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英雄と呼ばれる最強魔法師  作者: ヨッシー
入学編
8/25

合格通知

 模擬戦の翌日に行われた筆記試験も無事終わった。

 

 俺は自宅でパソコンの前に座っている。何でかって?(笑)

 合格発表の通知を見るためだ。母さんは、入院しているため一緒に見られないが、妹のサラと一緒に見ることにする。

 

 受験番号を打ち込んで後は、クリックをするだけ。俺は自分の手が震えていることに気がつき、ちょっと落ち着いてからクリックしようと思い、目を閉じて深呼吸する。

 

 すると、横からサラがそんなのしても結果は変わらないと言って勝手にクリックする!そして、あーあ…とサラが声を漏らす。

 そこで、俺は悟る。


「そうか、受かんなかったのか。かなり手応えはあったんだけどな」

と思いながら、入院中の母さんにも一応連絡しようと席を立つ。

 

 そして、数歩歩き出したところでまたサラが呟く、


「何で受かってんのよ~」


 ん?俺は止まる。


「サラ、どういうことだ?」


「だってさ、お兄ちゃんは少し不抜けて、私にイジられて罵倒されるところが魅力だったのにさ~。だけど今じゃ、エリート集団の仲間入りして、私の学費と生活費も出してくれる訳じゃん。すると、私もお兄ちゃんへの接し方が変えないといけないし、これからの私のストレス解消法が一つ減ると思うとな~。」


と言ってサラは、自分の部屋へと入っていた。今のは、彼女なりのお祝いの言葉だったなのだろうか。

 

 俺は、合格の通知を自分の目で確認する。どうも妹の反応はどうにも信用ならないからな。うん、受かってる。しかし、俺の魅力が少し不抜けてて、イジられるところとか。まさしく俺が気にしてることを言ってんじゃねーよ。よし、晩飯はあいつが嫌いなピーマンをたくさん使った料理にしようと決めたのだった。


 そして、数日が経ちカイは入隊式を迎えるのだった。



予定より大幅に遅れてしまい申し訳ございません。諸事情で遅れました。

これからもよろしくお願いいたします。次の更新は、13日(金)を予定しています。

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