アビリティ②-003
魔法使いの殺伐
第三話アビリティ②
「あなたがあの17歴騎士佑月ですね」
昔父さんの話を聞いた元パーティーだった
アビリティ使いが旅をしていると…
この人が佑月だったとは
「俺は北の地方のピットゼロに行きたいんだ
でも1人で遠出なんかしたのとなくてな迷ってたんだよ」
ピットゼロって無法地帯だよなもうイビルの群れしか住んでいないという
まぁちょうどいい
「佑月さん僕たちの旅に同行してもらえませんかピットゼロも行きの途中で通るんです」
「本当かよかったこれで迷わずに済むぜ」
「ワーズちょっと仲間にするのその人大丈夫かしら…」
正直僕も完全に信用したわけでもないが
実力は確かなはずだ
「大変な旅になる頼りになる仲間は大事だろ?」
「しょうがないわねぇ」
「ありがとよ十分活躍するぜ!」
そして佑月が僕たちの仲間になった
そこから数分歩いて船乗り場に着いた
「このフェリーに乗ってオールドベン地方に向かう」
「おぉーすげこんな大きい船乗ったことないぜ」
「たしかフェリーって電気の魔術を利用して動いてるのよね」
2人は初めてのフェリーを見て元気にはしゃいでやがるさっさと行こう
「ほら行くぞ」
そして僕たちはフェリーに乗り少しするとフェリーが動き出したそして外が見える
バルコニーのベンチに座った
「すごいわこれが海ね、あ…イルカよ!!」
マリーは初めてみる海にとてもウキウキしている様子だそれとは対比的に佑月さんは…
「うぉろろろろろッ」
勢いよくゲロってるようだ
「ちょっとトイレ行ってくるよ2人ともここにいてくれ」
ちょっとトイレに行きたくなったのでフェリーのトイレに向かった
僕が用をたすとバルコニーに戻ろうとした
〝バァンッ〟ホールから大きな銃声がした
「なんだもう今日はさんざんな日だな」
ホールの2階から下を見てみると
黒い服を着た男たちが人たちを拘束している
ジャックかな船内全体は混乱しているようだ
「なんだ船内にいるのはこいつらだけかっ」
そこにマリーと佑月はいないようだが船員のほとんどの人たちが捕まっている
「はぁしょうがねーな」
僕はライフルを取り出し男たちの上にブランとぶら下がっているシャンデリらを狙った
「目標補足50メートル先男たちの上のシャンデリア 発射」
〝ドキュゥン〟シャンデリアを吊るしている固定具を撃ち落としただが男が1人がシャンデリアを粉々に切り刻んだ
「なっどういうことだ!?」
「〝べテーク〟」
僕は後ろから攻撃を喰らい意識を落とした
「そうだ眠るのだ…」
僕の名前を呼ぶ男の声に目が覚めた
「ようし起きたか色々調べさててもらったよ
ワーズ君」
ライフルは取られているようだな腕も縛られている
「あなたたちは…」
〝ボゴ〟
「お前の問いに答える義理はない」
その男の顔を見てみるとさっきのシャンデリアを真っ二つに斬った男だ
「さっきシャンデリアを落としてくれたお陰で人質が逃げちまったじゃねーか」
さっきの人質たちは救命ボートで逃げたらしい佑月さんとマリーは何してんだろう
「お前年齢は?」
「15…」
「お前の射撃技術すごいな俺たちの組織に入らないか〝ウィナーズクラブ〟に」
つづく




