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無意識あべ?べ転生  作者: いろは168
17/23

初めての買い物 後編 side あやか

どうぞ


タイトルちょっと間違ってたので直しました。

「ここよ。」


「おー、・・・茶色?」


「まあ、少し地味な色ね。でも、色んな服があるわよ。」


さてっと


「お名前を。」


「九衛 光です。」


「?」


「スキャン終了。本人並びに同行者の確認が出来ました。今は他のお客様はいらっしゃいませんが、あまり外に漏れないようにお願いします。」


「わかりました。」



今のは男性専用店固有の本人確認システム。国の国民データベースに繋がっていて、同行者の犯罪歴から入場可能かどうかを判断する。

まあ、男性がどうしてもと言うなら真っ黒な女性でも入れるが。


「光にはどんな服が合うかしらねぇ。」


「明るい服がぴったりじゃないですか?」


「少し暗くてもピシッと決まりそうではありますが。」


「・・・結局全部似合いそうではあるわよね。」


「というより、どんな服装をしていても笑っている光様には支障ありませんから・・・。」


それもそうね。うーん。とりあえず、可愛い系から攻めましょうか。


「そこのあなた。子供サイズの━━━を持ってきてくれないかしら?」


「え?えっと、はい。少々お待ち下さい。」


・・・・・・


「ご所望のお品です。」


「ありがとう。光、これを着ましょうね。」


「はーい。」


「奥様・・・。」




「どうかしら?」ツー


「・・・いいですね。」ツー


「これは・・・うっ。」


「・・・にーにー・・。」


これはすごいわね。鼻血流れるわ。まさか、


ゴスロリ服


がこんなに似合うだなんて。まだ幼いからこそ似合うこの時だけの芸術品みたいなものね。


「これ動きづらい・・・」


「その服嫌い?」


「・・・うん。」


光ちゃんが嫌いなら仕方ないわね。十分楽しんだし。


「それじゃあ、脱ぎ脱ぎしましょうねー。」


そして、次のお洋服へ。




「今度は和服ですか・・・。七五三を思い出しますね。」


あれも可愛かったわねー。


「ちなみに、蛍?金太郎飴でパッキーゲームしようとしていたこと忘れてないからね?」


「その件はあれで勘弁してくださいよぉ・・・。」


このメイドはやらかしたのだ。やってはいけないことを。未遂にはなったが。

ちなみに私はやった。


「これも動きづらい・・。」


やっぱり女物だと締め付けがきついかしら。


「じゃあ、次はこれね。」




「また女性服ですか・・・。」


「ゴスロリがあまりにもはまってたからつい。」


「これは動きづらくない!」


「普通のぶりっ子スタイルですね。」


ちゃんと袖は手半分まで覆ったものだ。


「かわいいですけど、やはりゴスロリに比べると微妙ではありますね。スカートは気になりますが。」


「やっぱり?私もスカートは気になるけど。」


夏とかに馬鹿みたいにスカートを短くしてるバカの下着が見えてしまった時は死にたくなるが、光ちゃんのスカートの中身ならこのまま顔を突っ込んで・・・


「奥様、蛍。同じ顔になってますよ。」


おっと。


「お姉ちゃんも鼻だけ一緒になってたよ。」


「む。」


「まだー?」


「あ、じゃあ今度はこれね。」


「まだぁ?」


もう少しだけファッションショー続けさせてね。


あと、桜。あなたいま、スカートガン見してなかった?



このあとは普通に男性服を着させて、普通にかわいくて写真会みたいになった。うちの子はモデルね。スカウトとかに気を付けさせないと。


「はい。これでおわり。」


「つかれた~。」ふにゃっ


ふにゃってる光ちゃんかわゆす・・・・・。


「おなかすいたー。」


「そうね。少し遅くなっちゃったわね。それじゃあ、店員さん。これの会計を。カードで。」


「かしこまりました。・・・・・・合計で5万4000となります。・・・こちらお返しいたします。」


「あ、服は配達で家に。」


「光様のご住所で。」


「ええ。よろしくお願いするわ。」


「ご来店ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております。」


さて、寿司でも食べに行こうかしら。


「光。何が食べたい?」


「え?えーっと、えーっと・・・。美味しいもの!」


はぁ・・//。


「それじゃあ、レストランにでも行きましょうか。」


「はい。」


「わーい!」


「あーい!」


レストランでハンバーグを食べた光は満足そうだったが、ファッションショーで疲れてたようで、そのまま眠ってしまった。なので、おんぶして帰る。


「これも母の役得というものかしら。」


そういえば、お金に関することを教えるつもりだったのにカードで支払ったわね・・・。今度ね。今度教えましょう。







「すみません。こういうものなんですが・・・少しだけでもお話よろしいですか?」



・・・テレビ局?





AS(after story) side 薫


そういえば、もう宝くじの結果が出る時期でしたか。


・・・。


まあ、確率ですからね。


「えっと・・・。分かりやすい結果ですね。」


結果サイトのトップに光様の番号が。非常に分かりやすい。


「まあ、予想してました。」



後日。奥様がお金を受け取りに行き、そのまま光様の将来のための口座にいれたそうです。


光様に本当にお金が必要な時が来れば(悪いことのためではなければ)いくらでも集まりそうな物ですが。


しかし、確率で言えば数千万分の一なのに、一枚買っただけで当ててしまうとは、光様の幸運はすごいですねー。(慣れ)

なんか次へのフラグっぽい(小並感)

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