気のある町。魔法とも、精霊とも無縁なこの世界には、きっといくつもある平和な町の一つだろう。無論、町に住む人間全員が平和を感じている、とは言わないが。


ここ数日、この町を見て回ったが――無視できないことがあると、彼は感じていた。魔法も精霊もいないこの世界で、“奴ら”を野放しにさせる気はなかった。


「人様に迷惑をかけるな……いや、俺が言えた口ではないな」


奴ら――エンプリッターに向けて言い放った恨み言をそのままに、彼は町を見下ろし続ける。だが、やがてふぅっとため息をついて、


「……しかし、このタイミングでまさか”再戦の約束”を果たす機会が来るとは……」


(――でも、それはルフィンが望んでいたことでしょ?)


思いもよらなかった、とぼやく彼に、脳裏に声が響き渡った。ルフィンの精霊であり、”四十年”近い相棒でもあった。問いかけてきた相方に対し、彼は肩をすくめて、


「まぁな。奴とは決着を付けねばならなかった、良い機会だ。次こそ”狐”と決着を付け、奴らを追い出す……だが、正直心苦しいな」


(……?)


「出来ることならば、”同じ条件”で決着を付けたかった」


心底残念そうに呟くルフィン。彼が決着を付けなければならない、と言う“狐”は四十代、否応なく時間の流れを感じさせてくれた。対するこちらは、実年齢こそ似たような物だが、外見年齢と身体能力では大きな差があった。


年を感じ始めたであろう狐と、その辺を全く感じない――むしろ、“人”であったとき以上の力を用いることが出来る現在とでは、条件に差がありすぎた。しかし、こちらが有利すぎる条件でありながらも――狐は、自分に深手を負わせたのだ。


(……でもあの戦い……同じ条件ならきっと――)


「わかっている。同じ条件ならば、きっと狐は俺を下していただろう」


脳裏で語りかけてくる相棒に対し、周りに人がいないためか、念話を使わす口で会話をするルフィン。彼は相変わらず町を――おそらく、例の“狐”がいるであろう一角に目を向け、


「だが、次は後れを取らん。……今の俺には、負けるわけにはいかない理由がある」


(…………)


相棒を安心させるためか、力強く語りかけて来る契約者。だが、相棒である彼の精霊が抱いているのは、不安ではなく悲しみ――その不器用な生き様に、相方は何とも言えない気持ちになってしまった。


