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横四楓院絞男はなわとびがお好き

 僕こと横四楓院絞男は自慢ではないが、球技という名のスポーティ感溢れるスイーツ…スポーツや持久力が試されるような陸上競技は見るだけでもサブイボが群生する体質である。ましてや、ヤリなさいとかゴリラ教師に命令されたなら蟹のように泡吹いて、糸が切れたダッ●ワイ●のように直立転倒する自信さえある。しかし、である。スイーツ…スポーツというものは不思議なもので、自ら動くことなく他人がプレイしている姿を観察するだけでスパイの訓練となるスポーツが稀に存在する。


「ふぁいとふぁ~いと~! ふぁいとふぁ~いと~!」


 早朝のグラウンドにて。

僕はタバコを吸いながら朝練をする女子部員達を遠目から見守っていた。学園の平穏を乱す害獣から女子を守るのも、裏で学園を牛耳る僕の勤めだからな。フン、それにしても性春の汁をグラウンドの地面に撒き散らしながら必死に部活に性という精を出す女子部員を観察するのは堪らんな。これが野郎やオカマだったならホモに掘られて抱死(?)しろとか思うのだが、体操服の隙間からみえる脇に乾杯である。


「はーい! じゃあ、身体が暖まったところで次はなわとびの練習をやるよー!」

「ハーイ!」


 フン、身体を暖めるだけならこの横四楓院絞男が専売特許であるから遠慮無くダイブするがいい、と思いを巡らしながら公園で娘を見守る父親のような眼差しで女子部員達を凝視していると、どうやらアップを終えて次の練習をするようである。ん?なわとび?なわとびなど持久力をつけるのにボクサーパンツを履いてる人がやるような訓練ではないか。まあ、夜の大運動会のために下半身を鍛えるのかなとソワソワとした気持ちで眺めていると、女子部員がなわとびをおっぱじめたのである。


「い~ち! に~! さ~ん! し~! ご~! ろ~く!」


 数字をカウントしながらゆっくりと女子部員全員がぴょんぴょんとなわを飛んでいる。……もっこり。ぐっ、な、何だと……こ、こここれ、は。


「ふ、ふつくしい……!」


 なわを飛ぶタイミングで上下に揺れるパイ乙。運動で体温上昇の為か、朱肉に染まる彼女たちの頬。『ハアッハアッ』とかすかに聞こえる萌色吐息。その全てがどれも美しく、ぼっくんをもこもこもっこりもこみ●させるのに充分なノーブル美術館のような光景が眼前に広がっていた。


「ハアッハア……な~な~……んはぁ……は~ち」


 ……。

いや、これは僕の台詞である。イヤイヤ…待て。そうじゃないんだぞ、僕。そういうのじゃないんだぞ、僕。いやらしい彼女たちの光景でもっこりしている訳ではないのである。これも立派な見ながら出来る訓練なのである。


 誤解なきように説明しよう。彼女たちのパイ乙が上下に揺れ動く。当然、僕がそれを目で追う。ぼっくん、ボッキーする。違う!パイ乙の揺れ動きを目で追うことで集中力が増し、さらには動体視力も鍛えられるのである。そして僕の目の保養となり、とっても僕が嬉しいです。違う!兎にも角にもスパイとして素晴らしい訓練じゃありませんか!


「フゥ……体操着も良いが、裸ニーソだったら最高だったのだが」


 僕は鼻の穴と柔らかい部位をを大きくしながら引き続き、なわとび女子を視姦する。僕が大好物なレースクイーンのなわとびも良いが、あれは服の形態上、パイ乙が揺れ動かないため崇高なるスパイの訓練としてはいかんのである。


「フゥ……きょぬーで裸ニーソな女の子が僕の目の前で初心な笑顔でなわとびを披露してくれないものだろうか」


 そんなもはやホラーの域に達しているといっても過言でない女子がこの世には存在しないと頭では解っていても求めて止まないスパイ道に身を捧げた僕の性。も、もう、女子なら誰でも良い!僕の目の前でパイ乙をプルップルに震わせておくれやす!


「にぃに! お弁当、忘れてる! 暗殺する!」


 よりにもよって、僕の願望と正反対の女子がとてとてと駆け寄ってきた。


「お前は呼んでない! 弁当を置いて帰れ!! いや、弁当ごと帰れ! どうせお前のことだから、ろくなもん入れてないだろ!」

「エェッ!? にぃに、非道い! 今日はせっかくにぃにの大好物の『ねこまんま』を入れてるのに!」


 何だそれ!?

