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精霊の担い手  作者: 天剣
2年時
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第7話 決意~1~

ーー遠く、かけた夢が流れ込む。


「……行ってしまうの?」


「ああ、行かなきゃいけない。……そんな悲しそうな顔をするな」


ベッドの上で横になっている女性が起き上がり、その寂しそうな声に振り返った男は苦笑を浮かべた。


長い黒髪は乱れ、微かに上気した頬。薄手のシーツ一枚だけで体の前部分を隠しているため、女性の細くもしっかりとしたボディラインがはっきりとわかってしまう。思わず目が奪われる光景が広がっているが、それをじっくりと見ることも叶わず、体は勝手に動き、上半身を起こした彼女を抱き留めた。


「本当なら、こんなことしなくても良いんだろうけど……これも性分でな。まあ、許してくれ」


抱き着いた女性の耳元で、小さく、吐息をかけるようにして囁いた。あざとい、と声を大きくして叫びたくなるが、しかし今の”彼”にはそれは出来ない。


そしてそう思ったのは”彼”だけではないらしく、女性は頬を膨らませて拗ねた口調で呟く。


「………ずるい」


見ると、拗ねながらも赤みかかっていた頬が、さらに赤みを増している。男は浮かべていた微笑みをさらに深くさせ、体を離すと彼女の顔をしっかりと見つめた。


二十代になったばかりーーいや、下手をしたらまだ十代だろうか。そう思えるほど、女性は幼く、美しい。だが、”彼”はその顔を見て、ふと既視観を抱いた。


誰かに、似ている。


それが誰に似ているのか、考察する時間はなかった。なぜなら、まっすぐ見つめていた女性が赤らんだ顔のまま、目を閉ざしたのだ。……微かに突き出された唇を見て、女性が何を求めているのか察しが着く。


ーーって、するのか!?


勝手に体が動きだし、女性との距離を詰めだしたため、”彼”は多少げんなりとする。端から見たら大変おいしい場面だが、それをただ”見せ付けられる”のは、交際相手のいない男性諸君のメンタルをガリガリと削るものでしかない。


いや、”彼”にも付き合っていた女性はいたのだが。


「…………ふ」


と、突然体が動きを止め、小さく呟いたかと思いきや、右手を持ち上げキスを望んでいる女性にデコぴんをした。


「あうっ!?」


目を閉ざしていたため、男の動きに気付かない女性はもろにそれを受け、快音をあげながら軽くのけ反った。痛かったのか、涙目になりながら額を摩り、文句を口にする。


「な、なんでぇ……」


「たわけ、そういうのはもう少し色気づいてからだ」


いや、あんた陥落しかかっていただろうに、と”彼”は内心呟く。男は彼なりの照れ隠しなのだろうか、憮然としながら頬をポリポリとかいた。そっぽを向いたままの男に、女性は明らかにふて腐れた様子で、


「……昨晩一緒に寝たこと……もしかしたら、口滑らしちゃうかもしれない。特に、兄さんに」


「……割と本気でやめてくれ。あらぬ噂が広がるし、何よりアキラに殺されかねない……」


心底勘弁してくれ、とばかりに男はげんなりと肩を下ろす。詳しい事情はわからないが、どうやら女性の兄であるアキラ某は、男のことを認めていないらしい。穏やかな気持ちになるのを自覚しながら、”彼”は二人のやり取りを微笑ましげに見続ける。


「……ん、んっ」


「どうした、随分と積極的じゃないか?」


「だ、だーー………っ!?」


再度目を閉じ、恥ずかしげに、何かを強要するように、女性は呻き声をあげる。その様子を見ながら、男は苦笑しながらも顔を近付けーー彼女が何か言うよりも早く、唇を重ねた。


