表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

後篇

前後篇の後です。

「……かはっ!?」


 苦しい。

 なんだ、今日は!

 折角ノックが無くなったというのに!


「けっほ、げほ、ぇっほっ」


 喉に閉塞感。 首を絞めつけられているような……。

 まさか、あの悪戯の犯人か!


「ぇっ……けひゅっ!」


 布団ごと蹴り上げようと、下半身に力を込める。 が、動かない。

 なんなんだよ、一体!

 

 腕も、脚も動かせない。 目すら開けられない。

 金縛りって奴か!? 


 苦しい! 

 苦しい!





 ピリリリリリリリリリ!


「――ぁ……げっほ! げほ!」


 一瞬にして無くなる閉塞感。 目覚ましの音と共に、金縛りも消えた。


「ぜひゅー……すぅ……ふぅ……今のまで……夢とか言わないよな」


 現実感がありすぎたし、今も肺が苦しい。 もう少しで窒息してたかもしれない。

 金縛りは、脳が起きているのに身体が寝ている状態、だっけ?


 やっぱり連日の寝不足が原因か……。


 俺ももう歳だし、無呼吸症候群とかいう奴かもしれない。 やっぱ予定通り、心療内科へ行って来た方がいいだろう。 3年前ならいざ知らず、保険証もしっかりあるからな。


 とりあえず伸びをして、未だ喧しい目覚ましを止めようと目を開いて――。



 目の前が、真赤であることに気が付いた。



「うわっ!?」


 急いで目をこする。 ぬたり、と。 手に付着する、血液の感覚。

 まさか、血涙――!?


 洗面台に直行する。

 鏡を見てみると、そこには多量の黒い液体を瞳から流す男が。 俺だ。


 何度か目を濯ぐと、視界はいつも通りになった。 頬にこびりついていた血も取ったが、どうにも鉄臭い。


 血涙は強いストレスなどを感じた時に、赤血球が涙に混じって出てくるものだと聞いたことが或る。 でも、そんな濃度じゃなかったぞ……?


 ……いや、連日のストレスがここまで響いているのかもしれないな。 速いとこ医者にいこう。















 高い。


 何がって、初診料が。


 6000円……。 薬なども込みだが、これをずっと続けるとなるとかなり苦しくなるなぁ。


 まぁ睡眠薬を貰えたのは良かった。 これでノックも無視できる。

 血涙に関しては、経過観察と言われた。 確かに痛みとかは無かったからな。


 とっとと治して仕事を頑張ろう。




 ――その見通しは、甘かった。




 次の週も。

 その次の週も。


 喉の閉塞感と金縛り、血涙が収まらない。 睡眠薬をどんどん強い物にしてもらっているが、何も変わらない。 医者を、病院が悪いと断じて転々としてみるも、金ばかりが無くなって行って一向に良くならない。

 

 金が尽きる恐怖が蘇る。


 どこかに金を……金貸しはダメだ。 もうあんなとこに頼りたくない。


 アイツなら……アイツなら、また貸してくれるかもしれない。

 迷惑電話(・・・・)設定にいれておいた電話帳の、アイツの番号を引っ張り出す。


 繋がってくれ……!


 1コール。


 2コール。


 3コール。



『はい、宮代です』



 40くらいの男の声……? そんな、アイツはもう5、60のはずだ。 それに、アイツの苗字は金岡だったはず。 宮代なんて名前じゃない。

 金岡夫妻に苗字を聞いたとき、驚いたのを覚えている。


「あの……、祐世(ゆうせい)は……金岡祐世はご在宅ですか?」


『すみません、どちら様でしょうか』


 あぁ、しまった。 急ぐあまり名乗りを忘れるなんて。 社会人失格だ。


「あぁ、と、祐世の友人の押田兼文といいます。 今祐世はどちらにいますか?」


 ハ、と息を吐き捨てるような声が聞こえる。

 なんだ?


『……親父なら死んだよ。 幾年か前にな』


「え?」


 祐世が……死んだ?

 しかも年単位で前に……?


『要件はそれだけか? なら切るぜ』


「ちょ、ま!」


 ぶつん、と。

 電話が一方的に切られた。 『親父』という単語からして、今のは祐世の息子か……?




 祐世が死んだ。


 不味い、アイツ以外に頼れる友人を、俺は持っていない。

 裏野ハイツの住人に借りようと思う程俺は鬼畜じゃない。 見ればわかると思うが、生活に苦がある者が住むのだ。 宮婆さんは年金暮らし、金岡夫妻も3人家族を若手1人で養う暮らしだ。


 どうする……副業は、有り得ない。


 一度帰ろう。 先送りなのはわかっているが、帰って……考えよう。














 なんだ、これ。


 祐世に貰った帽子や衣服が、ズタズタに切り裂かれている。 誕生日に貰った万年筆。 入社祝いに貰った鰐革の手帳。 

 マグカップは粉々に、アルバムの写真も切裂かれている。

 なぁ、何があったんだ?



