表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕は救世主  作者: *雅*
11/11

戦いの始まり

お久しぶりでございます!


今回は戦いが起こるきっかけを書かせていただきました。


つたない文章ですが、良ければ読んでいただけたら幸いです!

「ねぇねぇ、なんで角が生えてるの?」

 

「お前はなんで頭に光ってる輪っか付けてるんだよ」

 

……。

その時の第一印象はお互い見たことない生き物に出会って興味津々だった……と思う。

 

あれは……2人で遊ぶようになって、お互いを知り始めた頃。

 

「お前、将来何になるんだ?」

 

「私はセレスティーファを統べる神になるために勉強してるよ」

 

「……お前、神になるのか?」

 

「うん。君は?」

 

「……俺は……父ちゃんの跡を継いで……魔王になる」 

 

「へぇ。じゃあ、私達は敵同士になっちゃうんだね」

 

「……」

 

彼は俯いて、小さな拳を震わせていた。

 

こんなに仲良くなったのに、いつかは敵同士として、戦う日が来るかもしれない……。

 

小さな私達には、とても酷な運命の気がしていた。

 

……もう、一緒に遊べなくなっちゃうのかな…。

せっかく仲良くなれたのに。

……離れたくないなぁ…。

 

「ねぇ。いっそのこと、結婚しちゃう?」

 

「?!」

 

「そうすれば、離れなくて済むし」

 

「俺は……俺は……!!」

 

「うん?」

 

「俺は……おかまは嫌だぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

「……は?」

 

泣きながら走り去って行った…。

元気づけるために言った一言は、むしろ彼を遠ざけてしまった。

 

……いや、おかまは嫌って失礼だろ!!

私は彼に殺意すら覚えました…。

 

今でも思い出すと腹が立ちます…。

勇者、早く彼をコテンパンにやっちゃってください。

この私の優しさ(プライド)をグチャグチャに踏み潰して逃げるような男に罰を!!

 

……これが私ファンフィールとアヌエールの戦いの始まりでした。

ファンフィールは、女性でしょうか、男性でしょうか…。


書いてる私も、未だにわかっていませんが、独り身であることは決めています(笑)


お目汚し失礼いたしました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