第三十八話 出陣
-翌日のエルドの屋敷-
昼少し前、応接間でトモキ達の帰りを待つ面々、しかしその中にハヤテの姿はない
「レオ、ハヤテはどうした?」
「ハヤテ殿は【こうぼう?】を建てる場所でなにやらこもっております。」
エルドはため息を付きながら窓からログハウスの方を見る
「昨日も言ったではないか、働きすぎだ。」
「無駄だ。ハヤテってのはやりたいことが出来ちまったら止まることないってもんよ。あいつがなにか一度区切りを見つけない限り何を言っても無駄だぜ。」
タクマは大きなあくびをしながら呑気に話す
「ハヤテをよく知るお前が言うならそうなのだろうな・・・」
「なぁエルドさんよ。トモキたちが返ってくるのは夕方だよな?」
「ああ。念のために早くに集まってもらったが・・・流石に早すぎたか?」
「まぁいいんじゃねえか?よっし昼飯は俺が作るか!厨房借りるぜ。」
タクマは屋敷のメイドに厨房に案内されていくと入れ替わるようにアルドバが応接間に入ってくる
「領主殿。ちょいといいかな?話したいことがある。」
エルドがアルドバを見ると後ろにコルト達3兄妹が立っていることに気がついた
「アルドバ・・・ああ。わかった、執務室で話そう。」
「それとブレダ、お前さんもだ。」
「え?ええ。ごめんねアヤ少しひとりになっちゃうけど・・・」
「大丈夫よブレダ、行ってらっしゃい。」
-執務室-
「それで?話とは?」
「まずはこいつらの素性を領主殿に話さなきゃいけません。・・・コルト。」
「はいっ。領主エルド・ラータ様!改めて自己紹介させてください!僕は【コルト・バルトゥーラ】。帝国バルトゥーラの王位継承権第三位の王子です。」
エルドはコルトの顔を見ると大きくため息をつく
「・・・はぁ。ではレナとエナは姫君と言うわけだな?」
「・・・はい。今まで隠していたことをお詫びいたします。」
エルドは自分の席にどっしりと座るとブレダを横目に見る
「あ、あたしも知らなかった。この3人は元々ポルカの冒険者だったし・・・」
「知っていたのはアルドバだけか。それで?王族が3人もなぜこのようなところへ?」
アルドバはコルトの頭の上に手を置くと冒険者ギルドに回ってきた書簡をエルドに見せる
「普段から聖国と小競り合いをしていた帝国ですが、先日帝国内で内戦が始まりました。」
「内戦だと?どことどこの勢力だ?」
「現皇帝アドバルト・キング・バルトゥーラの勢力とマリアント・バルトゥーラの勢力です。」
エルドは目を見開き立ち上がる
「王と王妃の内戦だと!?身内で内戦とは・・・」
コルトはうつむきながら答える
「はは、いえ女王陛下は皇帝陛下の政策に以前から否定的で軍国主義を貫く皇帝の政策をいつか打ち崩し国民を第一と考える政策にとって変えるために前々から水面下で行動しておりました。」
「・・・続けて。」
「はい。皇帝の派閥には二人の兄が。女王の派閥には一人の姉がつき。僕たちが国を出る頃にはいつ内戦が始まってもおかしくない状況でした。
僕たち三人は女王から【世界を見て回り見聞を広めるため】と【伝承の英雄を探すため】に国から出され、家臣の伝手でアルドバ様の所に赴き冒険者となりました。」
ブレダはバルトゥーラの話を聞き、当時ソフィーを拾った時のことを思い出す
「教えてコルトくん。伝承って?」
「はい。これは僕たちの一族に伝わる伝承で【国が割れる危機が訪れしとき、金色のゴーレムを従えた白き英雄が民達を新たな土地へと誘うだろう。】・・・これが一族に伝わる伝承の一部です。」
「金色のゴーレム。白き英雄・・・まさかハヤテがそうなのか!?」
