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魔法使いの断末魔  作者: 鯖承まどか
魔法使いの終結譚:第一章 消えた王
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ザ・オークション②-004

第四話:ザ・オークション②


見たところ、魔法衛兵隊はデイビスと名乗る男ともう一人の刀の奴…

師匠がいれば万が一があっても大丈夫だと思うがバレればかなりまずいことになるだろう。


「はあ、なぜ俺はこんな隠密行動をさせられているのだ」


すると脳に違和感が起きる、これはまさか脳内電話というやつか急にやられると困るな…


「フィナシェどう、見つかってないわよね?」


「ああ、森にいたおかげで抜き足差し足は完璧だ」


作戦というのはかなり単純なものだ、それはこの建物全体の電力を補う魔力電源を切り照明を全て消す。


「それで、私が杖を引き寄せて即逃げる!」


やることは完全に泥棒だ。


デイビスが何をするかわからないということから確実に奪えるようにの作戦だ。

デイビスの実力はまだ分からないが、あちらにはかなりの実力を持つ刀男がいる。

師匠の魔法は大雑把だからな高い火力を出せる代わりに大きな欠点がある。


「隠密な魔法は扱いづらいなんて、性格そのままだな」


「ちょっと、失礼ねー、これでも二十歴の実力持ってんのよ」


少しは静かな性格であればよかったのにな、とりあえず師匠には今完全なる時間稼ぎをしてもらう


「あ、杖が出されたわ…じゃまたかけるわよ!」


ブツリと脳の通話を切ってしまった、まだ聞きたいことはあったが今できることは魔力電源を切ることだ。

すると男二人の声が聞こえた。


「そういえば会場に紫髪の女がいだってよ」

「噂のマリー・ゼロウスか?でも最近デマ多いしな」


確かに紫髪は一番バレやすい欠点だ、かなり急がないと疑われそうだな…

ナディリアという偽名であとどれだけ騙せるのだろうか。


「よし、かなり早くついた」


ほっとしたのも束の間だ。


「おっと、なんでこんなところに人がいんのかな?」


……いてもおかしくはないだろう、どうやら衛兵隊のやつも同じ考えなのだろうか。

刀男…こんなにも早く戦うことになるとはな。


「こりゃ衛兵隊…あんたの方の上司もズルすんのか?」


ちょうど、刀男がいる前は魔力電源だ。

あれの電源を消すことができれば、師匠のスピードですぐ逃げられる…


「ズルってなんの話だ、というかここは関係者以外立ち入り禁止だ…」


先ほどの優しい顔とは違う…完全に自分を警戒している。

こいつは、何がしたいんだ…会場の電気を消せば皆が混乱する中物品を盗むことができる。


「とりあえず、そこをどいてもらおうか…刀男」


即応答するようにその男は刀を抜き、こちらへ向け言う


「やっぱり、お前は怪しい…殺しはしないが少し痛い目あってもらうぞっ…」


!?……まずいさっきの現象だ、気づけば男は自分の間合いの中。

刀はすでに上へ上げられ振り下ろされる寸前だ。


「…五将眼部位転移強化……」


とりあえず真っ先に奴の腹に一撃を入れたいところだが、師匠に教わったことを忘れるわけにはいかない。

冷静で制御された状態で攻撃を喰らわせたほうが相手をダメージも、周りの被害も抑えることができる


「くっ、刃が通らなかった……」


「不殺…これが俺の最低限守りたいことだ、来るなら来い刀男…」


「刀男、刀男…名乗っておこうはラテ•サイリウムだ」


そう男は名乗る、確かに戦う相手としては名を名乗るのは大事かもしれない。


「俺の名は…危ねっ」


なんで奴だ、名乗り中に斬りかかってきた怖すぎるだろ。


「すまん、ちとスピード相まったってよ!」


まずい刀を振るのが早すぎる!、とにかくこの乱撃を耐えて少しの隙を見つける。


場所は変わりオークション会場にオズが現れた。


「マリー・ゼロウス…オークションなどと

では、奇襲を始めましょう」


オズの手に持つ二つの球体を会場に落とす。


「私がシルバーレイク王国を崩壊させた力……クロード•ブレイカーの恐ろしさ見てもらいましょう」


オークション会場内


「金貨二万五千枚よ!」


「二万六千枚出そう」


「ぐぬぬ、あいつ千枚ずつ上げてきやがるわ…」


マリーの席の近くに爆発が起こる。


ドガァァァン!


「な、なにかしら!?」


会場全体にバリアを張る、その煙から一つの影が出てくる


「……あの影…オズの力ね」


「…爆発音か!?」




確かに聞こえたこの会場内だあまりでかいものではないと思うが。

衛兵隊も刀を鞘にしまい、走る。


「一回戦いは終わりだ!、行くぞっ……」


急に言葉が切れる衛兵隊の側には一つの影が立つ。

人間…ではない、絶対違う完全なる人外だ


「なんだ、こいつ…」


「これは……」


脳に違和感…その途端師匠の慌てた様子の声が響いた。


「大丈夫、フィナシェ!」


「ああ、多分大丈夫ではないと思う謎の影が目の前にいる」


今の現状をとりあえず、伝えるのに必死だ

多分前に立つのは敵で、そいつは棒立ち。


「おい、誰と話してんだ!」


「ちょっと、フィナシェ誰かといるの!?」


「いや、ちょっとな、とりあえず、目の前の敵倒していいか?」


師匠の方では爆撃が続いてる、おそらく魔法攻撃なのだと思うが。


「影…いいわ、倒しちゃいなさい!!」


「了解だ!、衛兵隊、一時共闘するぞ」


「…仕方ない、俺が前線に行くぞ!」


先ほどの恐ろしい速さで相手の距離に詰める、今のうちに部位転移強化ですぐ攻撃を放つ!


「距離詰めたら攻撃し始めてきたぞっ……

…って、え?」


は?、何をしてるんだふざけているのか


衛兵隊が敵に向かって土下座している…


「何してるんだ貴様!!」


「ちげーんだよ、強制的にだ!」


「フィナシェ、それはオズの特異魔法、殺した人間を影として複製できるの、そして力はオリジナルと全く同じ…」


そのままの力を完全にコピーできるのか!?

殺した人間…と言うことは、師匠の知り合いかもしれない。


「強制的に土下座する力わかるか?」


「土下座!?…わかったわそれ…」


「あ、ああ」


マリーは言う


「私の母親の力だと思う」


つづく

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