死神様の預かり物2
棒立ちのゆきとに
『う〜んこのままでは、仕事になりませんねぇ、最低限の常識を入れますか
常識う〜んどのくらいだ?
まあ、死神の常識的な部分と、裁決に必要な能力あとは肉体的技能的能力ぐらいか?まあ、最初は何もできないから、訓練しなきゃならんが』
指を額に触れ
<教受>
光が集まり額に消えた
すると、ゆきとの瞳に光が入り
すっと膝を付き、頭を下げた
『お前に名を与えよう
名はスノウ、これからはそう名乗れ』
「死神様から名を頂くことができ大変光栄です」
『さて、まずは第一からか』
口元に指をそえると
『第一隊長今から執務室に』
トントントン
『第一隊長 ノルンでございます』
『入れ』
『はっ』
扉を閉め中に入る
『ノルンすまんが、このスノウを訓練し、使えるようにしてもらえないか』
『はい、かまいませんが、何が訳ありですか?』
『そうなんだよ、訳は聞かないでくれるか、あっ特に強化とか手を抜く指導とかしなくていいから、他の隊員と同じメニューでやっていいから』
『スノウ、第一隊長ノルンだ、お前の上司になる、そこで訓練を頑張ってこい』
「はっ、了解しました
隊長これからよろしくお願いいたします」
『では、よろしく頼む』
『はっ、失礼いたします
スノウ行くぞ』