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公国軍動く

公国軍が動いた、という報せは重かった。

進軍速度、編成、進路――どれを見ても、本気で潰しに来ている。


女王は地図の前に立ったまま、しばらく言葉を発さなかった。

戦力差は明らかで、正面から受ければ被害は避けられない。

兵糧は持つ。士気も高い。

それでも、ぶつかれば削られる。


女王

「……ナギ、どう思う?」


呼ばれたナギは、地図を一瞥しただけで状況を理解した。

進路、補給線、後詰め。

すべてが「力で押し切る」布陣だ。


ナギ

「公国軍は、迷ってない。

だからこっちが正面で受ける必要はない」


女王は振り返り、ナギの顔を見る。


女王

「では、どうする?」


ナギは少しだけ間を置き、淡々と言った。


ナギ

「サクラを出してください」


一瞬、空気が止まる。


女王

「……単騎で?」


ナギ

「はい。単騎で十分です。

正確には、“十分でなきゃ困る”」


女王

「それは命令というより……丸投げでは?」


ナギ

「ええ。

だからこそ、あいつに向いてる」


ナギは視線を地図から外さず、続けた。


ナギ

「公国軍に“何が起きているのか分からない”時間を作る

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