表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ようこそ異世界転移センターへ  作者: カイ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

20/725

20

ジュリィさんと別れて自分の部屋へと入る。

入ろうとして鍵がないことに気づき焦ったが、試しに臨時カードを差し込んでみたところ、問題なくドアが開いた。

ドアを開けると、自動で部屋が明るくなる。

ホテルで、カードキーを差し込むと灯りがつく、あんな感じだ。

― この世界、電気はないみたいだけど、どういうシステムになっているんだろう?


部屋には、今日買った物が既に届いていた。

あまり広くない部屋がさらに狭くなっている。


「そういえば、アリィさんのお店で買った服・・・」

帰りに渡された、大きめの袋を開けてみる。

袋の中には、パジャマにもなりそうなスウェットっぽい上下の部屋着が1セット、ブラウスが2枚、スカートが2着、パンツが1着、ワンピースが2着、カーディガンが1着入っていた。

可愛すぎずシンプルすぎない、どれも質の良さそうな洋服だった。

召喚されたときに着ていたスーツ1着だけだったので、本当にありがたい。

「さすがアリィさん、ジュリィさんが言うだけのことはあるわぁ。」


袋の中にもう一つ袋がある。

なんだろう?と思って開けてみると、そこには下着セットが入っていた。

すっかり失念していたので、アリィさんの細やかな気遣いに心から感謝したけど、死ぬほど恥ずかしい。しかもサイズピッタリってどういうこと!!

特別可愛らしくラッピングされた包みを開けてみると、そこには、ワインレッドのスケスケのヒモヒモの、キワドイランジェリーがお目見えした。


『特別な夜のために~アリィからのプ・レ・ゼ・ン・ト♪』


「もう、アリィさんたら~もう~!!」

叫びながらカードを見ていたら、下のほうに、

『追伸:サイズが合ううちに使う日がくるといいけど』

と、小さな字で添えられた一文を見た瞬間、一気にテンションが下がり、スンとなってしまった。


「今日は本当に疲れた、もう何もしたくないや~。」

とりあえず着ていたスーツを脱いで、ベッドに身を預ける。

だんだん瞼が重くなってきて、そのまま眠りに落ちた。


こうして、私の異世界生活一日目が終了した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