不穏な動き
小説書こうとしたら昭和記念公園検索しちゃった(´>∀<`)ゝ
「ほう……死にましたか…」
3人の男女がいる。それぞれ黒色の服を纏って椅子に座っていた。
「別に少し死んだくらいで反応する必要あるの?」
眼鏡をかけた男の声に少女の声が響いた。
「そうだ……人間など…気にする必要が…あるとは思えん………」
とても中性的な声で性別も見た目ではわからない奇妙なマスクを被っている者が呟いた。
「確かに人間など放っておけば勝手に増えていくだけの下等生物…。しかし、今回死んだのは少々代理の効かない駒でして。」
「代理が効かない?そんな奴がやられるなんてその場所にはよっぽど強い奴がいるのかなぁ?」
少女が喜ぶような声をあげた。
「実を言うと、その駒はその付近の中で最も強いはずなんですよ。唯一厄介な人たちにも手を打っていますしね…一体誰が殺したのでしょう?」
「それより、そいつが死んだせいで計画には支障をきたすの?そんな事になったら魔王様になんて言えばいいの。」
少女はさっきまでの喜ぶような声から怒りが感じ取れるような声に変わった。
「一応私の配下の駒はいるのですが…駒達もやられそうですね……。これ以上目立ちすぎるとその方が計画に支障をきたしてしまう…。」
眼鏡の男は焦った様子はなく、とても落ち着いていた。
「とりあえずは…様子見……全滅したら……放置といったところか…」
「ビンゴですね。貴方にも参謀の才があるのかもしれないですね。そこにいる、戦うことしかできない女とは大違いだ。」
仮面の者には褒めるように。少女には煽るような口調だった。
「なに?喧嘩なら百倍で買うよ?」
「百倍?面白いことをいいますね。貴方は言語も上手く使えないのですか?あと喧嘩ととらえる時点で貴方の頭は99%が筋肉といったところですか。」
「調子に乗りやがって!」
少女は今にも襲いかかってきそうな殺意を放った。
「いい加減に…しろ……。我々の任務を忘れたか…?ここで消すぞ……」
仮面の者が言い放った瞬間少女の殺意は霧散した。
「チッ…」
少女はそういって顔を伏せた。
「すいませんね。こうしていないとストレスが溜まるもので。」
眼鏡の男はそういっていつの間にか手に持っていた紅茶を飲み始めた。
「我々の…計画を邪魔するものは…排除する……。今の所は保留だが……もし…もっと支障をきたすようなら………」
「「「我々は、その者の存在を否定する…」」」
そういって、3人の者達は少しずつ消えて最終的には椅子とテーブル、そして空になったカップだけが置かれていた。
座標入力完了!テヤァ!