――もし、この気持ちに――この感情に名前を付けるとしたら、きっと――


「行くぞ、傷は癒えた。……奴らから、”命を頂くとしよう”」


――奴ら――この町に巣くうエンプリッターを対象に、彼は行動を開始した。独りでに浮かび上がっていた本は、彼の後を追うようにフワフワと着いていく。


「さぁ……俺たちの願いを叶えようじゃないか」


 ~~~~~


あらかじめ取っておいた宿に戻ってきたログサは、昨日まで使っていた寝台の上ですやすやと眠る少女を見下ろし、そっとその場を離れた。――彼女が浮かべていた穏やかな表情を見て安心したのだ。


「やっぱり子供は笑顔でなきゃな」


そう呟きながら寝台から離れ、先程即席で作り上げた寝台に忍び込んだ。この世界の宿は質素な物であり、人が寝泊まりするだけで癒やし空間は全くない。寝台一つに簡素な机とテーブルのみという殺風景な物だ。


そこで先程土属性の魔法を用いて寝台を作ったのだが、その過程を見ていたエイリがもの凄く興味深そうにしていた。


それはともかく、寝台に忍び込んだログサは先日の戦いを思い出し、奴から受けた傷をそっと押さえつける。――流石に年を感じ始めているこの体では、傷が癒えるのが凄まじく遅い。


この傷が癒えない限り、全力で戦うのは難しいかも知れない。例え全力を出したとしても、この傷が、動きを妨げる。そっと目を閉ざし、ログサは胸中呟いた。


(……すまないな、エイリ)


――あんなこと――俺と来るか、などと言って助けの手を差しのばしたのに。結局、その手をずっと握り続けることは――


(――まぁ、どうなるかはまだ分からないか。今先の心配していても仕方がねぇな……)


頭に過ぎった予想を振り切り、何を弱気になっているんだ、と自身に活を入れる。そうだ、この先どうなるかは分からない。だから――


「………」


懐に手をやり、しまい込んだ手紙を確認して、ログサは息を吐き出した。




――奴と偶然出会ったのは、ほんの数日前のこと。


一人ぶらり旅をしながら奴――捜し人であるルフィンの足跡を辿る内にたどり着いたこの世界で、ログサはそれに気がついた。


この世界にエンプリッターがいる。それに気づいて独自に調べていったところ、この地に根付いている様子だった。つまり、この世界は奴らにとって拠点の一つだったのだ。


ログサはすでにエンプリッター――旧本部の者達とは決別している。彼らに刃を向けることにためらいはない。だが、不意の遭遇戦ならばまだしも、ここで真っ正面から力尽くでねじ伏せようとするのは不味かった。


理由は簡単。この世界には精霊は愚か、魔法が存在していることさえ知らない。そんなところで人目に付く派手な戦いは避けるべきであったし、何よりも地域に根付いている――これが厄介だった。


根付いていると言うことは、周辺からの付き合いもあり、周辺からの目があると言うことだ。下手をすれば魔法の存在が漏洩してしまいかねない。魔法のない世界に魔法を持ち込むのは禁則事項なのだ。その世界の文化、文明を崩壊してしまいかねないのだから。


下手に手は出せない。だが、このまま見過ごすのは如何なものか――ログサは頭を悩ませる。それに最近、あちこち(他世界)でエンプリッターにまつわる噂を聞いている。曰く、質量兵器を持ち込んでいる。曰く、精霊使いを増やしている。


それらの噂を耳にしていた以上、奴らの存在を見過ごすわけにはいかなかった。何かあってからでは遅い――だが、自分一人では手を出せない。


さて、どうするべきか――思案していたログサの前に、“その男”は突如現れた。


「――……っ」


町の中央にある噴水に腰掛け、ぼけっと周辺を見やっていたログサは、突如感じた気配に目を見開き、いきなり立ち上がった。人が多く行き交う町中でもはっきりと感じ取れる、肌がぴりつくような圧倒的な存在感。


「……まさかなぁ……」


ふっと笑みを溢した。――先程から”自然”がざわついている――そんな感じを覚えている。あのとき感じた――あの男と戦ったときに感じた感覚と、同じもの。それを、ログサは今感じ取っていた。


「……野暮用をどうしようかと悩んでいるときに、本命とばったり出くわすとはな……」


顔を、例の気配を感じる方向へと向けた。人混みに紛れていながらも、ログサは一発で目的の人物を見つけることが出来た。長めの金髪を、片眼を隠すように流した長身の男。その男も、ログサを真っ直ぐに見つめていた。両者の視線が交差する。


「………」


ログサは口を閉ざしたまま男を見据え、こちらに近づいてくる金髪の男から視線を逸らさない。視線を逸らさないのは向こうも同じ、こちらだけを見据えながら歩いてくる。


やがて男は噴水の前に――ログサの目の前にやってきた。噴水の縁に座る彼を見下ろして、男はゆっくりと口を開いた。