驚きに固まる彼女は、しかしすぐに力を抜いた。


お互いがお互いに恋慕を抱いているのは、誰が見ても明らかだった。二人は、お互いの愛を確かめ合うかのように長い間唇を重ね続け、やがて、男の方から離れていく。


「………」


「………」


離れた二人は、そのまましばらく視線を重ね続ける。おずおずと女性は微笑みを浮かべていき、男に語りかける。


「帰って……くるよね?」


その微笑みは、男を気遣う優しさと、無事を祈る心配にーー一時の、別れの悲しみが混ざったものだった。彼女の潤んだ瞳に、男は力強く頷いて、


「帰ってくる。必ず、お前の上手い飯が食える、この場所に。……お前の兄と一緒に、この家に。だからーー」


ーーいつか、家族皆で、桜を見よう。約束だーー


男のその言葉を皮切りに、”彼”の意識が遠退いていく。女性が何と答えたのか、もう聞こえない。


だけど、男の言葉と、嬉し涙を流す彼女を見て、”彼”も悟った。男の言葉は、プロポーズの一種なのだと。


どうか、幸せに。”彼”が得ることの叶わない幸せを、今まさに手に入れようとしている二人に、例え伝わずとも、”彼”は祝福の言葉を告げ、意識が、光に包まれた。


ーーそれはある男の、幸福に包まれた、必ず守ると誓った約束だったーー


 ~~~~~


”彼”ーーいや、”トレイド”はまどろみから目覚めた。長時間の睡眠からようやく目が覚めた時みたく、ぼんやりとした倦怠感が頭の中に渦巻いている。だがそれは、睡眠による物ではなく、他人の記憶を追体験する”記憶感応”によるものだ。


ーーこれが、精霊王の血筋の、最大の特徴である。王の血筋には、歴代の精霊使いの記憶が宿っている。血筋の力を解放し、覚醒した者達の記憶が。それらの記憶を追体験することにより、過去の精霊使いの技術、技量、戦闘法等を”獲得”できる。


”再現や模倣”ではなく、”獲得”。追体験ーー記憶を通じて自らも体験することによって、完全に自分の物とすることが出来るためだ。トレイドの剣技である踏み込みによる轟撃や、螺旋による受け流しも、これによって獲得したもの。


そういった恩恵もあるのだが、時折それらとは全く関係ない記憶を追体験することがある。先程見た、あの夢のように。


「……随分と、むかつく記憶だな。……爆発しろ」


夢の中での祝福の言葉など、さも忘れたかのようにトレイドは表情を歪めて呟いた。夢から目が覚めたことによってか、先程までの幸せを祝う気持ちがどこかに行ってしまったらしい。横になったまま髪の毛を掻きむしろうと片手を動かそうとして。


突如、ガシャンという金属質な騒音が、静寂に包まれたあたり一面に響き渡った。


「……ガシャン?」


訝しげに両手を持ち上げ、手錠に繋がれた両腕を見て、げんなりとした。何故腕を手錠で繋がれているのか、そして今いる場所ーー牢屋ーーを思い出したからだ。


昨日フェルアントの街中で起こった、あの事件。桐生タクトが宿していたダークネスを解放させーーしかし、なんとか封じたのだ。だが、無理矢理封じたためか、彼はダークネスに呪いをかけられた。


本人曰く、精霊との会話が出来なくなり、魔力炉が動いておらずーー精霊使いとしての印章がなくなった、と。驚きと、そして絶望に満ちた表情で言っていた。


その言葉に、彼の友人である茶髪と金髪の少年二人に、黒髪の少女は何も言えずに押し黙っていた。その後にフェルアントの役人らしき者達がやって来て、トレイドはタクトに声をかけることも出来ずに手錠をかけられ(しかも魔力を封じる魔法がかけられていた)、役人にここへと連れて来られたのである。


抵抗しようと思えば出来た。だが、トレイドはそれをしなかった。


理由は、自分でもわからない。わからないが、心の奥底で”それはダメだ”という声が聞こえたような気がしたのだ。


虫の知らせというやつか、もしくはーー”運命”というやつだろうか。なぜなら、ここに閉じ込められ、そして目覚めてすぐに、


「ふむ、ここにいたのか貴様」


褐色の肌に紫の長い髪をストレートに伸ばした少女は、口元に笑みを浮かべて、格子の向こう側からこちらを見遣っていたのだから。


「……仮にも年上のお兄さんを貴様呼ばわりか。良い度胸だな、お前」


「その言葉、一部をお姉さんに変えてそのまま返してあげようか? 小僧」


「こ、小僧……!? 訂正しろ、訂正! 俺はもう二十七だ、二十七!」


ドンドンと、手錠が嵌められた状態のまま床を叩いて不満をあらわにするトレイド。そのさまからは、見た目の若々しさも相まって、大人っぽさというものはかけらも感じられない。


「……まあいい。それよりも、私と同じく”理”を持つものよ。話があるのだが」


呆れた様子で首を振った後、少女は先程浮かべていた笑みを見せる。ーー人の事は言えないのだが、なんというか、年齢がわからなくなる笑みである。