 カタン、と廊下から物音。


 まさか、犯人――?


「く、このっ!」


 ダンと、勢いよくドアを開ける。

 駐車場。 誰もいない。

 ドアの後ろ。 誰もいない。


 廊下――人影。


「誰だ! ……え?」



 そこにいたのは、金岡夫妻だった。

 金岡さんは悲しげな表情で此方を見遣り、旦那さんの顔は見えない。

 怜君は、普段からは考えられない程にその顔を歪め、恨みの籠る瞳で俺を見ていた。


 怜君がこちらに歩いてくる。


 こちらへ。


 こちらへ。


 こちらへ来て、102号室の前で止まった。



「な……なんだい?」



 怜君は何も言わない。

 何も言わずに、こちらを見据え――。


 102号室へ、入って行った。


「は? ……え?」


 ドアは開いていない。

 まるで、すり抜けるようにして、怜君は――。


 幻覚?


「お、おい! 開けろ!」


 急いで102号室のドアを叩く。 何かの手品を、この引きこもりが俺に見せた可能性もある。 考えたくはないが、金岡夫妻もグルだったのかもしれない。

 ドンドン、ガチャガチャとしてみても、何も聞こえない。


 何も――生物の気配がしない。


 視界の隅で夫妻が動く。


 金岡さんは悲しげな瞳を俺に向けたまま、旦那さんに手を引かれて2階へ上がっていく。


「ちょ、ちょっと! く、なんなんだ!」


 急いで追いかける。

 なんの悪戯なんだ? 何がしたいんだ?


 2階へ上がりきると、金岡さんは宮婆の棲む201号室のドアの前に、旦那さんは空き部屋のはずの202号室の前にぼんやりと立っていた。


 夫妻はこちらを確認すると、目配せをして部屋の中へ入っていく。 いや、消えて行った。 すぅ、と。 吸い込まれるように。


 齧り付くように宮婆の部屋のドアノブを回し、ドアを叩く。


「おい、宮婆さん! 開けてくれ! 金岡さんが中に!」


 しかし、なんど叩いても、どれほどの大声を上げてもドアは開かない。

 宮婆までグル……? そんな馬鹿な。


 202号室の方へ行ってみる。


 ドアノブを、恐る恐る捻る。


 ガチャ。



「あ、開いた……でも、ここは空き部屋なんじゃ……?」


 知らず、生唾が溢れていた。 ごくりと喉を鳴らして飲み込む。

 なんだ、異常に寒い。

 緊張している?


 ゆっくりとドアを開ける。


 暗い。


 暗い部屋に、金岡の旦那さんが佇んでいる。



「悪戯の度が過ぎますよ……?」



 声が震える。

 寒い。


 金岡の旦那さんが、俯いていた顔をこちらへと向ける。


 既視感。



「忘れているんだな……」



 腹の底から捻りだしたような、地獄の鬼のような声。


 忘れている? 何を?


「何のはな、し――!?」


 金岡の旦那さんの身体が黒くて白い靄となる。 今度はなんだ!

 靄は部屋中に広がり、視界を覆う。


 10秒。

 20秒。

 30秒。


 体感30秒経った。


 靄が晴れる。



 果たして、そこにいたのは――。


「祐世……?」


 そこに立っていたのは、記憶に新しい友人だった。

 金岡祐世。 年上の友人だ。 先程、死んだと聞いた友人だ。


「脅かさないでくれよ……今までどこにいたんだ? 祐世」


 とりあえず、安心した。

 今までの現象がなんだったのかはわからないが、祐世になら気を許せる。 こいつなら大丈夫だろうという信頼がある。

 そうだ、祐世が生きているなら。


「なぁ、祐世。 ちょっとだけ金を貸してくれないか? 数万でいいんだ。 頼むよ」


 こういうと、祐世は仕方ないな、なんて苦笑いして金を貸してくれるのだ。

 今回だって――。



「忘れたとは言わせないぞ……兼文。 何も反省していないというならばこちらにも考えがある」



 底冷えするような声。

 忘れた? 反省? 何のことだ?



「俺の苦しみを、味わうといい」


 祐世がこちらへ近づいてくる。 何を言っているのかはわからないが、ひどく興奮状態にあるらしい。 ほとぼりが冷めるまで外にいた方が良いかもしれない。

 後ろ手にドアノブを回す。 ガキッ!


 あれ?


 ガキッ! ガキッ!


 あ、開かないぞ!?