「僕たち三人はそう考えています。」
エルドとブレダは顔を見合わせる
「我がバルトゥーラ家には古くから預言者が仕えており、ぼく達が国を出る直前にもその者が同じ予言をされました。」
「預言者ねぇ・・・」
ブレダが難しい顔をするとコルトが言葉を付け足す
「そのものは【魔女の一族】です。」
「魔女だと!?」
エルドは大きな声で出し立ち上がりブレダも表情を強張らせる
「魔女だなんて・・・人族の中でも独自の歴史を持つ人達でふつうの人族と関わることなんてないのに。」
「お前達アマゾネスも普通の人族なんかと交流もたんだろ。」
アルドバはブレダにツッコミを入れる
「アタシはこの街の生まれだからいいの!」
「それで?コルト君。この話を私にしたその意図は?」
「はい。伝承や預言者によると【然るべき時】に英雄はバルトゥーラに自ら出向くと言われています。その時は僕たちも同行できるように取り計らって頂きたいのです。」
エルドはすこし考え込む
「わかった。その時が来たら君に協力しよう。」
「ありがとうございます!・・・それとこの事はハヤテさんや仲間の皆さんには・・・」
「黙ってればいいのだろう?」
「はい。知ってしまうと伝承や予言から外れてしまう可能性があるので・・・」
コルト達は深々とエルドとブレダに頭を下げるとアルドバと一緒に出ていく
「・・・はぁ」
「どうしたのよ。そんなため息ついて。」
「いや、考える事とやらなくてはいけない事が多いな・・・とな。」
「一人で抱え込まないでね?」
「ああ。いまは目の前のことを一つずつやっていくしかあるまい。」
エルドは立ち上がると机の上の小さなベルを鳴らすとメイドが部屋に入ってくる
「お呼びでしょうか?」
「すまないが簡単に食べられるものを作ってくれないか?持って少し外へ出たい。」
「持ち運べるお料理ということですね?・・・しばしお待ち下さい。」
ブレダは不思議そうにエルドを見つめる
「持ち運びだなんて・・・どうしたの?」
「少しな・・・ハヤテのところに行ってくる。」
「フフッ」
「なんだ?」
ブレダは笑みを浮かべる
「あなた少し変わったわよね。少し前だったら何でも一人で考え込んで解決しようとするし。今は何かあるとハヤテくんに相談しようとする。」
「・・・その、なんだ。悪いか?」
「いいえ。むしろいいと思うわ。この街はポルカからの移民で冒険者が増えたけど、どう見てもこの街で一番強い冒険者はハヤテくんとその仲間達だし。頼るのは当然よ。」
「違うんだ。強いっていうのはそうなんだが。なんというか・・・あいつは私の悩みを何でも解決しようとしてしまう。私が困ってもその解決策を出してしまう。今ではこの街のことを考えるとまずあいつの意見が聞きたくなるんだよ。」
エルドは少し笑みを浮かべる
-工房建設予定地-
ビルダーズやクラフトゴーレムを使って遺跡から回収したホーマ族の機械を運び込むハヤテ
「よーし!そのままそこに下ろせ!ゆっくりだぞ!」
ハヤテは回収した旋盤を見つめる
(あとは金属の精錬と加工に炉が必要だな。まぁ場所はホーマ族の記憶で分かってるし、テスターの事が解決したら取りに行こう。)
ハヤテは空を見上げる
(早く屋根も作らねえとな・・・壁はレンガで出来たが屋根までレンガとはいかないなぁ。まずは梁を金属か丈夫な木材で組んでから垂木を並べてから屋根を張る・・・屋根は・・・ただレンガを薄く焼いた物をいつまでも瓦と言い張るのは苦しいな。・・・ちゃんとした日本の瓦の製造を目指すべきか。)
ハヤテはプレハブの中に移動すると積み上げられたたくさんの専門書の中から建築に関わる本を数冊取り出す