お前は今まで兄のナニを見てきたの!?僕は四つん這いで生活する畜生じゃないんだぞ!僕の大好物はレースクイーンとスク水とナースさんだい!!あと、単語の前に『危ない』とか入っていると背徳的な感じがして、とっても興奮するぞ!


「とにかく、帰れよ。僕はなわとび女子を視姦しているんだ」

「なわとび? あっ、丁度良かった! 今度、体育でなわとびのテストがあるからにぃにになわとびしてるとこ見て欲しい!」

「お前は馬耳東風に服を着せたような奴だな」

「えっへっへへ~! まあまあ、いいじゃないの。減るものじゃないし、見ててよ」


 睦海はにししと笑いながら手持ちのなわとびを構える。よくはねーよ。減るだろうが、僕の貴重ななわとびパイゆれ女子を観察する時間が。


「ったく、僕は運動をすると腰痛が発病する体質なんだ。あんまり、期待するんじゃないぞ」

「別に予防線を張らなくていいよ。にぃにが運動音痴なのは分かり切ったことだし。にぃににお手本を見せて欲しいとかそんな無謀な要求はしないもん。ただ、本番に緊張しないように見ててほしいだけ」


 ふ、ふざけるな。

僕は無言で佇む圧迫面接官か?だったら、その辺で歩いてる虚無僧に恥ずかしい姿を頼んで見てもらえばいいじゃないか。……まあ、確かに。睦海は僕よりも運動神経が抜群に良いと百人に九十九人は口を揃えて言うかもしれない。だからって、何で実の妹のなわとびを見なきゃならないんだ?しかも、こいつバストAだし。いや、バスト以前に、実の妹相手だと僕のトンプソンはまったくと言っていい程、反応しないのである。これなら、まだわりかし出るとこ出てるめぐみんの方がフルオッキ間違いなしである。……何故、そこであのクロスト女子が出てくるのだろう。強迫観念的なナニかかな?


「いっくよ~! でや~!!」


 睦海は一回の跳躍で二回飛びなわを回すといういわゆる二重とびと呼ばれる技を僕の目の前で披露する。い、いきなり高難易度の技じゃないか。


「こんなのもできちゃうもんね~!!」


 今度は両腕を前で交差した状態で二重とびをするいわゆるつばめと呼ばれる高難易度の技を繰り出す睦海。ふあぁ……あ。しかし、ツマラン。スゴイのはスゴイが僕はすごいなわとびを見たい訳ではなく、すごいパイ乙の乱れようを観察、訓練したいのである。当然、ひんぬー族の睦海は揺れる部位もなく僕にとっては筋肉隆々なオカマがなわとびをしているのと然程変わらないのである。


「必殺! はやぶさ飛び! うりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!」


 ……。

僕はいったいナニを見せられているの?ていうか、何の時間なのこれ?


「にぃにのばかあ!!」


 ばっちん!


「ハウ、ン…ッッ♡」


 げんなりと睦海のなわとび披露宴を見ていると、いきなり睦美がなわとびを女王様の鞭のようにしならせて僕の脇腹をしばいてきた!な、なんだ、イキなり!ちょっちょっと、一瞬ドキドキしちゃったじゃないですか!


「き、きもち…い、痛いな! なにすんだ!!」

「全然みてないじゃん! にぃに、うわの空だった!」

「見てたよ!! 全然揺れないお前のパイ乙を」

「ギャー! そんなとこ、見て欲しいなんて言ってない! ていうか、にぃにのえっち! 変態! スケベ! 女たらし! 性獣! 不能戦士イン●テンツマン! えっちなにぃににはお仕置きだ!」


 ふ、不能戦士はやめたらんかい!

睦海は自前のなわとびを僕の身体巻き付け、縛ろうとする!お、お前…朝っぱらのグラウンドでな、なにをす……。


「ウッ……き、きもち……や、ヤメロ!! やめっ……アッーン」


 ……。


 翌日。


「ね、ねね。聞いたよ~、さっとうくん! 昨日の早朝に睦海ちゃんに『僕を縛ってくれ!!』って言いながら亀甲縛りプレイを強要したんだってね! やったネ!」


 ウインクしながら、何故か満面の笑みを浮かべためぐみんさんにそう言われました。やってねえ!だ、誰だ変な噂を流した不届き者は!

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