バカミス。ABCDEFGHIjK殺人事件
山奥の別荘のリビングに俺たち『アルファベット部』全員が集まった。
ここでは全員がニックネームで呼び合う。
俺はA(瑛太)。
「ジーさんが殺されたってマジ?」
彼はB(美藤)
「……JKがまだ見つかってないって。本当なの?」
彼女はC(海野)
俺はジーさんが『頭を踏みつけられて』殺された事をみんなに伝えた。
ジーさんの顔面は陥没し、血と脳漿が飛び散っていた。
(あの別荘に行くのかい?あんたらじゃ無理だよ!俺が連れて行ってやるよ!)
トラックで俺たちを運んでくれたジーさんの笑顔が頭に浮かぶ。
……ジーさん。
「誰が殺したの!?」
D(出井)はヒステリーを起こしている。
「違うと思うよぉ」
「……山の神の祟り」
F(江府)がボソリと呟いた。
『山の神の祟り』。
修業を積んだ聖者以外が山の奥地に立ち入る者を山の神が殺すという伝説。
まさかあれは伝説でなく本当なのか?
俺達は山の神を怒らせた?
AがGとJKのIHを見たことで始まった
『ABCDEFGHIJK殺人事件』
立ち上がったEの正体とは?
Dの意思とは?
あなたにこの謎が解けるか?
解答編。
A(ニックネームは瑛太)が犯人。
Aしか、そもそも『足』が無いので。
アルファベットの中で2足歩行出来るのはAだけ。
これはジーさん(人間の老人)にトラックで運んでもらった『アルファベット達』の物語。
JK(女子高生)と愛(I)のあるHをするジーさんに怒り狂ったAがジーさんを蹴り殺し踏みつけたのだ。
立ち上がったEは(山)。
これは山の神の祟りでは無いことを本人が『違うと思うよぉ』と言ったのだった。
ABCD山FとGさんとJKのIのあるH。
アガサ・クリスティは怒らないだろうか?




