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【第5章~師匠編~】疾風vs勇来戦②
疾風は愕然としていた。
援護に来た疾風だったが
目の前にあったのは死体の山だった。
血まみれや頭が無い、挙げ句の果てには胴体を少しだけ残したエグい死体もある。
赤田
「オエエエ…」
その醜悪さ、悪臭に耐えられなかった赤田は吐いた。
木佐貫
「ヒドいな」
疾風の音
「ここまでヒドいとは…」
疾風も口を抑えてる。
疾風の音
「木佐貫さん、あいつらってここまで強いんですか?」
疾風は木佐貫に聞く。
木佐貫
「…………いや」
木佐貫は信じらんないという顔をしている。
木佐貫
「やつらはゲームに出てくるゾンビと同じで、繁殖して増える。ここまでするのは…」
木佐貫は青ざめた。
木佐貫
「もしかして…」
ズドォン
疾風の音
「!?」
突然地面が揺れた。
一瞬疾風達はその場で倒れる。
疾風の音
「うわ!」
木佐貫は地面が揺れたあと、ある物を凝視していた。
木佐貫
「やっぱり…」
疾風の音
「え?」
勇来
「アオォォォォン!」
血まみれの勇来がいた。
そろそろ第5章もクライマックスです。
異世界自衛隊もそろそろ更新したい…




