【第1章~BR計画編~】実は…
先にいいます。
DOSさんすいません。
椿
「この島はなんか匂うな…」
レシオン
「といいますと?」
椿
「ただバトルロアイヤルをおこなうだけじゃなさそうだ…」
レシオン
「その根拠は何ですか?」
椿
「さっきから戦っているあいつだよ」
そう言って椿は持っていた日本刀を握りしめた。
レシオン
「確かにあの化け物をどうにかしなければ…」
DOS
「おいおい…、なにが化け物だよ…」
レシオン
「うるさい!死人に食らいつくなんて、尋常じゃない!!」
DOS
「いやだってうまいじゃん?」
椿
(こいつ…狂ってる…)
DOS
「そういうおまえらもうまそうだな…、食わせろ!!!!」
DOSがナタを持ち上げて椿達に襲いかかる!!
椿
「くっ…」
椿は日本刀で押さえつける。
ガキイン!!
金属がこすれた音が聞こえる。
レシオン
「食らえ怪物!!」
レシオンもピッケルを振りかぶるが」
DOS
「フンっ」
DOSは片足でレシオンをける。
レシオン
「ガは…」
レシオンはせき込む。
DOS
「はああ!!」
DOSは椿に再度襲いかかる!!」
椿
「ぐはあ!」
椿は押し倒された。
DOS
「ったく、人間の分際で…」
レシオン
「人間?おまえも人間じゃないのか!?」
DOS
「わたしは人間を超越したのだ…」
レシオン
「どういうことだ!?」
椿
(人間じゃない?)
DOS
「そもそも私はこのBRには参加していない、私は昔からこの島で暮らしている。」
椿
(なんだと…)
椿は体を起そうとするが…
DOS
「無駄だ…、立てるわけがない」
レシオン
「貴様ぁ!!何をした!!」
DOS
「なあに、ちょっとしびれてもらうでけさ」
椿
「なぜ…おまえはなにものなんだ?」
DOS
「私の名はDOS。かつて黒の騎士団にいた男だ。」
椿
「『黒の騎士団』あの世界的な…」
DOS
「私はそこの下っ端の一兵にすぎなかったが…、ある時調査でこの島を訪れた時だった。
~~~回想~~~
DOS
「ったくなんで俺達がこんなことをしなければいけないんだ?」
兵1
「仕方ないよ、俺達下っ端は雑用とかしかやらされないんだ」
DOS
「はあ、偉くなりてえ…」
兵2
「おい、なんだあの洞窟は?」
兵1
「地図にも載っていないなあ…」
兵2
「とりあえず調べて見るか…」
今思えばあれが人生の分かれ道だった…
兵2
「くっ…ガハァ…」
兵1
「嘘だ…なんだこいつは」
DOS
「強い…」
牛頭
「当たり前だ…、お主らに負けるワシではない…」
そいつは牛頭という、牛の体をしている超人だった。
古来、この島で暴れていたが日本武尊により成敗され、封印されていたが、私達が興味本意でこの牛頭の封印を解いてしまったのだ!
牛頭
「DOSと言ったな…貴様らは使えそうだ…ワシの僕になってもらう」
そういって牛頭は私達にウイルスを感染させ
しばらくは
DOS
「ウワァァァァァァァ!」
兵1
「グワァァアィァアァァァアィアヤアナ!」
兵2
「キェェェィァィィァ!」
鎖に繋がれ発狂していたが
やがて…
DOS
「クックック…あぁはっはっはっ!」
私達は「怪人」になり
黒の騎士団から恐れられる存在になったのだ…
~~~~~~~
DOS
「そのおかげで私たちは黒の騎士団に恐れられる存在になったのだ…」
兵1
「もっとも、大戦中に日本軍が『獣人ウイルス』となるものを製造してたから騎士団はそれが欲しかったワケだが…」
兵2
「俺たちがいるから騎士団も手が出せなかったワケだ」
椿
「そうだったのか…」
レシオン
「くそっじゃこのロワイヤルは…」
DOS
「取引だよ、獣人ウイルスをあげるかわりに我々の食糧となる死人を差し上げると」
兵1
「あとは娯楽が無いから」
兵2
「つまり殺し合いをみたいんだよ…」
椿
「つまり俺たちは…、見せ物にされてるのか?」
兵1
「そうだ…」
椿
「畜生めが…」
DOS
「という訳だ、貴様も私たちの仲間になってくれ…」
レシオン
「なるもんか!!貴様らなんかに!!」
DOS
「やれ」
兵1、2はそれぞれ動けない椿とレシオンの腕をつかむと
懐から注射を取り出して
椿
「やめろ!?なにをする!」
レシオン
「ギャァァァァァァァァア!」
DOS
「クックック…、これで楽しくなる…」
日本武尊にそんな話しは実在しません。
ちなみに牛頭のモデルはいくつかいます。
※一つは「彼岸島」の雅。
でもこれ、彼岸島じゃないから(^_^;)




