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まばたきする瞬間

作者: Soraきた

あきらめはつかない

わたしはカーテンを開けてみる

夜更けに入る前のこと

当然に星が輝いてる空を想像していたけど

目の前に映る光景は

残念ながら

わたしの期待を見事に裏切った


「期待するほうが間違っているよ」

君の言葉は

わたしが想像していた言葉の

一番遠くにあって

わたしを悲しくさせた


せめて、少しの星だけでも

わたしの前に現れないものか


しばらく窓を開けていたから

冷えた体に気づく前に

くしゃみが自然と出てきた


「真夏に雪を期待しても、

そんなことはあり得ないから

すぐに、あきらめもつくでしょう」

君の言葉は

あきらめかけた、わたしに

戸惑いと

さみしさを感じさせた


いくつかの場面で

君に期待したことは数知れず

君はいつも期待してた以上のものを

わたしに与えてくれた

星がまばたきをする瞬間でも

君はいくつかの幸せとなる元を

わたしに与えてくれた


だから、今夜は

星に期待した

たまには、

まばたきする瞬間を

見逃さないように


だから、もう少しだけ

あきらめはつかない






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