「さて、大型の建築物と屋根材の項目は・・・」
ハヤテが専門書を呼んでいるとプレハブの窓の外からコカトリスのコッコクイーンがじっとハヤテを見ている
「・・・なんだ?」
「あのう・・・出来たらでいいんですが・・・わたくしの寝床を作っていただきたいのですが・・・」
「ああ。そういえばまだだったな。タクマとも話したが養鶏所を作りたいし・・・わかった考えとくよ、少し待ってくれ。」
「はい。それと主様、なにやら皆様は西の街のことをお話しなされていたようですが。」
「ああ。テスターって言ったかな。それがどうした?」
「はい、最近の西の森のアンデッドの事なんですが、どうやらあれらは森の西から来ているようなのです。」
「森の西って・・・もうほぼエルドの話は確定じゃねえか。エルドに報告しとくよありがとうな教えてくれて。」
コッコクイーンはハヤテに会釈をするとその場から離れていき、ハヤテは引き続き調べ物の続きをしていると今度はエルドがやってくる
「ハヤテ、昼食はまだだろう?タクマに作ってもらったさんどいっち?を持ってきたぞ。」
「おお。ありがとう。まぁ入んなよ。」
エルドはプレハブに入り中にあったパイプ椅子に座るとハヤテが読んでる専門書に視線を向ける
「ハヤテ、なんだその城は!?お前たちの世界の城はみんなそのような形をしているのか?」
「はっ?城?」
ハヤテは視線を落とすとそこにあった記述は一般的な工場だった。
添付されている写真には工場の中で多くの人が働いてる様子が映されている
「すごいな・・・こんなにも多くの人々が訪れる城だとは・・・きっと身分の高い貴族か王族なのだろうな。」
「・・・ぷっ!ハハハハハ!」
ハヤテは吹き出し笑いをする
「ちげぇよ。これは工場と言って物を作るための専門の施設なんだ。たしかに俺たちの世界でも城は存在するけど国によって形もぜんぜん違うし、ほとんどの城がもう主を失ってるよ。」
ハヤテは積み上げられた本の中から一冊の本を引っ張り出しエルドに見せる
「俺の国だと城って言えばこの形だな。これが松本城・・・これが姫路城・・・もう大昔の城でここに住む人はいないし国の財産の一つとして保管されてるだけだよ。」
「すごいな・・・なんというか圧倒される・・・それに美しい。」
(おっ、外人が良くするリアクション。やっぱこの世界が西洋風だからかな?)
ハヤテは更にページをめくる
「こっちの城なら少しはこの世界に近いんじゃないか?・・・これがウィンザー城・・・こっちがシャンボール城。」
「確かに我々の世界の建築に似ている。でも私はお前たちの国の城が個人的に好みだな。城の周りには水があって木々や塀の配置が美しい。こんな美しい建築物は初めて見た。ハヤテ、よかったらこの本を貸してくれないか?」
「いいぞ。・・・それよりさっきコッコクイーンから聞いたんだが。・・・やっぱりアンデッドはテスターが絡んでると思う。」
「・・・そうか。もうじきトモキたちが帰ってくる、その報告を聞いてから行動に移る。この街の冒険者に魔法ギルド職員から人員を確保してある。おそらくたくさんの被害者がこの街に来ることになるかもしれない。」
エルドはハヤテに何かを言いたそうにするが言い出せずにいる
「あのなぁエルド、お前はここの領主だ。俺がここに来てから見てきたお前は一番に領民のことを考えてる立派な領主様だ。・・・言いたいことがあるんだろ?・・・言えよ。」
「すまない。何かをしようと決めても必ずお前を頼ってしまう。私には知識も足りない技術もない。・・・助けてくれハヤテ。被害者たちに屋根と寝床を!」
