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みんなと同じ

本当は気付いていた


みんなと違うこと


レールから落ちていたこと


社会に不適合なこと


足並みそろえて、横並び


はみ出さないよう口を揃えていた


そのつもりだった


懸命に、良い子でいようとした


優しい子でいようと思った


賢い子でいたかった


けど、難しかった


誰かに必要とされる生き方は


私にとって難しいみたい


羨ましい


というか、知りたい


上手く生きられるわけを


当たり前をこなすその方法を教えてほしい


当然のように会話ができて


普通に笑えて


平凡に生きられる理由


共感されても、嬉しくない


だって君達にはいるじゃん


何でもあるじゃん


私にはないじゃん


何も


誰もいないの、本当は


群れて、幸せなふりをしている


何か変われたように生きている


だけど、実際は独り


結局、目なんて合わせられない


他人と普遍的なコミュニケーションをする


それが私には出来ない


「死んだらだめ」


そう言えるほど


私は必要な存在なのかな

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