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魔法使いの断末魔  作者: かまぼこ太郎
魔法使いの殺伐
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ワンクラウンシップ④-027

魔法使いの殺伐

第二十七話ワンクラウンシップ④


「佑月さん医務室で一時間寝ただけで完全に完治だなんてすごい体力ね」


僕が帰ると三人がいた佑月さんはもう元気なようだ、元気だなこの人は僕は明日の予選のために寝ることにした。


「じゃあみんな飯は買ってきたから適当に食べといてくれ」


僕は寝室に入りベットに腰をかける

とりあえずメービーに協力することにした

凶魔王討伐を手伝ってほしいと言ったら快く了承してくれた。そしてうとうとしていると僕は眠りにつく…

そして次の日また次の日予選を繰り返し僕は

どんどんと進んでいった。そして本戦当日…


「ついに本戦ね二人も準備はいい?」


「うん!、マリーちゃん頑張ろうね!!」


「ついに本戦か中には18歴ほどの実力者ばかりだろう…気張っていくしかないな」


僕はライフルを持ち闘技場に向かった

最初に戦いの説明が入り出場者がゾロゾロとやってきた、そこにはメービーもいたそして

僕たちのターゲットヴァーグもだ。

邪悪な雰囲気がただよって血の匂いもする、

やばそうなやつだ。

メービーによるとこの場で捕まえるということはできないらしい、戦闘中を止めるのは何があっても禁止…だからヴァーグが負けてこの闘技場を出なければ捕まえることはできない


「戦闘のルールは予選と同じです。あなたたち

〝12人〟でトーナメント形式の戦いを行なってもらいます。」


トーナメント表

Aブロック・ワーズVSネリーヌ

Bブロック・フェニックスVSデイリー

Cブロック・マリーVSサベージル

Dブロック・メービーVSサッチャ

Eブロック・ドールVSゲイル

Fブロック・ヴァーグVSノーカム


12人…勝つには4回戦出なければいけないのか

さらに、最初の相手は佑月さんを倒したあの魔法使いネリーヌ…佑月さんを倒していたようだからな結構な実力者のようだ…一回戦の僕はステージに上がった。


「よよよ、よろしくお願いしますどうかお手柔らかに…」


なんだこいつこんな臆病なやつだったのかよ

本当にこいつが佑月さんを…!?いやでもこういう奴に限って強い能力とかを持っているからな…


「では第一回戦ワーズVS魔法使いネリーヌ

3 2 1スタートォッ!!」


スタートの合図がでた。とりあえず相手は魔法使い、どんどん能力でアビリティで魔法を消していくしかない 

とりあえず…弾丸を撃ち込む!

〝ドキュゥン〟


「ひ、ヒヒィやめてくださーい!!」


チッ…バリア魔法で守ったか僕の弾丸はただの弾丸だ。攻撃付与魔法なんかをつけてるわけではないからバリア魔法ですぐバリアされてしまう…だけどこいつさっきから全然攻撃をしてこないどうやって本戦まで上り詰めたんだ。


「お前、闘う意思がないのなら降参しろ!

攻撃はしないから降参するなら今のうちだぞ」


「ぼぼ、僕は戦う…母さんの病気を治すために

母さんは女で一つで僕を育ててくれたんだ…

絶対に負けられないんだぁ!こうなったら

〝ハザードモード〟!!」


こいつハザードモードを使いやがった

たしか自分の身体能力を最大限まで引き出せる魔法だ、ネリーヌの持っている杖は剣に変化し目の色が変わった。


「俺は絶対に負けないそれがたとえ神であっても…こいぶっ飛ばしてやる!」


「なっ性格まで変わってるこれは結構やばいぞ

そして杖が剣になっている!?」


「あぁ俺はハザードモードになることで

魔法だけではなく剣と魔法どちらとも使えるようになるのだ!」


〝最初は圧倒していたが急に強くなったと〟佑月さんは言っていたが…こういうことだったのか。理性は保っているがかなり凶暴化しているだけのようだ。慎重に間合いを取って倒さなければいけない


「いくぜ〝落雷雷句ラクライライク〟!!」


これはマリーが使っていたやつか…やばい

雷が降ってきた

空はの雲は黒くなり雨が降ってきた僕はライフルを構え空を撃った。

〝バリバリィッ〟

危なっ弾丸に雷が落ちてうまく放電された

だがネリーヌはワーズのそばまで来ていた


「おっと…忘れないほうがいいぜ今の俺は肉弾戦もできるということをよ」


「早いな〝ウォントヴィーナス〟これで剣を消す!」

 

〝スッ〟

剣を消すことができただがネリーヌは武器生成をして剣をまた作り出した。

今は攻撃が見えたからいいもののこの能力はしっかり手で触れないと消すことができないからな。


「ぐ俺は勝たなきゃあいけねーんだぁっ

母さんを元気にするってよぉぉ!!」


僕は今わかったのかもしれないこの程度なら佑月さんでも勝てると思う。

なぜ佑月さんが負けたのか佑月さんは、昔大変な環境で育ったらしい両親はもう亡くなっていて、もしかしたら自分と重ね合わせて見てしまったのかもしれない…

ネリーヌは剣を突き出しこちらに猛スピードで向かってきた


「〝ゼビロボォ!〟」


魔法攻撃の方を最初に攻撃してその間に僕を

狙うっていう感じか…だがこいつは最大のミスをしてしまっているそう…一番狙いやすい獲物は〝直進してくる〟獲物だ…

〝ドキュゥン〟

弾丸を発射しネリーヌが放った魔法攻撃と

ネリーヌを撃ち抜いた。ネリーヌは倒れ凶暴化していたのが直り倒れた。


「こ、これはゴム弾か…僕の負けです。

僕は魔法使い失格です自分の最大限の力を発揮しても負けてしまう」


ネリーヌは立ち上がり審判に降参の合図を出してステージから立ち去ろうとした。


「ちょっとまてネリーヌ…お前は魔法使い失格なんかじゃない、お前は大切な人のために勇敢に戦ったんだ…この大会が終わったらお前に会いにいくそれまで待っていてくれ!」


そうして第一回戦がおわった。

勝利したのはワーズ、無事に次のステージに進むことができた。

つづく

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