プロローグ そこに存在するすべての者へ
プロローグ そこに存在する全ての者へ
生きられる道はもうない。
それなら俺の運命をお前たちにささげる。
頼むから、無垢な幼馴染だけは守ってくれ。
それが俺の最後の願い。
願わくば、
俺のいない世界が平和でありますように…。
*
何もかもが嫌だった。生きていることさえ苦しかった。
ここから消えてしまいたいと何度思っただろう。
「お前の存在する意味は何もねぇよ」と何度言われただろう。
俺がいたら皆不幸になる。
何が平等だ。
何が正義だ。
俺がこうして思うのは正義なんて、平等なんて言葉を信じたくないんじゃない。
それが現実にないからだ。
人類皆平等なら、金持ちとか貧乏とかを理由にしたいじめなんて起こらないだろう。
そうじゃないのか?
俺が存在する理由…いじめられるためなのか?
平等なんて信じない。正義なんて信じたくもない。
こんな奴、今すぐ殺してよ…何でもいいから…。
ただ、
あいつは守ってくれ。
何度も言うが、俺の…赤津具優斗≪あかつぐゆうと≫の幼馴染だけは誰でもいいから守ってくれ。
これが、俺の最後の願いです。
こんにちは、初めまして。支倉式織≪はせくらしおり≫と申します。
イマジネーション・ソーシャルをお読みいただきましてありがとうございます!感激です。
まだまだ未熟なので、文章が変なところもあると思います。
ですが、頑張って書いていきますので応援よろしくお願いします。
このお話、これから結構残酷になっていくのかな…なんて思っています。
優斗の行く末を温かく見守っていただけたら幸いです。
もう、なんかあれですね。
プロローグから残酷な世界観みたいな感じですよね。
なんかもう、ごめんなさい。
でもいいのかな。
先ほども書きましたが、これからもよろしくお願いします。
支倉式織