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魔法使いの断末魔  作者: 鯖承まどか
魔法使いの終結譚:第一章 消えた王
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プリズム②-008

第八話:プリズム②


「この感じ…魔族まさかフィナシェ今行くわ…」


全くもって、今日に休息という休息はないのか…本当に困ったものだ。

しかし、この仮面男なんなんだ。


「私は、オズ…あなたの師匠を殺しにきました」


オズ!?、まさか師匠の言っていた。

そして今日のオークション会場の一件を起こした…


「マリー・ゼロウスが言っていた魔族か、ふっやっぱし本当だったのか…」


「おっと、魔法衛兵隊の方ではないですか……これは面白い」


とにかく不気味な笑みをうかべるオズという男。

いざとなれば五将眼を使う、この林なら人はいないはずだ。


「いやはや、困ったものですね…あなたたちに私は興味がない…おもちゃと遊んでもらいます」


やつは右腕に持つ球体を投げた、まずいあれはさっきの力か!?


「なんだ!?」


「今回は、事前に学習をさせていましてね…ラファリのようにはいきませんよ?」


オズは、後ろを向き歩いていった。

おそらく師匠の元へ行くつもりだ、どうすれば…


「くそ、フィナシェ、ホウキで行くぞ……なんだこれ、バリアが張られている!?」


本当だ、周りにガラスのようなものが……

あたりに全体…全方向通行止めというわけか


「これ、壊せないのかラテ?」


「時間がかかりそうだ、それよりもあっちを先にどうにかしねーとな」


その先を見ると、まあそりゃそうか…なんだ今度の敵は…刀を持った男?


敵は妙な構えをしている…なんだボソボソ言っている、学習されたと言っていたが…喋れるのか?


時間錠前タイムロック…」


なんだ、瞬間移動した!?


「フィナシェ、来るぞ!!」


まずい剣撃が来る…ピカリと一つ時の光が俺の腕と相手の刀の間を通っていった。


「スペクトル……俺の特異魔法の名前だ」


相手が光で退いた瞬間、ラテが背中をバッサリと斬る。

この瞬間…だ。


「五将眼部位転移強化…」


今日の奴を倒した時みたいにアレを叩き込む…


「死臓!!…」


「時間錠前…」


なに、消えた、完全に捉えたはず…


「フィナシェ、後ろだ!!」


ザクリ、背中からする音だ…背中を斬られた痛みの前に気づいた、痛みで倒れる前にカウンターを…


「オラッ…また消えた!?」


横から風が当たる、今度は右からか!?


「危なっ、ラテ斬るんだ!」


ラテは大きく刀を振る、あんなに速い斬撃というのになぜ当らない…相手が早すぎる


「だめだ、全然当らねえっ」


避けながら指示するのは難しいものだ……こう、師匠みたいに身軽に避けることがでればいいものの…


「フィナシェ、相手は人間のコピーなんだろ?じゃあ俺たちにも倒せるはずだ!!」


「そうだな…どうにかあの瞬間移動の謎を解かなければ…ん?」


違和感に気づいた、先ほどバッサリとやられた背中の傷が治ってる。


「まあ、今はあちらに集中だ」


またもや奴が何かを言おうとする…


「時間錠前…」


見えた、影で見えなった口が少し見えた、そして


「バッチリ見えた右に高速で動いたところを、右だラテ!!」


「炎壊一本打ち!!」


ズバァァッ

急な指示にラテは刀で即座に応答…攻撃を捉えた!!

影もかなり今の一撃は効いたそうだ


「な、なんでわかったんだフィナシェ!?」


「俺の五将眼の力はとにかく強い攻撃を放つ技そして体の部位を強化できる、眼を強化したんだ」


「眼!?」


おそらく敵はとにかく高速で動いている、人智を超えた速度…まるで時を止めたようにだ。


「だが、まだまだって感じだぜあいつ…よし、じゃ指示頼む!!」


そう言い、ラテはなぜか鞘に刀をしまう


「おい、刀は!?」


「タイマンでは刀だが…お前を守りながらやらねーといけねぇ、モード変更といくか」


「時間錠前」


まずい、また来た!!