頭を下げるエルドを見てハヤテは立ち上がりエルドの服の襟を掴み起こすとプレハブの窓から外を見せると、そこには大量の製材された木材が積み上げられている
「これは・・・まさかお前・・・」
「お前の言い出しそうなことは分かってる。アヤとも相談してる。」
そう言うとハヤテは一枚の紙を手に取りエルドに見せる
「アヤを常駐させる木造平屋建ての診療所だ。患者を30人までは収容できるように考えた。今はとにかく材料がない、だから木造になるがコンクリートの大量生産ができればすぐにでも建て替える。・・・とまぁ今はこんな所でいいか?」
エルドは紙に書かれた診療所のスケッチを見て涙を流す
「ありがとう・・・ありがとう友よ・・・」
「それにあたって街の中から診療所の手伝いをする人材を用意してほしい。なるべく女性がいいな。」
「わかった!必ず用意する!」
エルドは嬉しそうに立ち上がると屋敷に向かって走り出すがすぐに足を止めて振り向く
「ハヤテ!私はお前のような友人を持って誇りに思うぞ!」
エルドは再び屋敷に向かって走り出す
「面と向かって照れること言うなよ。」
ハヤテは頭をかく
-エルドの屋敷-
応接間で世間話をしているサンドラとアヤとブレダ
そこに勢いよく扉を開けてエルドが入ってくる
「アヤ!ハヤテから話は聞いたぞ!」
エルドはアヤの前でひざまずき両手を握る
「ありがとうアヤ!診療所の話、聞かせてもらった。」
「ああ。その話。まぁ私にできることはそれくらいだし・・・」
「ハヤテにも言われたが診療所の手伝いの人材は街から募集をかけよう。それにあたってなにか条件はあるか?」
「特別な知識は私が教えるから・・・そうね、血を見ても平気な人、他人を親身になって世話できることかしら?」
「わかった!その内容で募集してみよう!」
ドンドンドンドン!!
応接間の扉が激しく叩かれる
「エルド様!西門より通達がありました!トモキ様とパルミラ様が帰られました!まもなく屋敷にご到着いたします。」
「わかった。皆をここに集めてくれ!」
数分後、ハヤテ達が応接間に集まると最後にトモキとパルミラがローブのフードを被ったまま入室してくる
全員が二人の真っ青になった表情に緊張する
「トモキ。大丈夫か?」
アルドバの声に反応したトモキはカバンから記憶読み水晶の魔道具を取り出す
トモキは黙ったまま魔道具に魔力を込めると記憶した映像があらわれる
「こんな事・・・許されて言い訳がない・・・僕は生まれて初めて・・・あそこにいる人達を殺さなくちゃって・・・いけないことなのに!」
トモキは涙を浮かべながら怒りをあらわにする
映し出された映像の中ではテスターの街自体は一見ふつうの光景だが路地裏などにある建物からは女性の悲鳴と泣き叫ぶ声がかすかに聞こえた
扉を開けると地下へと続く階段があり降りていくほどに悲鳴の声は大きくなり、地下の部屋にたどり着くと沢山の女が牢に監禁されており別の場所では街の男に犯されている女の姿があった
「ひでえ・・・」
タクマは映像から目をそらし、アンネが両手で顔を覆い涙を流す
映像の中で拷問を受け手足を切断される女もいる
「逃げさせないためね・・・卑劣な・・・」
サンドラはパルミラの頭を抱き寄せる
映像の場所が変わるとあまりの光景に応接間の入り口の立っていたメイドが気分を崩し嘔吐し、アヤがメイドに駆け寄る
街の南に位置する小屋にぼろぼろになった女達が移されると縄で身体を縛り宙に浮かせる
小屋の男たちはニヤニヤと笑いながら槍で女達を突くと流れ出した血が床に掘られた溝を流れていく
流れた血は樽に入れられ、男たちによって大きな屋敷に運ばれていく
