架空の歴史年表(ネタ)
架空の歴史年表っていいですよね。何ってそりゃロマンですけども…。
思い付きで書いたので色々ガバガバです。
有史時代
・前統一歴4000年
クッキー流域周辺にビスコ民族が登場、セーカ文明を形成する。この文明は焼成土器生成技術や青銅技術に秀でていた狩猟を主体とする文明であった。この文明は狩猟や採取で得た物を加工することを発展の過程で発見、進化させる。そしてこの頃に文字が散見され始めそれらの文字はレシピ文字と命名されることになる。また、現在の古典的な武器、料理はこの文明を原点とする説が一部で存在している。しかし、この文明は母なる源であったクッキー河の度重なる氾濫の末衰退を辿り、その技術は後に勃興する文明の基礎となった。
・前統一歴2000年
セーカ文明衰退後、クッキー流域下流にマス文明が勃興、発展する。農業を主体としていたこの文明は大小入り乱れるクッキー流域の氾濫を制御するため、天文学と幾何学を研究し取り入れる。その結果、持続的な食糧源を獲得、文化的、娯楽的な面も発展する。そして農耕地の幾何学的な区分けが発展したことにより、現在における国の概念の源流が形成され、これらが後に都市国家と呼ばれるようになる。
・前統一歴1000年頃
クッキー流域支流のひとつ、ムギコ河に広がる農耕地を持つ都市国家キョウリコが姉妹都市国家ハクリコと共に周辺地域の併合に乗り出す。当時、都市国家間ではお互いに不文律的に不干渉を貫いていたが、この2国が不文律を破ったのは人口の増加と未開墾地域に入植するためと考察される。この2国はやがて併呑した地域とキョウリコ、ハクリコを統合し、ブレッド連邦王国の建国を宣言。クッキー流域を中心とした地域の統一に成功する。国としての形を形成したブレッド連邦王国は徐々に元老院制度が構築されていく。国の趨勢を担う元老院は、併合したそれぞれの地域に国の思想に近い現地人による総督府を設立、間接統治を進めていく。その結果、様々な物資、知識、学問がそれぞれの地域から中央地域に集められるようになり栄華を極めていく。
・前統一歴300年頃
ブレッド連邦王国の支配地域から吸い上げるような政策が続く中、反乱の機運が見え始めるようになる。ブレッド連邦王国の支配が届きにくい辺境の支配地域から王国の崩壊が始まっていく。この辺境の地域であるピザ地域は肥沃な地域でありながら建国当初より苛烈な搾取を受けていたとされている。この地に眠る遺骨等の情報によると他地域よりピザ地域の人々は背が低く骨が細いという結果が報告されている。
・前統一歴200年
この頃にブレッド連邦王国国王と元老院のトップはピザ地域を筆頭とする地域連合に反乱を起こされ処刑されたとされている。しかし長い統治が続いたこの大陸でブレッド連邦王国以外に国家を形成している地域がなく、戦乱が続くことになった。
・統一歴1年
この年に帝政ライスが大陸を統一する。この年を発展した天文学により暦が制定され統一歴とされると宣言したことが文献に残っている。1勢力がなぜ急激に発展し統一を遂げたかは未だ研究がされているが、食生活の変化による体格の変化と過去の文献を参考にしていたのでは、という説がある。
・統一歴2019年
統一歴1年から続く現代。これまでに内乱があったが、各時代のライス帝が奔走、鎮圧を遂げている。これまでに開発された技術は食生活を改善するものから、新しいインフラである車、それを支えるバイオエネルギーなど多岐にわたっている。これはひとえに研究者が研鑽を重ねた結果である。なお統一歴1年に在位していたライス帝インディカ・ジャポニカーナは中興の祖として現在でも親しまれている。
ここまで読んでくれた貴方。さては物好きですね?読了ありがとうございました。