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魔法使いの断末魔  作者: かまぼこ太郎
魔法使いの殺伐
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ワンクラウンシップ②-025

魔法使いの殺伐

第二十五話ワンクラウンシップ②


僕たちは殺人鬼ヴァーグを捕まえるために

魔法衛兵隊のビーセン協力することなった


「よし四人分の受付が完了した明日の予選に出るのは…午前の試合はワーズくんと佑月さんそして午後の試合はフェニックスさんと

マリーさん」


明日から早速のようだなおっとそうだ聞かなければならないことが一つある


「ビーセンさん武器は持ち込み可能ですか?」


「勿論武器は持ち込み可能だちなみにアビリティ能力も可能だ」


よかった武器なかったら僕死ぬからね

今のうちにライフルの手入れとかをしとかないとな


「じゃ僕はその辺の宿取っとくよ」


「あっ私も行くよワーズー」


「もう仲良いわねフェニックスちゃんお嫁にもらったらいいのに」


「おいマリーだからフェニックスは男だぞ!」


「はぁ?だから佑月さんあんたねぇちょっときなさい」


「おうやってやろうじゃねーか!!」


大丈夫だろうかこの人たちは…

そして予選当日晴々とした空絶好調の気分だ

「佑月さん行きますよ!」


僕は佑月さんを起こし闘技場へ向かった

「おぉすげーここが闘技場の中かぁー

すげーたくさん人が見てるぜーーー」


佑月さんは初めて見る闘技場に胸を躍らせているそしてアナウンスが入る


「第一ブロック剣士佑月VS魔法使いネリーヌ」


「あ、第一ブロック佑月さんですって」


「お、早速俺の出番か!いってくるぜワーズ」


そう言って佑月さんは走っていってしまった

「第二ブロック狙撃士ワーズVSメービー」


第二ブロックか相手はどんな奴なんだ

タイプとが不向きだと僕すぐ死ぬからな

僕は第二ブロックのステージに立ち相手を見た

「ワーズ様よろしくお願いします」


結構常識人の爽やかイケメンに見えるようだがニコニコしてて少し不気味だな…


「試合のルールは相手を殺さないそして

ステージ外に出てしまえば負けになってしまいます

そして勝利条件どちらかが降参の合図を出せば相手の勝利は確定

そして最後この見ている観客たちを楽しませることだぁっ

3 2 1スタート!!」


試合が始まったまずは相手の観察から

弾を正確に当てるにはやはり身長や避け方が重要だ


「ワーズ・ゼロウス様シルバーレイク王国の

国王イラア様の息子様懐かしいですね


レノビィノ様とレグテン様はどうでしょ


お元気やってらっしゃいますかね?」


メービーが口を開けるととんでもないことを言ったそう僕の本名そしてビィノさんと

レグテンさんのことを


「なぜだ…なんでそんなことを…」


「懐かしいですねまだワーズ様とマリー様が

2歳の頃よく遊んであげましたよ」


マリーのことまで2歳の頃…どういうことだ


「おっとお話が長くなりましたこのお話はまた今度ということで

どうぞどこからでもかかってきてください」


とりあえず細かいことはこの男にあとで

話してもらおう、僕は戦闘態勢に入り高速で相手の背後に回った

〝ザッ〟

「背中がガラ空き撃ち込ませてもらう」


「おっと速いですねですが」


僕はライフルの引き金を引く〝ドキュゥン〟

弾はメービーの背後へ真っ直ぐつき進む

もう少しで当たるその瞬間彼の背中の目の前に一本の大剣が出てきた

〝ガキィンッ〟

僕が見ると弾丸はなんとバラバラに砕け散ったしまっていた


「なっ…なんだこの大剣は浮遊している」


「後ろきおつけたほうがいいですよ」


〝ズバババババッ〟

地面には九本のさっきと同じ大剣が突き刺さっていた


「私のアビリティ能力〝グールラック〟

世界でも希少な操作型のアビリティですよ」


やはりアビリティか…なんだ操作型って

アビリティにも種類みたいなものがあるのか?


「この十本の剣を自由自在に操ることができる能力です」


「なんだと…」


「再起不能になってもらいます…大丈夫傷はつけませんすこし吹っ飛ばすだけ」


そうするとメービーは十本の剣を束にして

こちらにその剣を飛ばしてきた


「〝テンズソードー〟」


「やばい速すぎるぶつかる手で受け止めるしかない」


だが剣は束からまたばらけて六本が檻のようにワーズを囲み後の四本がイラアに降ってきた


「なっ避けようがな…」


突然降ってくる剣はその場で止まりあたりは静まり返った


「時が止まってるま、まさかこの感じは!」


「ワーズ久しぶりだなぁ」


ワーズの前に立っていたのは神であった


「ワーズお前は18歴になったそうだなおめでとう」


いや18歴になった時に来てくれよ…


「世界には現時点で18歴の実力のものは130人ほどだ今戦っているあやつもそうだな」


やはり18歴以上のやつだったか


「祝いといっちゃなんだがお前のアビリティをもう一段階上に上げてやろう」


「本当かそれは助かる!」


そして神はまた僕の胸に手を当て謎の力を込めた

「よしこれで終わりだせいぜい頑張れよ」


そして神はスッと消えてしまった


そして時間は動き出した

時間が動き出したことでワーズの上に降ってきた


「そうだどうすれば!」


その時降ってくる四本の剣が止まった


「な、どういうことでしょう剣の動きが操れない」


そういうことか神新しい能力それは一定のものを操れる能力!ウォントヴィーナスLevel3

念じるとその剣を動かすことができた

そしてメービーは咄嗟に六本の剣を操作し僕の方へ向かわせてきた


〝ドゴォォッ〟〝ドゴォォッ〟


ワーズは六本の剣に吹っ飛ばされ一方

メービーも四本の剣に吹っ飛ばされてしまった


「両者ともステージの外に出てしまったのでここれはは…引き分けです!!」


「うぉぉぉぉーっ」


周りにいる観客はみな熱狂している


「あの時剣をしまっておけばよかったですね、でもさすがですまた戦いましょうワーズ様…」


そう言い残しいってしまった

なかなかの強敵だ多分次の試合では色々対策してきそうだな…新しい敵が増えてしまった

つづく

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