「また逃げる気か……兼文ィィィィイイイイ!」



 うわっ!?

 祐世が靄になって……纏わりついてくる!?


「な、なんのつもり、ごほ! だ……ガ」


 ドタン、と仰向けに倒れる。 

 まずい、どこか打ったらしい。 意識が遠退いて行く。


 何が……どうなってるんだ……。

























 目を覚ます。


「ん?」


 自分の部屋だ。 とても気持ちの良い目覚め。 快眠、という奴だろうか。

 久しく感じていなかったものだ。

 差し込む陽光が眩しい。


 まさか、昨日のは全て夢?

 実体のない金岡夫妻や、死んだと聞いた祐世が出てきたのも夢?


 いや、祐世が死んだという電話から夢かもしれない。

 9sを見ると、時刻は8;30。 日曜日だ。


 朝の空気を吸うために、表へ出る。


 うん、静かだ。

 鳥の囀り1つ聞こえない。


「……」


 ほんとに、何も聞こえない。

 日曜日だからといって遅くまで寝ているような住民じゃないし、宮婆さんなり金岡さんなりが起きてきてもいい頃合いだと思うんだが……。


 脳裏に、金岡夫妻がちらつく。


 あと、102号室へ入って行った怜君の事も。

 あれが夢だとしても、何を意味していたんだろう。


 なんとなく。


 なんとなく、102号室のドアの前に来てみた。


 ノック。

 返事は返ってこない。


 ドアノブ。

 回せた。


「うぉ!?」


 回せちゃったぞ?

 カギが……かかっていない?


 ……引きこもりを引っ張り出すチャンス、か?


 怜君の事も気になるし……。



「……入るぞー」



 一応、断りを入れる。 

 

 部屋に入った瞬間、ピピピピピピという電子音が聞こえる。

 なんだ?

 

 洋室から聞こえるソレ。 ダイニングには異様に物が無く、キッチンにも生活感が無い。

 電子音は止まない。

 何かのアラームか? だとしたら、何故止めないんだ?


 洋室へ繋がる扉を開ける。







 機械。

 機械。

 機械、機械、機械、機械、機械。


 天井に張り巡らされた黒いコードは壁一面にまで広がり、廃墟に伸びる蔦の様になっている。 電子機器がそこら中に無造作に置かれ、その1つ1つが違う挙動を見せながら点滅を繰りかえす。

 部屋の隅にはモニター。 その数、12個。 


 そして、そのどれもがおそらく同じ場所……同じ部屋を映している。


「おいおい……これ、俺の部屋か……?」


 起きたまま仕舞っていない布団。 端末。 見る角度こそ違うとはいえ、そこは俺の部屋だった。

 映し出されている場所には、浴室もトイレもある。


 ぞわ、という怖気が走る。

 ストーカー?


 恐ろしくなって、部屋を出る。


 ふと、玄関に傘が立てられている事に気付いた。

 青い傘。


 柄に、名前シールが2重に貼られている。



 上のシールには、『宮代怜』。 下のシールには――『金岡怜』。



 怜君……? ここにいたのは、怜君だというのか……?


 それに、『宮代怜』という名前。 祐世に電話を掛けた時、最初に名乗った若い男の苗字も、『宮代』じゃなかったか……?

 

 まさか、あの時電話に出たのは……怜君?


「どういうことだよ!」


 ドアを蹴破って、金岡夫妻の部屋――103号室へ行く。


 ノック。 返事はない。

 ドアノブは……こちらも、カギがかかっていなかった。


 思いっきり開ける。

 無音。


 誰かがいる気配が無い。


 靴を脱ぎ捨て、ダイニングと洋室を見て回る。


 いない。


 どころか、家具が一切ない!

 キッチンの戸棚も、物入れも、洗面台も、全てからっぽだ。


 人間の生活していられる場所じゃあ、無い。



「そうだ……宮婆さんの部屋に、金岡さんが……」



 急いで階段を駆け上る。

 カンカンカンカン、という金属音だけが、周囲一帯に響き渡る。


 201号室。

 宮婆の部屋。


「おい! 宮婆さん! いるか!?」


 大声で呼びかけ、ノックをする。


 しかし、待てども返事はない。


 まさかと思ってドアノブを回すと、やはりカギがかかっていなかった。


「勘弁してくれよ……」


 開ける。

 やはり、物音はしない。

 

 金岡夫妻の部屋同様、何もない。


 洋室。


 部屋の中心に、何かが落ちている。


「……紙? いや、写真か……?」


 ボロボロで、色褪せている。

 映っているのは3人。


 少し老けた金岡夫妻と大きくなった怜君……? 旦那さんが、祐世そっくりだ。


 裏面には、数字。


 

 8年前の日付と、『金岡祐世、金岡依子、金岡怜』という名前に横線。

 その下に『宮代祐世、宮代依子、宮代怜』と書かれていた。



「嘘だろ?」


 もう一度写真を見る。


 金岡の旦那さんは、似ているなんてものじゃない。 コイツは、金岡祐世だ。

 奥さん……依子さんも、アイツの奥さんと相違ない。 最後に見たのはいつだか忘れたが、祐世の息子もこんな顔だった。


 それをなんで、宮婆さんが持っている?



