【第1章~BR計画編~】それぞれ
兵士
「いいか!!期限は1週間!生き延びた奴は殺せ!やり方は何でもいい!但し、生きろ!だけど1日に最低1人が生き残らなければ艦砲射撃が待っている!人を殺せば殺す程有利になるぞ!以上!」
各自、武器が渡される。
加納研
「重いな…」
加納研は支給されたM16A1を持つ。
木村宅美
「………………」
加納研
「木村さん、一緒に行動しましょう」
【ダン】
加納研
「?」
乾いた音が聞こえた。
加納研は最初はわからなかったが、段々と感じる痛みだけは理解できた。
腹をのぞき込むと、シャツが赤く染まり始めてた。
力が無くなり、倒れ込む。
加納研はそこで、宅美に撃たれたと認識できた。
加納研
「な…なぜ…」
木村宅美
「悪いな兄ちゃん」
加納研は薄れていく意識の中で、うっすらと笑みを浮かべる木村宅美を睨みつけた。
それを最後に加納研は意識を失った。
【ズダーン】
突然、近くで雷が落ちたような爆音が聞こえた。
木村宅美
「!?」
【タタタタタタタ】
後、銃声
木村宅美
「くそ!」
木村宅美は逃げ出した。
誰かが既に戦闘を始めているようだった。
「きゃぁぁぁぁぁ!」
「ぐわぁ!」
人々の断末魔が聞こえる。
「森へ逃げろ!」
【タタタタタタタ】
撃ってるのは高山魁【たかやまいさお】。19歳。
この現状に耐えられず、精神的に参ってしまい、発砲と言う形だ。
高山魁
「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」
【ズダーン】
突然、高山魁がいた位置が爆発し高山魁は四散した。
御園香苗
「キモイんだよ!さっさと死ね!ブタ!」
御園香苗【みそのかなえ】。まぁ高山魁とそんな変わんない。
彼女はグレネードを乱射していた。
【ガガーン】
各所で銃撃戦が行われてる。
応戦するもの。
逃げるもの。
始まったのだ。
ミスターX
「始まりました。計画通りです。」
???
「そうか…」
次回は作者さん目線になります。