一連の映像を見ていたエルドは拳を震わせながらテーブルを叩く
「もう見てられん!!アルドバ!テスターを落としに行くぞ!冒険者を集めろ!!アンネ!魔法ギルド職員を集めろ、攻撃魔法ができるものは中距離からの支援!回復魔法ができるものは被害者たちの治療を!!」
怒り命令を出すエルドをなだめようとするレオルンド
「エルド殿。冷静に!地図を見る限り町の入口は東と西と北にあります。退路を絶たないと逃げられる可能性があります!」
「・・・すまないレオ。お前の言うとおりだ。主力は最短距離の東門から突入するが西門と北門は陽動と足止めを兼ねないといけない。」
ハヤテがエルドに向かって手を挙げる
「俺が北門に行く。要は塞いで通れなくすれば良いんだよな。クラフトゴーレムとコッコクイーンを連れて行くよ。」
「んじゃ俺は西門な。ベルとレオも俺とでいいか?これなら広範囲攻撃技ができるから門ごとぶち壊してやるよ。」
タクマはベルトリクスとレオルンドの間に立ち両者の肩により掛かる
「向こうにも冒険者や魔法ギルドの奴らがいる。本来は中立じゃなくちゃいけないんだがな・・・味方同士が戦いにならないように全員左腕に赤い帯を巻こう。帯は出発する時に配る。俺はギルドに戻ってメンツ集めてくる・・・」
アルドバは屋敷から出ていくとエルドはハヤテとタクマにテスター周辺の地図を渡す
「お前たちは遠い方の門だ。準備ができ次第先に向かってくれ。くれぐれも無茶はしないようにな。」
「おう。合図とかあんのか?」
「ああ。開始の合図は赤い光だ。これは大昔に領地の取り合いで貴族同士が戦争する際に使われたやり方でな。光を打ち上げると同時に開戦だ。」
「わかった。じゃあ先に出とくわ。また後でな。」
ハヤテは応接間を出ようとする
「サンドラ。あなたハヤテについていって。一人じゃ無謀なことするかもしれないし。」
アヤの言葉に頷くサンドラ
「わかったわ。」
サンドラはハヤテを追って出ていく
「タクマ。我々も出よう。」
「ああ、そうだな。」
-十数分後-
ラータの西門で集合する冒険者や魔法ギルド職員たち
その中にはアルドバ、アンネ、ブレダ、アヤ、トモキ、パルミラの姿があった
更に後方の馬車にはソフィーの姿も見える
「いいソフィー?あなたは救護が任務なんだから馬車から降りたりしちゃだめよ?」
「はい!ブレダさん!」
街の中を抜けて西門にあらわれるコッコクイーンに跨ったハヤテとサンドラ
「おーいハヤテー!途中までのっけてくれよー!」
タクマが手を振る
「コッコクイーンは二人までだぞ。仕方ねえな・・・クラフトゴーレム!」
次元の裂け目から現れたクラフトゴーレムは腰を半回転させゴリラのような四足歩行になる
「おおでた!ゴリモード!これ乗ってみたかったんだよな!」
タクマとレオルンドとベルトリクスはクラフトゴーレムに飛び乗る
「ゴリモード言うな!・・・さて行くぞ!」
ハヤテ達は先行してテスターに向けて出発する
少しすると馬にまたがったエルドが姿を表す
「みんな聞いて欲しい!これより我らはテスターに進軍し、囚われた女性たちの救出と領主
ミランダ・テスターの捕縛に向かう!これは我らに正義がある!戦えるものはテスターの冒険者や魔法ギルド職員を討伐し、他のものは被害者の救助及び脱出を最優先とする!」
エルドは腰に携えたレイピアを抜き夜空に掲げる
「非人道的な行いを許すな!私とともに剣を取れ!」
「「おおおおおお!!!」」
冒険者たちが雄叫びを上げる
「いざ・・・出陣!!」
エルドを先頭とし一斉にラータの軍勢が動き出す
-続く-




