【第0章~プロローグ】船の中
ここは海上
一つの船が航海している。
「う…ん」
その船の船底に位置する場所で誰かが起きた。
勇来
「どこだ?ここは…」
勇来が起き上がった。
勇来
「……………ッ」
頭痛がハンパない
この勇来と言う者、街中を歩いていたらいきなり目の前が真っ暗になり、気がついたらこの場所にいた、と言う状況である。
勇来
「確か、未来と街を歩いていたらいきなり何かが…」
勇来は未来と言うパートナー的な存在がいない事に気づいた。
勇来
「未来はどこだろう?」
勇来は暗闇の船底を見回す。
他にもたくさん人はいるが、未来らしき人は見当たらなかった。
しばらくして、船底の向こうの方が明るくなった。
勇来
「?なんだろう」
勇来はその方向を見る。
そこにはデカいTV画面があるのが見える。
勇来
「あれは何だろう」
ミスターX
「皆さんこんにちは。本日はバトルロワイアルにご参加頂き誠にありがとうございます」
【ザワザワ】
周りがざわめく
「なんだそれ…」
「嘘だろ…」
勇来
「バ…バトルロワイアル…」
勇来は絶句した。
ミスターX
「それでは30分後に島に到着します。もう後戻りはできません。皆さんせいぜい頑張ってください」
ミスターXが言い終わると画面が消えた。
次回から再スタートです。