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魔法使いの断末魔  作者: かまぼこ太郎
魔法使いの殺伐
35/72

アビリティ①-002

魔法使いの殺伐

第二話アビリティ①


その夜僕は明日からの旅のために色々と準備をしている


「そうだマリー二人に声を最後の挨拶をしに行こう」


「そうねしっかり感謝を伝えないと」


僕とマリーは王国全体が見える展望台に向かった理由は長年僕の世話をしてくれていた

レグテン、レノビィノへの挨拶だ


「レグテンさんレノビィノさん…」


二人が振り返る


「ワーズ様マリー様明日からなのですね」


「うん二人に勝てるようになってくるよ」


「…あなたたちのお父様はこの国を笑顔に変えたお人ですあの人のように強く生きてください」


「麗桀が私より上に行くのが悔しかったですがお父様とお母様よりも強くなって帰ってきてください」


そうレノビィノとレグテンが言葉を残してくれた

とても悲しいが別れを告げ僕たちはベットで眠った

そして次の日ライフルを背負い王国のみんなに見送られ僕たちの旅が始まった。


「二人とも頑張れよー」


大島さんたちが僕たちに手を振ってくれている


「さてと…これからどうするワーズ?」


「おいおいやっぱり何も考えてないんだ

マリーとは違ってしっかり旅のルートを考えてきてよかった」


「なによその言い方ー」


僕が考えたルートこの世界には東西南北と四つの地域に分かれているのだ

東は僕たちが住んでいる地域シルバーレイク地方

西は魔王城跡地があるオールドベン地方

南は砂漠の地方バラードズク地方

北は無法地帯が広がるピットゼロ

この四つの地方が広がるこの世界、

僕は昨日ルートを決めた


「僕たちはとりあえずこの四つの地方を東西南北とまわるんだ目標は2年!」


「2年!?…ちょっとお父様とお母様でも10年はかかってるのよ無理でしょ!」


確かに僕の両親は世界一周の旅に10年はかかってる

まぁあのバカたちの事だからなどうせ寄り道してるんだろうけどね


「大丈夫だよマリー毎日順調に歩けばすぐさ、たくさん経験を積む事で魔術の向上になるだろう」


「わ、わかったわだけど…なんとしても毎日一回はお風呂に入らせてよね!」


めんどさいなまぁそれは考えておくとして


「とりあえず西の地方に行くために海を渡る

ぞ」 


「船ねじゃあ行きましょう!」


ほんとに元気だなこいつ

見習いたいものだこういうところは…

そして僕たちは船乗り場に向かうことにしたその途中一つの岩の物陰にいるある男に声をかけられた。


「ず、ずみせん喉が渇いたんですたすけ…」


〝ドサッ〟

まじかここに放置ってこともなぁ…困ったなしょうがない


「マリーどうにかしてくれ」


「えぇ…しょうがないわね治癒の女神よこの男を助けたまえ!」


マリーが治癒魔法を使うと男の顔色は徐々に良くなっていった、そして少しすると


「いやー助かった俺は〝トレジャーハンター〟をしているものだ」


「私はマリー隣はワーズよ」


「ありがとよ、昨日野宿をしていたら盗賊に襲われて」


なんだ盗賊に襲われてただけか心配して損したなてっきり魔物に襲われたのかと


「じゃあ僕たち行きますよ」


〝わぁぁぁぁーっ〟

人の悲鳴が聞こえた


「なんだなんだ」


そして悲鳴がしたところに向かってみると


「この女俺の告白に断ったんだよぉ

この女ぶっ殺して俺も死ぬんだぁ」


「ちょっと私あなたのこと何も知らないのよ」


そこにいたのは女の人を掴みナイフで脅迫している男がいた


「ちょっとやばいんじゃない」


「マリーどうにかしろよやばいぜあいつガチで刺しちまうぞ」


「魔法がギリギリ届かないあんたのその銃でなんとかしなさいよ」


めんどくさいけど流石に人が死ぬのは見たくわないそっとライフルを背中から取り出した


「目標補足100メートル先ナイフを持った男 発射」


〝ドキュゥン〟弾丸が勢いよく発射された


「ぐぁぁっ」


命中!男のナイフに弾丸が命中し、ナイフを地面に落とした


「クソこうなったらぶん殴っ…」


〝ボゴォッ〟男が吹っ飛んでいった殴ったのはさっきのトレジャーハンターとか名乗ってたやつだった。


「お姉さん大丈夫ですか?」


「はい…ってその手は!?」


そう僕が見たときトレジャーハンターと名乗った男の手は鉱石のような腕をしていた


「名乗らせていただこう俺はトレジャーハンターの佑月といいます!」


「佑月…お父様が言ってた人よね!?」