少女の顔立ちは、大きく愛嬌のある瞳と目鼻立ちから、純粋無垢という表現が似合うほど幼く見える。なのに、今彼女が浮かべている笑みは、まさしく大人ーー妖艶なそれだ。


まるで正反対なそれに首を傾げるも、彼女が口にした”理”という一言に、彼は反応する。表情を改め、切れ長の瞳に真剣な光が浮かぶ目を見て、少女は満足そうに頷いた。


「ふむ、良い目だ。……そういえば自己紹介がまだだったな。私の名は、コルダ・モラン。どうぞよろしく頼むぞ、”巫女”よ」


「……トレイドだ。それと、頼むから俺を巫女と呼ぶのはよしてくれ。そんなんじゃないし、悪寒が走る」


巫女と呼ばれた彼は、体温が一気に数度も下がったと言うように、体に手を回して震え出す。それほど、巫女と呼ばれるのが嫌なのだろう。眉根を寄せて首を傾げる彼女は、疑問を口にする。


「なぜだ? ”理”を持つものを巫女と呼ぶのだぞ? それに当て嵌めれば、男であるおぬしも……」


「そうなの?」


「………」


あっけからんと彼は言うと、冷たい空気があたりに満ちる。わりと驚いた表情を浮かべている所を見ると、巫女という言葉の意味は知っていても、文字通り女性にしか当て嵌まらないと勝手に考えていたのだろう。


「……おぬし、かなりの天然だな」


「……よく言われる」


コルダの呟きが、やけに辺りに響き渡る。一瞬の静寂が再度流れるも、それを打ち消すように彼女は首を振って、


「……まぁいい。それより、時間が惜しいのだ。私と同じく理を持つ者よ、頼みがある」


「何だ? 生憎、今できることはとても限られているぞ?」


「……ふん」


これ見よがしに手錠を見せびらかすトレイドに対して鼻を鳴らし、コルダは背中に金の逆三角形の文様ーー理を浮かび上がらせると、その状態で格子の隙間から彼の手錠に触れると、一瞬にして手錠が外れる。


ーー魔法解除の呪文が刻まれていた手錠を、である。同じく理の力を持つため、その力で強引に解除したのだと言うことは容易に推測できるのだが、しかしその行動にトレイドは表情をしかめた。


「……どういうことだ?」


「出来ることを広めるために、その枷を外したのだ」


「そりゃありがたいが……俺は罪人だぜ? こんなことして大丈夫なのか?」


「大丈夫でなければ、こんなことはしない」


そう言ってウインクするコルダを、トレイドは疑わしげな瞳でじっと見やり。ーーまぁこの牢にたった一人で来ている時点で、普通ではない手を使ってここに侵入したのだろう。そう自身を納得させ、やがてため息をついて立ち上がった。


「まぁ、そういうことなら良いけど。それで? 何を頼みたいんだ?」


「ふむ。実は……お主に関係することでな、良く聞いて欲しい」


そう切り出したコルダに、一つ神妙に頷いたトレイドは、格子越しに彼女の目を見つめる。二人の視線がぶつかり、どちらもそれを外すことなく口を開いた。


「お主の理……それに染みついてしまった、”悪意”を消し去ってほしい」


「……今まさに、それをやっている最中なんだがな……」


彼女の言葉に、後頭部をポリポリかきながらトレイドはしんみりと呟いた。まるで借金を返せと催促を受けたような感じで、何とも微妙な心情となってしまう。


だがーー


「お主がやろうとしているのは、ただたんに悪意を消し去ることだろう? ならば違う。私が言っているのは、理に染みついた悪意を消し去る……いわば理を洗浄しろ、ということよ」


「……何?」


「お主の理は、悪意の影響を受け、”汚れてしまっている”。その証拠に……」


ちらり、とコルダは自身の背中に未だ浮かび上がっている逆三角形の文様ーー理を一瞥する。その色は、輝くばかりの”金”。それを見て、トレイドもはっとする。


理解が及んだためか、トレイドの背中に無意識のうちに理ーー日輪に三対の羽を象った文様が浮かび上がる。しかし、その色はどす黒いまでの”漆黒”。コルダは、彼の表情と、浮かび上がった理を見て神妙に頷き、


「理解したようだな。そう、お主の理は……何千、何万という人の悪意を封じている。しかしその結果、封じきれず”漏れ出した悪意”が、お主の理を歪め始めているのだ」


「………」


ーー知らず内に、冷や汗が流れていくのを自覚する。思い当たる節が、つい最近あったばかりだ。


『……ザイ? ……俺、さっきまで、何を……?』


『……どうやら軽い記憶障害、か? 私も、お前の支配下に置かれたから、外の状況をつかめなかったが……』


『はぁ!? 俺が!? お前を支配下に置いたぁ!? いつ!?』


ーー黒騎士と化したタクトと会う、少し前。ほんの一瞬、短い間だが、その間の記憶がなかった。その証拠に、自身の精霊であるザイを支配下に置いたみたいだが、そんなことをした覚えはなかった。