「……人違いならば申し訳ない。貴方は……ログサ・マイスワールか?」


「……お前は全く変わらんな、ルフィン」


確認のためか、金髪の男――ルフィンはログサに向かって問いかけてきた。その問いかけに、彼は若干の寂しさを覚えながら返した。


――時の流れというのは、寂しいものだな……と独りごちながら。


「まぁ、変わるわけがないのでな。それより貴様、どうしてここにいる」


フン、と鼻を鳴らしながらルフィンは問いかけ、ログサの隣に腰を下ろした。隣に座り込んだ青年のように見える彼を眺めながら、ログサは顎をさする。


「何故って、そりゃお前さんを探していたんだが? ここ二十年近く何していた?」


「……俺を探していた?」


眉根を寄せてオウム返しのように問い直すルフィンに向かって頷き、


「そうとも」


「……本部の命令か」


「まさか。俺個人で探していたんだぜ」


目つきを険しくさせて探りを入れてくる彼に、肩をすくめながら口を開き続けた。


「十五年ぐらい前か。ようやく本部の方も立て直しのめどが立ったし、頼れなかった後輩も、頼れるようになってきたしで、本部に無茶言ってお前を探していたんだよ」


「……お前が俺を探していることを、本部は知っているのだな?」


「安心しろ、お前さんを探すことを知っているのは、“あの子”を除けばグラッサやらミカリエやら……お前さんの仲間達だ」


――あぁ、アキラの野郎も知らん。知らせてない――ログサは思い出したようにそのことを言い、その言葉にルフィンはそうかと呟いた。本人は誤魔化しているつもりなのだろうが、微かに安堵したのがバレバレであった。


内心笑いを堪えながらも、ルフィンは再度問いかけてくる。


「……十五年も、俺を探していたのか?」


「あぁ」


「暇な奴だ……」


呆れたようにため息をつく彼に対し、ログサは苦笑を浮かべながら、


「ただ探していただけじゃないぞ? お前さんに勝てるよう、色々と修行を積んできたからなぁ。カッカッカ、昔みたいに一ひねり、と言うわけにもいかねぇぞ」


「昔も一ひねりで貴様に勝ったわけではない。あれはぎりぎりの勝利というものだ」


律儀に否定して返すルフィンに、そうかいと気怠げな様子を見せる。どうやら向こうも、あの一戦は忘れていなかったらしい。それはそれで嬉しく思う。


――だが。そのことについて話をする前に、ログサは聞かなければならないことが一つあった。


「……修行ついでに、お前の足跡を辿る最中、奇妙な噂をいくつも耳にした」


「………」


ぴくり、とルフィンの体が止まった。隣に座る、かつて自分を負かした相手を厳しい瞳で見やり、


「何でも、お前とよく似た男が、本を片手に次々と他人の命を奪っている、という噂だ。……まぁ、命を奪うっつっても、相手を殺すって訳じゃないみたいだがな」


「………」


「ただ、そいつらはしばらくの間動くことは愚か立つ事もままならないほど衰弱していたらしい……」


ちらり、と隣に座るルフィンに視線を向けて問いかけた。彼はずっと遠くを見ながら、やがてぽつりと口を開く。――その言葉は、


「………衰弱してもかまわんような奴らだけだ。無差別にやっていたわけではない」


――犯行を認め、かつ開き直るかのようなものいいだった。その言葉に、ログサはふぅっとため息をつく。


「……無差別じゃねぇからやっても良い……そういうのか?」


「あぁ。年端もいかない少女を集団で襲うような悪漢。目が見えない少年を騙し、暴行を加える阿呆共。多額の税によって民を苦しめる老害。……そしてかつての外道共……その辺を狙い目にしてやっている」


――裁きも下せて一石二鳥だろう。そう自慢げに、笑みを含ませながらログサに告げる彼に、再びため息をついた。今度のため息は、先程の寄りも重い。


「――なるほど。そうやって、自分の行いを正当化するってかぁ……?」


ぴくりとルフィンの眉根が動く。だが構わず、ログサは続ける。


「相手を殺しているわけではないが、命を奪う。……つまり他者の生命力を借りる。その行いは、”昔のお前”だったら、決して許さん行いだろう? それに対しての免罪符が、”非道を働く奴らを目標にする”、か」


カッカッカッカ、と特徴的な笑い声を上げながら、ログサは肩を揺らす。顔を隣に座る奴に向けて、冷たい視線を向けた。


「――見損なったぞ」


そう履き捨て、彼は立ち上がった。立ち上がった彼は数歩前に出て、その背中に無表情のルフィンは感情を感じさせない声音で、


「……貴様が俺をどう思おうが勝手だが……俺は、罵られようが、蔑まされようが、止まる気はない。見損なったのなら……俺の行いが気に入らないのであれば、力で変えるしかなかろう?」


「………」


