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英雄と呼ばれる最強魔法師  作者: ヨッシー
入学試験編
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入学試験5

 彼女は、どうやら並外れた量の魔力を持っているようだ。普通の魔法師なら、今の段階で少しくらいは疲れていてもおかしくない。なのに、彼女の顔には依然余裕がみられる。


 こうなったら接近戦での短期決戦が一番いいかもしれない。俺は覚悟を決めた。


 創造魔法「クリエイティブ」を発動させて短剣を作り出す。その剣に雷魔法「ショックボルト」を組み込み、彼女の攻撃を避けながら徐々に近づいてゆく。


 俺が彼女と一足一刀の間合いに入ったところで急加速する。彼女は、俺の攻撃を防ぐより回避する方が早いと考え、後方へジャンプし俺が空振りしたところを魔法で仕留めようと呪文を唱え始める。しかし、彼女はジャンプしたところで足がもつれてバランスを崩すのだった。


 試合が始まる前、訓練場の地面は平らでほどよい固さの走ったりするのには問題ない状態だった。しかし、模擬戦が始まってあずさの魔法によって地面は爆発で柔らかくなり、踏み込みが出来るような状態ではなかった。


 カイは、彼女の懐に潜り込み剣を振りかざした。彼女は呪文が間に合わないと悟り、何とか杖で攻撃を受け止めようとする。が、剣は杖をへし折り彼女の胴体に触れたのだった。触れた瞬間「ショックボルト」によって強力な電流が一瞬で体をかけめぐり彼女は気絶するのだった。



「勝者、黒川カイ」と審判が告げるのだった。





読んでくれた皆様へ

 次話いよいよ入学試験編は終わりを迎えます。今度の更新は、明日か明後日を予定しています。

面白かったと感じて頂けたら、評価をつけてもらえると助かります。

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