だがその時、かろうじて覚えているのはーー激しい憎しみを、怒りを、”悪意”を覚えた、ということ。


彼女の言葉と、その時抱いた感情に間違いがなければ、自分はーー


「……は、まさか……ミイラ取りがミイラになるとはね……」


「………」


自身の掌に視線を落とし、自嘲気味に笑うトレイドに、コルダは無表情のままじっとその顔を見つめる。彼が浮かべている表情は、まさかという驚きよりも、危惧していたことが当たったと言わんばかりだ。だが、最大何万人ものの悪意を固めた物体を、現状665個も体の中に封じ込めているのだ。


彼自身、どこかでそうなることを予測していたのだろう。トレイドは首を振って自嘲を振り払い、これからどうするべきかを考えーー即座に、その必要がないことに気づき、はぁっとため息をついた。


これからやるべき事ーーそれを教えてくれる存在が、目の前にいるではないか。己の鈍さに、今度は苦笑いを浮かべてコルダに問いかけた。


「……それで? 理を正常するためには、これからどうすれば良い?」


「うむ、決断が早いな。良いことだ、それでは……」


彼の問いかけに、上機嫌そうに頷いた彼女はにんまりと笑みを浮かべて、トレイドが入っている牢のカギを開ける。だが、開けた瞬間、ハッと目を見開いて押し黙ってしまう。


「……ここ、まで……ね。……全く……起きる……のが、早い……だから……」


「お、おい……?」


突如ぶつぶつと何事かを呟きながらうなだれていき、その表情が見えなくなっていく。その様子を見て、トレイドは直感で何かやばいと感じ、呼びかけるも、返事がない。仕方なく、開かれた牢から外に出て、彼女の肩をぽんと叩く。


「……せい、ち……に……」


「聖地? そこに行くのか?」


「………」


その衝撃が伝わったのか、コルダは途切れ途切れにそう呟いた。眉根を寄せながら問い返すも、もう口を開くことはなかった。ーーまるで、今の一言で力尽きたかのように。


「……おい、しっかりしろ!」


立ったまま俯き、力尽きた様子を見せる彼女のことが心配になり、トレイドはその小さな肩を揺さぶる。しかしそれでも反応を見せず、とりあえず彼女を横にさせようと辺りを見渡し、すぐそばにあった寝台に彼女を寝かせた。


「おい、どうしたんだ? どこか具合でも……お」


寝台に寝かせ、彼女の頬を軽く叩きながら囁く。すると、ようやく瞼がぴくりと動き、次いでその瞳が開かれた。ほんの僅かな間が開き、コルダは半身を起こした。


「………ふぁ? ここ、どこ? お兄さん、誰?」


「………はい?」


まるで今しがた起きたばかりの、呂律の回らない口調だった。瞼をこする彼女に頬をひくっと引きつらせ、トレイドは頭を抱える。


「……何が、どうなって……?」


「……どうして私、牢屋の中にいるの?」


開口一番の疑問を自分自身で見つけ、再度新しい疑問をトレイドにぶつけてきた。……何故か、その疑問に答える気力が沸かず、彼はため息をつく。先程とはまるで人格が違う。


同時に今感じたことだが、彼女から感じていた不思議な気配ーーおそらく理の気配ーーは、もう感じなくなっていた。いつしか聞いたことだが、世の中には”意思を持った理”もあるらしい。ーー何故かはわからないが、ふと頭の中に浮かんできた昔の記憶である。


これらのことを繋ぎ合わせれば、答えが見えてくるような気がしたが、トレイドはため息をついて考えることを放棄し、立ち上がった。


「ねぇねぇ、私は何で牢屋にいるの? それとお兄さんは誰?」


「……とりあえず、君は家に帰りなさい。それとお兄さんは………人助けの最中だ」


外見通り、幼さ全開の様子で聞いてくる彼女の問いかけをはぐらかし、彼は再び牢屋の外へと出た。そして、これからどうするべきか考えてーー


「……お兄さん、人助けをするの? だったらーー」


「っ!?」


ーー考えている最中に、同じく牢屋から出てきたコルダが懇願するように呟き、その一言を耳にしたトレイドはハッとして立ち止まった。驚きを露わにした表情で彼女に視線を送ると、コルダは彼は理解したと感じ取ったのか、にっこりと朗らかな笑みを浮かべて、


「それじゃ、バイバイ、お兄さん!」


こちらに手を振って、狭い廊下を走っていった。その後ろ姿を見送り、トレイドはポリポリと頬をかき、彼女が呟いた一言を口に出した。


「”タクトを、助けてあげて”……か」


口にし、あの少年の笑顔を思い浮かべーー彼は決心した。


理を浄化させるのも重要だが、こちらの方が優先すべきことだろう。頭の中で優先順位を決めると、彼はコルダの後を追うように歩き始めた。


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