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魔法使いの断末魔  作者: かまぼこ太郎
魔法使いの殺伐
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ナズーク王国の旅③-019

魔法使いの殺伐

第十九話ナズーク王国の旅③


やっと床につけるベットなんて久しぶりだよ

まわりは装飾なんかがたくさんあるけど

明日はマリーたちを探しに行こう

あいつなら知ってるかもしれないし


「ちょっとトイレ行くか」


僕は廊下に出るそしてトイレに行く途中

一つの部屋から光がもれている


「ようしサガセお前は下の奴らを解放してやれ」


解放…下って監獄だよなまさか


「お任せあれ」


サガセは部屋から出ていった

〝ガチャ〟


「ぬぅ?…誰だ」


「ワーズです」


「おっワーズくんかすまんなどうしたんだ?」


「いいや…ウィナーズクラブの隊長さんと言ったところかな?」


ベラールは驚いた様子でいた


「最近下の牢獄にはウィナーズクラブの奴らが

捕まってるらしいな、」


「それがどうしたんだい彼らは罪人なんだ」


「なぜ毎回捕まるのに城に侵入するのか…

そいつらを解放させれば城内の騎士も根絶やしにできる、この日のために牢獄に多くの

同胞たちを収容するためわざと城に忍ばせたってわけか…今日のやつもグルで芝居だったわけか」


「ふふふ…なかなか頭のキレる小僧だやれザース」


〝ガッ〟

あぶなっもう1人いたのか


「ワーズくんあなたお強いですね

この首斬り職人ザースお相手お願いします」


「ま、頑張ってくれたまえよ…ワーズくん」


「おいどこに行く!」


「あなたの相手は私ですよ」


〝ドキュゥン〟

とりあえず弾丸を撃ち込むこれで様子見だ

ザースは胸から小さいナイフを取り出した

〝スパンッ〟


「ナイフで弾丸を…」


「遅い」


やばいナイフがくるクソこうなったら

〝スッ〟

よしナイフを消せた


「ナイフがなくなった…ほうアビリティですか」


試してみたが人間以外なら手で触れればなんでも消せる

ということは殴ってこない限り大丈夫

「ナイフは便利ですよねよく斬れて数本も携帯できる」


なっまだ持ってるのかよこいつ

くる!…手で触れれば

その時ザースはナイフを逆手に持ちワーズの

横腹にめがけブッ刺した

〝グサッ〟


「ぐぅぁックソ手で触れれなかったこいつなかなかやるな」


「お褒めのお言葉ありがとうございます」


そしてこいつ単純に力が強い、そりゃナイフ

で首斬るくらいだからそりゃそうか


「フッここのままでは私に殺されてしまいますね、もうすぐサガセが牢獄を解放させる頃です」


そうだな、だが牢獄の方にはアイツが向かっている…フェニックス上手く時間稼ぎしてくれ


「と言っても結局お前を倒さなければい

覚悟しろ」


戦闘のコツ思い出せフェニックスに教えて

もらったことを…接近戦ではまず…

相手の攻撃をみきる!

〝スサッ〟


「避けられましたか…」


その二相手の体勢を崩す

姿勢を低く相手の足を引っ掛けるようにして


「狙いは足ですか、ならこうです」


〝シュッ〟

ナイフを投げてきたその三自分の特性を活かす〝スッ〟


「なっ…」〝バタンッ〟


身体が熱くなるこれはまさか…今ならいける

フェニックスの言っていた通りだ!


「沸騰するほどの熱で血を高速に循環させる

覚えておけ…武器より拳の方が早い…

〝炎壊正拳〟!!」


〝バゴォォンッ〟


「な…ぐっ」


こんなところで出せるとはこれが…炎壊

一瞬身体が燃えるように熱かった

だけどこれで少しレベルアップできたはず!


「そうだ早く行かないと」


監獄では…


「さすがはあのホワイト一族…同胞を全滅させるとは」


「今度は誰も死なせないんだから…あなたを

倒すわ覚悟して!」


「フッそうかよっ!」


〝ガキィン〟

サガセの槍とフェニックスの剣がぶつかり

火花が散った


「一撃が重い…こんなに小柄な娘から…」


「ちょっと娘ってなによっ…きゃっ!」


「筋力は私の方が上のようだな、だが筋がある

今ならウィナーズクラブに加入させてやろう」 


「君ねぇ勧誘はこんな時にするものじゃないでょ!」


「フッそれもそうだな…」


サガセの槍が思い切り突いてきた

〝グサッ〟


「うっ…これは痛いね」


「これでも立つかなかなかタフな娘…相手だ」

そして剣と槍が数分ぶつかり合う


「炎壊一本打ち!」


「炎壊を使えるのか」

〝ガッ〟

サガセは一撃を槍で受け止めた


「この娘かなり筋のある剣術だ」


「一応男なんだけどねっ」


「フッどっちでもよかろうブラッドスラッシュ」


フェニックスは槍に押し負け吹っ飛ばされてしまった。


「流石に死んでしまったか頭を強打すれば

死に至るだろう」


だがサガセは甘かった

「もぉ〜痛いよぉ〜」


「なに生きてるというかあれは酒樽…

まさか」


〝ギィィンッ〟


「なっさっきよりも一撃が重…」


〝ズドォォォンッ〟


「ぐなんて威力だ吹っ飛ばされてしまった」


「ひっく…なぁーんか頭がボーッとするな」


「まさかこいつ…酔ってる?!」


「ほらぁまだまだ行くよっ」


〝ギィィンッ〟〝ギィン〟〝ギィン〟

「まずい早すぎる」


「酔い時流ノリと勢いのフラッシュ!!」


「がうっ…こいつ酔ったらやばいタイプだったのか」


〝ドサァ〟

「ファぁ〜眠いぃこのまま寝ちゃおっかなぁ」


「おーいフェニックス大丈夫か…どういうこと

だよこの状況…」


「ほら」


〝ボゴォッ〟

「にゃぁっ…私は何をってワーズなんでこの人倒れてんの!」


だめだこいつ酔ったらやばいタイプだったのか…(本日2回目)

〝コツコツ〟


「遅いから見にきてみたらこりゃだいぶ暴れたな」


「ついにきたかウィナーズクラブベラール…」

つづく

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