それに…今度は俺の方向だ、やばい本当に学習さてやがる。


「落雷雷句…」


ゴロロロロッ

雷か!?、倒れているのは影…仕留めたのか!?

そういえば雷の速度は、時速40キロと聞いたことがある。


「時間錠前…」


「フィナシェ、気抜くな!!」


まずい、前野とは打って変わって耐久力がすごいこんなに技を喰らわせたのに。


「ラテ、次は右だ!!」


ラテは炎魔法で、相手の視界を視界を塞ぎまたもや雷魔法を使用した。


「落雷雷句!!」


ゴロロロロッ


「時間錠前…」


まずい、雷が落ちてくる前に技を使われた!?

今度は…どっちに…って後ろか!?、相手の刀は自分の首の近く…だが押し負けるなど絶対にされない


「行動は単調…死臓…」


ドゴォォッ

相手は自分の拳で少し怯んだ、死臓拳…この五将眼で編み出した殺し専門の技。


「フィナシェ!?」


「確率は低いが…生物の急所をうまく突くことができたようだ」


というか、酷使したぜだろうか…体全体が痛い…

よろけた影にラテは刀を抜き突進してゆく。


「とりあえず、ナイスだ!!」


だめだ、あの距離じゃまた技を使用されてしまうぞ!?、見たところまた口を開いたぞ!


「時間……」


ぐっ、早く伝えなければ…


「ラテ、早く逃げろ!!」


とにかくあいつに聞こえるように必死に声を上げた。


「いや、逃げれねぇ…こういう場面ではお前を見習わないとな…」


何をしているんだ、ラテ…死人は出させないもう五将眼を使う…体が破壊されようと…


相手の時間錠前が発動した。


「やめろ、フィナシェ…まだいける」


そこには指示もせずともラテは影の剣撃を刀で受け止めた。


「人を守るということは、困っている人を見て生まれる感情だ…だがそれは、誰かの真似なんかや偽善の行為ではない」


その一言で開こうとした右目はまたもや閉じた。

ラテは何度もの攻撃を刀で受け止めてゆく


「人が生まれもってくる、一つの力だ…」


人が生まれ持ってくる……俺も師匠も誰かの真似をしていると思っていた。

だがそれは…自分が守りたいと思ったから


「よく言った…落雷雷句!!」


ゴロロロロッッ

目の前にチカチカと光をまとう雷が落ちたラテの……ではない比べ物にならないこの威力は。


「佑月さんの力…いやぁ全く時を止める力なんてずるいわよね」


師匠…本当に助けてくれるならもっと早くに来て欲しいものだ。

それよりも無事でよかった。


「お、お前マリー・ゼロウス!?」


師匠は、杖を振り上げ周りに張られた結界をバンバンと破壊した。


「いいから、やりなさいラテ!!」


ラテは刀を素早く振った。


「炎壊…一本打ちっ!!」


その刃は影の首部分を見事に跳ねた。

さすがだ、刀の腕は街で見た時と変わらない最上級なもの…影はそのまま消えていった


「と、とにかく師匠…なぜここに」


師匠は静かにこちらに歩き、治癒魔法で自分たちを回復する。


「魔力感知でここまで来たんだけど、くる途中に魔獣に邪魔されちゃって」


「まったく、まあ礼を言っておくぞ…そして頼むぞ国王様…」


「へ、それって…」


「光の君主…ラテ・サイリウム……あんたの仲間になってやる」


「へぇ、へぇぇ!?」


もの恥ずかしそうにそんなことを言うラテとにかく安心だ…また師匠に説明をしなければな。


「え、ええちょっと説明しなさいよフィナシェ!?」


「ほら、フィナシェ店戻るぞ!!」


退屈のなさそうな旅になりそうだな…これは

光の君主…ラテ加入…


つづくだ

死蔵:フィナシェが五将眼の力を一点に集中することで、絶大なる力を放出することとができる技。


五将眼を使用するよりも体力や衝撃の温存になる。


第一話で初めて習得した。

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