【第1章~BR計画編~】森の戦闘
かろうじて逃げ延びた人たちは。
みんな現状を受け入れられない状態でショックを隠しきれない。
上方麻由
「なんでよ…」
上方麻由もその1人だった。
女子高生の彼女は突然後ろから何かで殴られ気を失い、気がついたらという感じだった。
疾風の音
「どうかしましたか?」
疾風の音が話しかける。
上方麻由
「!?」
上方麻由は疾風の音に果物ナイフを向ける。
疾風の音
「私は殺す気なんて微塵もございませんよ」
上方麻由
「本当かしら…」
彼女は警戒を緩まない。
疾風の音
「………………」
上方麻由
「武器を捨ててください…、出ないと安心できません!」
疾風の音
「…………………」
疾風の音は持っている武器を投げた。(コルト・ガバメント)
そして手を上げる。
疾風の音
「他に何も持ってませんよ」
上方麻由
「……………………………」
疾風の音
「一緒に脱出の仕方を考えましょう」
上方麻由
「………………………………」
疾風の音
「…………………………………」
長い沈黙。
すると突然上方麻由は果物ナイフを思い切り投げた。
【グサッ】
疾風の音
「ッ!?」
上方麻由
「そうやって男は騙す…」
上方麻由はコルト・ガバメントを拾って逃げ出した。
疾風の音
「くっ…」
疾風の音は足に刺さったナイフを取った。
疾風の音
「マジで言ったのに、だめだったか…」
ユイ
「そりゃあんな対応だったらね…」
突然影からユイが出てきた。
疾風の音
「どちらさん?」
ユイ
「私の名前はユイ」
狂った猫
「これってもしかしてバトルロワイアル!?」
狂った猫はやけにテンションが高かった。
狂った猫
「よっしゃ絶対生き残ってやる!」
狂った猫は持っていた銃【Mac10】を振り回す。
その時だった!
【バン】
狂った猫
「!?」
狂った猫の持っていた銃が突然宙を舞った。
狂った猫は慌てて草むらに隠れた。
狂った猫
「ヤバい…、狙撃されてる…」
ここで問題!
狂った猫さんを狙撃してる犯人は!?
【ヒント】
作者さんです。