表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/163

BLは世界を救う

おい、そこの者。

私が書いた聖書をすべて焼却せよ。

これより、ナギ様の書かれたもののみを聖書とする。

信者にも徹底させろ。

それから宗教画家を総動員し、

ナギ様の聖書を写本せよ。

来月決行予定だった

「恋人のいる者を皆殺しにするアルマゲドン」は保留だ。

すべて、ナギ様のご意志に委ねる。

さくらは、近くの従者に向かって

とんでもない命令を次々と言い放った。

「な、何をおっしゃるのです教祖様!

一番大切な聖書を燃やすなど――」

「黙れ。

もう一度同じことを言わせる気か。

その場合、お前は死刑だ」

「……ナギ様のおかげで、私、理解できました」

さくらは恍惚とした表情で続ける。

「生殖本能ではない、

同性同士の愛。

それこそが真実の愛なのですね」

そして、期待に満ちた目で問いかけた。

「ナギ様。

アルマゲドンは、今すぐ決行した方がよろしいでしょうか?」

「ダメに決まってるだろ」

――あぶねえ。

少しでも遅れてたら、死人が大量に出るところだった。

まさかBLで世界を救うことになるとは。

……この世界、大丈夫か?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