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後始末3
『はーい貴方はこちらに並んでください』
『貴方はあちらですね』
魂の輝きや大きさに割り振る役目は、見る目がないと間違いがおきやすくなる
『あっと、君はこちらじゃなくて、あちら、いやあっちか?』
もう、疲れ果て判断も遅れ間違いが出てくる
『おい!こいつはあっちだぞちゃんと見ろよ!また、無駄な時間がかかってしまうだろう』
『はい!もうし訳ありません、気をつけます』
『はぁ〜それにしても疲れた』
「代わりますよ」
後ろから声をかけてきた男を見ると
第一部隊の制服を着ている
『でも、第一でしょ』
「あー上から手伝いお願いされまして」
『そーなの?
じゃあ、お願いします。』
ほっと、一息つき彼の姿を見つめると
「はい!
じゃあ、始めますか」
金色の長い髪をおろし眼鏡をしている彼は
手際よく列をさばいていく、これなら大丈夫そうだ。