(14)告白
こんにちわ。
最終回出来上がりました。
では、よろしくお願いします。
一星は信号で足を止めてる時に大きく深呼吸をする。
(自分なら出来る)と何度も言い聞かせた。
信号が青になると一星は自転車を漕ぎ始めた。
夕日が上がってきてまるで一星を応援しているかの様に空一面に綺麗なオレンジが広がっている。
そして、一星は咲希の家の前に着く。
一星はもう一度大きな深呼吸をした。
ピンポンとインターホンを鳴らす。
「はーい!」
家から咲希の大きな声が聞こえてくる。
「え?どうしたの?」
「え、あ、その」
一星はキョロキョロしながら言おうとしている。
「君に来て欲しいところがある。一緒に来てくれないかな」
一星は勇気を出して咲希に言った。
「どこに行くの?」
「僕の自転車の後ろに乗って!」
一星は少し強めに言う。
「で、でも」
咲希は少し躊躇いながらも一星の指示に従い後ろに乗り込む。
一星は、全力で自転車を漕いだ。
「ねぇ。どこに向かってるの?」
咲希は一星に尋ねる。
「それは着いてからのお楽しみ」
未桜と徒歩で行った時より早く海が見えてきた。
「綺麗ね。まさか、ここに連れてきたかったの?」
一星はキョロっと目の方向を変える。
そして、一星達は海岸に着いた。
「静かでいい香り」
咲希は目を瞑りその場所を感じた。
一星は素朴の質問をする。
「僕の事どう思う?」
「なぜ? 私は嫌いじゃないわよ」
咲希は頭の上にハテナを付けて答える。
「そっか…僕も好きだよ」
「え?」
咲希は驚く。
「僕は咲希さん。 いや、咲希が好きだ!」
一星は自分の思いを咲希にぶつけた。
咲希は目を大きく見開き驚いている。
「フフフ。 そんな風に思ってくれてるなんて嬉しいわ。でも私は貴方が思うより付き合っても遊べないわよ? それでもいいのかしら?」
「うん!一緒にいて欲しい」
一星は真剣な眼差しで咲希を見る。
「本気ね。 じゃあ、私からも宜しくお願いします」
咲希は一星の告白を了承した。
海の上からは夕日が見えて桜は咲希達を祝う様に咲希達の上から降った。
読んで頂き有難う御座いました。
皆さんのお陰で出来上がりました。
本当に有難うございます。
次の作品は約三週間後投稿いたします。
漫画家の方に手伝って貰ったのでいい作品になってると思います。