――感情を感じない声――だが、その奥底には、確かな決意がある――ログサはそう感じた。なぜなら、今の声音は、あの改革の時、自分が立ちはだかったときの声音と、よく似ていたのだから――


「……修行の最中、とある本について不思議な話を聞いた」


「………」


――本――その単語が出ただけで、ルフィンが浮かべていた無表情が、微かに揺らいだ。だが、ログサはそれに気づかない。彼は今、ルフィンに対して背を向けているのだから。


「何でも、その本に書かれた“言霊”は、必ず真実になるのだという……まぁ、眉唾もののオカルトだな。……だが……もしそれが、人の思いによって“核”を得ていたのだとしたら……」


「……何が言いたい?」


「……もしその本が、”神器”として顕現していたら……どうなるだろうな?」


「………」


背後から、すっと何者かが立ち上がる衣擦れの音がする。その正体を知る彼は、次の瞬間首筋にピッと当てられた冷たいものにも動じず、


「どうしたぁ? こんなもん世間話の類いだろうが」


「誰から、何を聞いたのかは知らん。……だが、これ以上首を突っ込むのならば……」


「そうかい。だが俺も、首を突っ込まざるを得ん。……いつぞやの約束、果たすとしようかぁ?」


「……良いだろう」


首に感じていた冷たい感触があっさりと遠ざかる。ログサは振り返り、背後にいる彼へと視線を向けた。――彼の両手は、何も持ってはいなかった。だが先程首にあてがわれた感触――あれは金属の類いだ。


(……いや、鋼線か)


ちらりと、だらりと下げられたルフィンの右手に目をやる。その指先からは、一本の細い鋼の糸があった。先程の感触はあれだろう。


――というか俺、下手をすればアレで首飛んでいたわけだが。今更ながらそのことを自覚してぞっとするログサをそのままに、相対するルフィンは懐から古ぼけた本を取り出し、パラパラとページを捲る。


その本を興味深そうに眺めるログサに、ルフィンは問いかけた。


「……用意は良いな」


「あほか。ここで大ぴらに――」


町のど真ん中で戦闘を開始するつもりか――そう言おうとしたログサは、突如辺り一面に広がった魔力に目を見開いた。


(な――――)


奴が手に取った本から光が溢れ出し、視界いっぱいに広がり目の前の光景を全て塗りつぶす。その眩いばかりの光に目を瞑ること数秒――ログサは、周囲の気配が一瞬にして変わったことを感じ取った。


「――――っ………おいおい………」


光がおさまり、ゆっくりと閉ざした瞳を開き、目にした光景に驚きを含んだ声を出した。


「――お前が言った”本”の噂は本当だ」


パタン、と手に持っていた本を閉じ、懐にしまい込むルフィン。その瞳は、ただ真っ直ぐにログサを見やっていた。


「正しくは言霊ではなく祈り……願いを叶える一冊の書。わざわざ書き込む必要はない」


一歩一歩、”水面に波紋を産み出しながら”歩いてくる彼の四肢に魔力が集う。両腕を覆う手甲に、”両足に履いた足甲”――両手両足を覆うタイプの証。かつての戦いの際にも見た武装だ。あのときとは若干、飾りや凹凸と言った細部が若干変わっているが。


――これが、ルフィン本来の証である。そして今彼らがいる場所は、やはり街中ではなくなってしまっていた。


「そう……これは”神器”……勝手に”夢現書”と呼んでいるが」


「……そうかい」


武装を施したルフィンを見て、ログサも展開した法陣から証を取り出す。長剣型――剣腹がないエッジ部分のみで構成された、およそ戦闘には不向きと思われるだろうその剣は、かつてルフィンを苦しめた愛剣である。


「”この空間”も、それの力で造り上げたのか?」


辺り一面には、何もない。ただ、ガラスのように自身とルフィンを移す水があるのみだった。今彼らは、その水の上に立っている。そして空には、何もない青空――雲も、太陽すらもない快晴――太陽がないにしては、昼間と同じくらい明るい不思議な空間であった。


「あぁ……おあつらえ向きだろう」


微かに笑みを溢し、そう言ってだらりと四肢を脱力させた。一見隙だらけだが、これが奴の”構え”であることを、ログサは知っている。


「ただ、これを造るのには魔力が大量に必要だ。……命は取らないが、その年だと少し辛い目に遭うほど、魔力を取ってやる」


「は――それは俺を倒せたら、だろ? 中年舐めんなよ、てめぇをぶちのめして、その本を資源回収に放り込んで、そんでおめぇを連れて帰る」


――片や望みを叶えるために。片やかつての戦友の間違いを正すために。そして――“その本をよく知る身として”――




――若造。お主が探しておるあ奴を見つけた。だが、面倒なものも持っておったぞ。――人が持つには、少々過ぎたるものをの――




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