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闇の陰謀  作者: 佐伯 学
第一部【序章】
62/116

【第4章~村・死闘編~】火薬庫にて


熊谷達は村外れにある火薬庫に着いた。


熊谷雅之

「ここか…」


阪神政虎

「はい」


SAKI

「これで東谷の家を」


熊谷雅之

「まぁな。派手にやったるぜ」


SAKI

(絶対私怨が入ってるな…)


阪神政虎

「それでは」


そう言うと政虎は銃床を鍵に向けて


ガシャン


破壊した。


阪神政虎

「これで開きます」


SAKI

「しかし南京錠1個かよ…」


阪神政虎

「村民以外奪う人がいないって判断です」


熊谷雅之

「入るぞ。政虎は見張れ」


阪神政虎

「はい」


熊谷とSAKIは火薬庫の中に入った。


熊谷雅之

「臭いな、ここ」


SAKI

「掃除しろよ」


愚痴りながら入っていく。

実際火薬庫の中は蜘蛛の巣が貼ってあったりゴキブリがいて衛生的に悪い。


熊谷雅之

「さて爆弾は確か」


熊谷は火薬庫の奥の方に入っていく。


熊谷雅之

「あった」


熊谷はドアから差し込む光に照らされた「C4」と書かれた箱を大量に見つけた。


SAKI

「こんなに…」


熊谷雅之

「一度に運べないな…」


SAKI

「どうします?」


熊谷雅之

「葵達も仲間に入ってもらおうか」


SAKI

「えぇ~」


熊谷雅之

「どうした?殴られるのが怖いか?女の子如きに」


SAKI

「いや…」


阪神政虎

「熊谷隊長!」


外から政虎が声を張り上げる。


熊谷雅之

「どうした?」


熊谷が駆け寄る。


外に出ると、政虎の隣に申し訳なさそうに立っている葵の姿があった。


「あ…あの…」


葵は火薬庫の中から出てきた熊谷の姿に内心ビビった。


阪神政虎

「協力してほしいそうです」


熊谷雅之

「そうか」


則次火焔

「あ、あの…」


葵の少し後ろには則次達もいた。


則次火焔

「東谷を倒したいです!お願いします!」


鈴木純

「お願いします!」


熊谷雅之

「別にいいよ。そのかわり」


「そのかわり?」


熊谷雅之

「爆弾運ぶの手伝って」


「は、はい」




火薬庫の近くの草むらでは


日向

「あれはSBTの熊谷、なんでこんなところに…」


セブンの独り言

「有楽蔵、今度の相手はアイツだ」


有楽蔵

「……………」コクッ


セブンの独り言

「日向は暗闇鴉を召集しろ」


日向

「了解」

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