()婆さん……まさか、宮代って苗字なのか?」



 ミッシングリンクという言葉が浮かぶ。


 金岡の奥さんと、宮婆さんの間にこの写真に写る女性を入れてみると、どうだろう。


 見事なまでに、時間の流れを感じられるではないか。


「ッ、そうだ、昨日の部屋!」


 祐世がいた部屋。

 あそこに、何があるんだろう。

 強迫観念に縛られて、202号室へ向かう。


 ドアノブを回すと、当然のようにカギがかかっていない。


 靴すら脱がずに、ダイニングへ。


 そこにあったもの。



 山積みになった――借用書。



 ピリリリリリ!

 携帯の呼び出しコール。


 驚きと茫然自失で手間取りながらソレに出ると、向こうから聞こえるのは静かに怒る上司の声。 





『今……何時か、わかっているかね……? 君には失望したよ。 君を紹介する名目の会議でもあったのだが、時間も守れないようなものを紹介する会社だと思われてしまった。 相手は大手、どう責任を取ってくれるのかね?』




 そんな、日曜日だったはず。


 改めて日にちを見ると、月曜の文字。


『返事無し、と……処分は追って話す。 せいぜいゆっくりしてるといい』


 ブチ、と電話が切れる。

 ダランと腕が下がる。


 ど、と借用書の海に膝を着く。


 名義は、全て自分。

 頼っていた友人は死んだ。


 意識が遠退く。 あぁ……思い出した……。


 俺は、逃げたんだ……。





















「なぁ、お袋。 なんで裏野ハイツなんだ? 他にもっと名前あっただろ?」


「あん? あぁ、怜も知ってるだろう? あの人が言葉遊びにハマっていた事」


 70代の女性と、40代の男性が並んで歩いている。


「あー、俺が20くらいの時、特にハマってたな。 それが何なんだ?」


「裏野ハイツはアナグラムさ。 ウラノハイツでハラウノイツ。 払うの何時? ってね」


 女性の名は、宮代依子。 男性の名は宮代怜。 2人は親子だ。


「っはー。 親父もとことん甘いよなぁ。 気付かせようとしてたわけだ」


「遠回りが過ぎるとは思うけどねぇ。 ま、兼文は改心しなかった。 その報いを受けただけさねぇ」

 

 怜の父親で、依子の夫である宮代祐世は、可愛がっていた年下の友人に借金を踏み倒され、更にその友人が逃げた事で無念の死を遂げた。 


「……これで、親父の無念も晴れたかな……」


「あぁ……若い頃の私達が消えていたからね。 とっくに逝ったんだろうさ」


 103号室に住んでいた金岡夫妻は、宮代家の若いころの姿だ。

 祐世の残留思念が、幸せだった彼らを造りだしていた。 兼文への怨念と、依子と怜への強い未練が為し得たのだ。 どこか、兼文に思い出してほしいという気持ちがあったのかもしれない。


「……俺は、これからどうしたらいいかな……。 ずっと兼文(アイツ)に復讐したくて生きてきたから……何もなくなっちまった」


「別に、なんでもできるさね。 怜はまだ40。 そりゃ若いとは言えないけど、働き口なんていくらでもあるさ」


 唯一。

 兼文を監視していた怜が、気になった事があった。


兼文(アイツ)、時たま虚空に向かって話しかけてたんだがよ……気持ちわりぃ、まるで誰かそこにいるみたいな話し方だった」


「202号室にあの人がいたように、兼文にもなにかが見えていたのかもねぇ。 記憶では忘れ去っているとしても、深層心理が罪悪感を覚えていて幻覚を見ていた、とか」


 2人は歩いていく。

 行先は決まっていないが、大丈夫だろう。

 


 Out of pocket, out of mind.



 金の切れ目が縁の切れ目、である。


押田兼文 オシダカネフミ カネフミタオシタ(タを重ねてダ)

金岡祐世と怜 カネオカユウセエ レイ カネオカエセ ユウレイ


宮代依子 ミヤシロヨリコ ヨリシロ ヤ ミコ


裏野ハイツ ウラノハイツ ハラウノイツ




押田の部屋に住む、誰も見た事のない同居人はアナタ達、でした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