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闇の陰謀  作者: 佐伯 学
第一部【序章】
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【第5章~師匠編~】戦闘準備

兵士1

「大変です!」


食事中、1人の兵士が血相を変えながら飛び込んできた。


師匠

「どうした?」


師匠は冷静な顔で箸を置く。


兵士1

「感染した参加者の群がこっちに向かってます!」


師匠

「数は?」


兵士1

「およそ200!」


師匠はブルー・ハイパーに目を向けたあと


師匠

「戦闘準備!こっちに来る前に食い止めろ!」


兵士1

「はっ!」


兵士は駆け出していった。


赤山誠

「師匠。我々も」


赤山達は急ぎ足で食卓の場から去ってゆく。


師匠

「疾風さん達はどうします?」


疾風の音

「見させてください。あなた達の実力を」


疾風が師匠の目を見る。


師匠

「…………わかった」


疾風の音

「ありがとうございます」


師匠

「そうなれば奥野の部隊に混じって行くと良い。ヤツは優秀だ」


疾風の音

「わかりました」


疾風達も食卓から出ていった。


食卓の場には師匠ともう1人が残る。


師匠

「手際よいな…。随分と…」


ブルー・ハイパー

「はい」


師匠

「まぁ良い」


師匠は近くに置いてあった鎧を着始める。


師匠

「狗と牛の対決は最早時間の問題。そこで人間が生き残る為には、どちらかにつかなければならない」


ブルー・ハイパー

「………………」


師匠

「この島は狭い。だから勢力が3つに分けられてしまうと、それぞれつぶし合いが起きてしまう。」


ブルー・ハイパー

「………………」


師匠

「だから3つ目はいらん。2つで良い…」


ブルー・ハイパー

「私はDOSを牛に奪われ、DOSを取り戻す事だけを考えています」


師匠

「ならばそれで良い。あまり余計な事を考えるな」


鎧を着て薙刀を持った師匠が出陣した。










兵士2

「うわぁ…」


兵士3

「かなりいるな…」


兵士2人が偵察にでていた。


彼らは木の上に登り、双眼鏡で死人を確認する。


兵士2

「運が良いのか、犬になったヤツはいないな」


兵士3

「だけど死人は厄介だぜ。ヤツらの生命力はヤバい」


兵士2

「脳味噌かち割らないといけないな」


兵士2人は木から降りて急いで戻った。



赤山誠

「行くぞ!我々の住処を守るのだ!」


「「おぅ!!」」


赤山誠

「赤山部隊出撃!」


村では各部隊が出陣していた。


疾風達がお世話になる奥野部隊も出陣。




奥野久光

「よろしく。俺が隊長の奥野だ」


疾風の音

「よろしく」


奥野久光

「俺の部隊にいてもいいが、死んでもしらんぞ」


疾風の音

「大丈夫です。死にはしませんから」


奥野久光

「それは頼もしい」


奥野と疾風以外の武器は刀や槍などだった。


ユイもクロスボゥを持ち、本田は


本田直也

「これは?」


ユイ

「サバイバルナイフと投石器ね」


本田直也

「ほぅ」









ダガーン!!!


しばらく歩いていたら森の奥から激しい爆発音が聞こえた。


兵士4

「連絡!赤山部隊戦闘開始!」


疾風の音

「始まったか…」


奥野久光

「奥野部隊!戦闘準備!臆する事は無い!練習通りやればいいのだ!」


奥野が兵士達に声をかける。


「「オオーー!」」



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