楽曲解説『PURPLE SKY SILVER FIRE』
ハイテンポなアニメソング風のナンバー。
アーティストは双葉あずさ(歌:張梓 作詞・作曲:支倉美穂)。
特に新曲ではなく、以前から度々コンサート等で歌われていた。
本編14章で、委員長とKASCアーティストの歌勝負の後に歌唱。
その際に、ステージ担当の梓は未来的なステージ衣装をまとって熱唱。
その様子は戦闘中の陰陽術たちを鼓舞すべく魔術により高高度に投影された。
梓は自身を支えてくれた父親や友人たちへの想いをこめて歌う。
それは直近の事件により歌えなくなっていた梓の、復活の証でもあった。
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FLY AS LIGHTNING BULLET! 闇夜を切り裂いて……!!
星明かりに光る銀の翼
紫電のように飛ぶ!
ひとすじ輝くラインを描いて
暗い夜空を駆ける!
あの日から、ずっと待ち焦がれてたよ
星屑を拾い集めて
勇気で編んだ羽根を広げて
大地を蹴って飛び立つ!
暗闇にまたたく閃光
希望という名の星
ずっと昔に無くして、なのに忘れられなかったもの!
今、ふたたび出会ったよ
だからもう逃さない!
FLAMING HEART!
渦巻く想い、願い、胸の奥の熱をぜんぶ
光り輝く翼で強く強く抱きしめて
ハートに煌めく炎を燃やし続けたなら
わたしを止められるものなんて何処にも居やしない!
SHINING BULLET!
おそれるものなんて何もないよ。この先には
だから、ただ前だけ向いて鋭く突き進む!
闇を貫く銀糸のドレスはためかせながら
わたしの前に立ち塞がるすべてを焼き尽くす!!
DEAR MY GIRL!
ゆらめく蒼い炎のマント風になびかせて
わたしの望みぜんぶ、ぜんぶその手に掴みとる!
そして握りしめたその手をもう何があっても
この翼に誓う、離さないと。永久に……