ノンフィクション
ノンフィクション
①浅羽通明「星新一の思想 予見・冷笑・賢慮のひと」(筑摩選書)
②「マイ・ウェイ 東京ダイナマイト ハチミツ二郎自伝」(双葉社)
③S.バイセル「ブックセラーズ・ダイアリー スコットランド最大の古書店の一年」(白水社)
④高鳥都「必殺シリーズ秘史 50年目の告白録」(立東舎)
⑤山下賢二「喫茶店で松本隆さんから聞いたこと」(夏葉社)
⑥延江浩「松本隆 言葉の教室」(マガジンハウス)
⑦白石雅彦「『ウルトラマンA』の葛藤」(双葉社)
⑧末並俊司「マイホーム山谷」(小学館)
⑨SUSURU「毎日ラーメン健康生活SUSURUが選ぶ!極上のラーメン84杯」(双葉社)
⑩千葉一郎「ちばあきおを憶えていますか 昭和と漫画と千葉家の物語」(集英社)
次点:R.サリヴァン「アンネ・フランクの密告者 最新の調査技術が解明する78年目の真実」(ハーパーコリンズ・ジャパン)
A「浅羽通明は評論の人だが、澁澤龍彦のもそうだが、評伝作家として優れている」
B「80年代からいて、コンスタントに単著出しているのに、もったいない人だ」
A「筒井・小松的なものより星的なものが現在日本の文化に直結している、という見立て?」
B「作家性の崩壊は入っているかな。今作家性あるジャンルって確実にラーメンだ!っていうのはあるな」
A「それでSUSURUか!」
B「芸人に古本屋に役者に作詞家とか、昔だったらアーティストじゃなくて、アルチザンだった」
A「Aなんて、名誉挽回できたのは市川森一のおかげだし」
B「正直、何冊からは先のメディア史・文化史に入れてもいいが、ノンフィクションとはつまり「この人を見よ!」だな」
A「アンネの密告者をな!」
B「炎上もバズリもそう、「この人を見よ!」だよ」