ワンクラウンシップ⑦-030
魔法使いの殺伐
第三十話ワンクラウンシップ⑦
いよいよ明日はマリーとの決勝戦…。
僕はベットにいるが緊張で全然寝むることができない、もう寝付けないし散歩でもするか
靴を履き、外に出たやっぱり一人の時は落ち着けるな。
僕は心の底で勝てる自信がないと思っているその上相手はマリー…勝てる気がしない。
Level3の能力も完全に使いこなしたわけではないし、実力は僕よりも上だろう。少し歩いて森に来た。
「今回は一度きりの勝負、この勝負で本当にどちらの方が強いのかが決まってしまう
きっとマリーも全力でくるだろう」
僕は目を閉じ、身体に全ての集中力を注ぎ込んだ。
ヴァーグ戦での雷を操った技またできれば
いいのだが…………だめださっきは興奮していたからできたがやっぱりこんな半端な気持ちじゃだめだろう。
「そんなんじゃだめね…全身に力を入れるんじゃないくて、手に力を入れるの、あと…もう少し体の力を抜いた方がいいわ」
手に集中…そして体の力を抜く
そうすると雲が黒くなり僕の目の前にある木に、雷が落ちた
〝ドゴロォッン〟
「で、できた!ありがとうマリー……っていたの!?」
「…本当にできちゃったのね、その能力魔法と少し似ているのかも
というかなんで気づかないのよさっきからずっとあんたのこと見てたのに!!」
マリーがいたこともわからなかったやっぱり
集中力が足りないのかもしれない。
魔力感知もないんだからもっと注意力を上げないとな
「ワーズさっきから〝集中〟するのが大事だと思っているでしょう?」
「ああ、魔法もそんな感じだろ?」
「いいや、それは大間違いよ…どっちかと言うと
手に込める力かしらね…。集中力はそんなに大事じゃないわ、集中しすぎると魔力を上手く放出できないの、多分あんたのその能力もね」
そうか、だからあの時もあんな大技ができたのか…興奮状態で自分の体には集中していなかった。
あの時思っていたのは、ヴァーグつまり相手を倒すという明確な目標それが大事なのだろうか…
「ワーズはね、スイッチが入るとすぐ
〝どうにかなれ〟みたいな感じになってるわ
自分の体も削って奇跡を起こそうとする…
それがいつかワーズの命取りになってしまうわ…もう少し自分のことを大切にしなさい」
マリーそんな僕のことをしっかり見ていてくれたのか…昔から世話焼きなのは変わらないな…いつになっても僕の姉ちゃんだ。
「でもねワーズは頭だっていいし武器の扱いも私より断然私より上手…もっと誇りないさい私の自慢の弟よ、このマリー・ゼロウスは、明日あなたに真剣勝負を申し込むわ!!」
「フッ、さすがマリーそう来なくちゃね…
このワーズ・ゼロウスその勝負受けたとう!」
そして運命の決戦当日…
「さぁ、みなさんついに決勝戦です!!
最後まで残ったのはヴァーグを圧倒した男
その名もぉっワーズ!!
そしてこちらも大物だー予選で大活躍だった
大魔法使いマリーだぁっ!!」
会場はこれ以上ないほど盛り上がる…
僕に聞こえるのはたくさんの人の歓声それと
自分の心臓の音…どれだけ緊張しているのかわかる
一方マリーの方は余裕の笑みを浮かべている
さすが大魔法使いとか言われて嬉しそうだ。
「ワーズあなたの全力全部私にぶつけてきなさい!!」
「勿論そのつもりだよマリー!」
そして運命の試合開始の合図が審判から出される。
「決戦ワーズVSマリー勝負を開始します!!
3 2……1」
多くの人が僕たちのことを見ているその中には佑月さんとフェニックスもだ…
僕はこれからマリーを殺す気で倒すそれは
マリーも同じだろう…そうこれは兄弟そして、王族の誇りを賭けた勝負だからだ!!
「スタートッ!!!」
〝ドゴロォッン〟
空は急に真っ黒になり、二人の雷が闘技場の真ん中に落ちた。
だがそこにはマリーとワーズはいなく観客たちは戸惑った。
そう二人がいたのは雲の上…上空であった。
「やっぱりあんなたくさんの人たちに見られてると真剣勝負なんかできないわね…」
「あぁ一応ステージ外に出たら失格だから
石でステージの範囲を生成したから…これで本気の勝負ができるな…いくぞっ!」
ワーズは風を操りマリーの方まで高速で移動した。
マリーは同じように浮遊魔法でワーズに向かっていった。
まずマリーは闇のエネルギーを放つ〝ゼビロボ〟を放った
マリーはその圧倒的な魔力量で同じ魔法を
連発した、だが彼女が魔法をどんどん連発
してくるのはもう予測している。
「〝ウォントヴィーナス〟これで魔法を消してゆく!」
放った魔法はすべて僕の手が吸収していった
このために瞬発力を高めておいてよかった
「その能力本当にだるいわね
だけどしっかりと対策は考えているのよわ
ライトキルハンド!」
マリーの杖からは光が放たれその光は僕の腕を拘束して手錠のように変化した。
いつのまにこんな魔法を…これは最初から本気だ、そして僕が驚いている間にマリーは
自作魔法ブラックバズーカを放った。
「これで一撃よ〝ブラックバズーカ〟!!」
とっさに考えた方法はそうライフルでこの
手錠魔法を壊す。
〝バリンッ〟手錠魔法を壊すことに成功した
向かってきた魔法を手で消し、ライフルで
マリーを撃った。
〝ドキュゥン〟
「ふっ…なかなかやるじゃないやっぱりどんな魔法よりもあなたのライフルの方が速いわ」
弾はマリーの方に命中弾はゴム弾だが
今のでかなり深手を負っただろう…このまま突っ込めばいけるかもしれない
「しょうがないわねこれを試してみようかしら
〝ハザードモード〟!!」
なにっハザードモードだとこれはやばい…。
マリーからは黒いモヤのようなものが飛び出しそれは真っ黒な大きな翼のようになった。
まるで魔族のようだ
「この翼は私の体に入り切らなった分の魔力よハザードモードを使うと魔力が通常時の倍になる…まあ、一度使えば一週間寝込んでしまうくらい疲労が溜まるけどね!」
魔力が入り切らないってどれだけの魔力量なんだこれはだいぶキツそうだな…
つづく