そう彼は元イラアたちと旅をしていた

剣士佑月だった

つづく

殺伐

アビリティ①

僕は明日からの旅のために色々と準備をしている


「そうだマリー二人に声を最後の挨拶をしに行こう」


「そうねしっかり感謝を伝えないと」


僕とマリーは王国全体が見える展望台に向かった理由は長年僕の世話をしてくれていた

レグテン、レノビィノへの挨拶だ


「レグテンさんレノビィノさん…」


二人が振り返る


「ワーズ様マリー様明日からなのですね」


「うん二人に勝てるようになってくるよ」


「…あなたたちのお父様はこの国を笑顔に変えたお人ですあの人のように強く生きてください」


「麗桀が私より上に行くのが悔しかったですがお父様とお母様よりも強くなって帰ってきてください」


そうレノビィノとレグテンが言葉を残してくれた

とても悲しいが別れを告げ僕たちはベットで眠った

そして次の日ライフルを背負い王国のみんなに見送られ僕たちの旅が始まった。


「二人とも頑張れよー」


大島さんたちが僕たちに手を振ってくれている


「さてと…これからどうするワーズ?」


「おいおいやっぱり何も考えてないんだ

マリーとは違ってしっかり旅のルートを考えてきてよかった」


「なによその言い方ー」


僕が考えたルートこの世界には東西南北と四つの地域に分かれているのだ

東は僕たちが住んでいる地域シルバーレイク地方

西は魔王城跡地があるオールドベン地方

南は砂漠の地方バラードズク地方

北は無法地帯が広がるピットゼロ

この四つの地方が広がるこの世界、

僕は昨日ルートを決めた


「僕たちはとりあえずこの四つの地方を東西南北とまわるんだ目標は2年!」


「2年!?…ちょっとお父様とお母様でも10年はかかってるのよ無理でしょ!」


確かに僕の両親は世界一周の旅に10年はかかってる

まぁあのバカたちの事だからなどうせ寄り道してるんだろうけどね


「大丈夫だよマリー毎日順調に歩けばすぐさ、たくさん経験を積む事で魔術の向上になるだろう」


「わ、わかったわだけど…なんとしても毎日一回はお風呂に入らせてよね!」


めんどさいなまぁそれは考えておくとして


「とりあえず西の地方に行くために海を渡る

ぞ」 


「船ねじゃあ行きましょう!」


ほんとに元気だなこいつ

見習いたいものだこういうところは…

そして僕たちは船乗り場に向かうことにしたその途中一つの岩の物陰にいるある男に声をかけられた。


「ず、ずみせん喉が渇いたんですたすけ…」


〝ドサッ〟

まじかここに放置ってこともなぁ…困ったなしょうがない


「マリーどうにかしてくれ」


「えぇ…しょうがないわね治癒の女神よこの男を助けたまえ!」


マリーが治癒魔法を使うと男の顔色は徐々に良くなっていった、そして少しすると


「いやー助かった俺は〝トレジャーハンター〟をしているものだ」


「私はマリー隣はワーズよ」


「ありがとよ、昨日野宿をしていたら盗賊に襲われて」


なんだ盗賊に襲われてただけか心配して損したなてっきり魔物に襲われたのかと


「じゃあ僕たち行きますよ」


〝わぁぁぁぁーっ〟

人の悲鳴が聞こえた


「なんだなんだ」


そして悲鳴がしたところに向かってみると


「この女俺の告白に断ったんだよぉ

この女ぶっ殺して俺も死ぬんだぁ」


「ちょっと私あなたのこと何も知らないのよ」


そこにいたのは女の人を掴みナイフで脅迫している男がいた


「ちょっとやばいんじゃない」


「マリーどうにかしろよやばいぜあいつガチで刺しちまうぞ」


「魔法がギリギリ届かないあんたのその銃でなんとかしなさいよ」


めんどくさいけど流石に人が死ぬのは見たくわないそっとライフルを背中から取り出した


「目標補足100メートル先ナイフを持った男 発射」


〝ドキュゥン〟弾丸が勢いよく発射された


「ぐぁぁっ」


命中!男のナイフに弾丸が命中し、ナイフを地面に落とした


「クソこうなったらぶん殴っ…」


〝ボゴォッ〟男が吹っ飛んでいった殴ったのはさっきのトレジャーハンターとか名乗ってたやつだった。


「お姉さん大丈夫ですか?」


「はい…ってその手は!?」


そう僕が見たときトレジャーハンターと名乗った男の手は鉱石のような腕をしていた


「名乗らせていただこう俺はトレジャーハンターの佑月といいます!」


「佑月…お父様が言ってた人よね!?」


そう彼は元イラアたちと旅をしていた

剣士佑月だった

つづく

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