無法の原理-001
魔法使いの殺伐
第一話無法の原理
今から12年前最悪政治を行う国王を倒した英雄がいたその男は、その後国王になり国を変えていったそうその男イラアは僕の父親だ
季節は春涼しい微風が吹いていた
「ワーズなに休んるのよ今日は家庭教師が来る日じゃない」
彼女はマリー僕の双子の姉だそういってマリーは僕の手を取った
「家庭教師か元父さんの友達っていうけど…」
僕たちはその家庭教師やらを出迎えるために王国の門まで歩いた
そして少しすると一人の男が歩いてきたそうすると僕たちに声をかけてきた
「君たちかねワーズ•ゼロウスとマリー•ゼロウスは」
男はそんなことを聞いてきてマリーは答えた
「そうよあなたが例の魔王を封印したという〝20歴魔導師大島〟さんですね」
「そう君たちの父さんのお願いで君たちに魔法家庭教師をすることになった大島だ」
この人が20歴?…20歴っていうと階級の最大値だよな
今の僕にはとてもじゃ無いけどそうには見えなかった
「確か君たちの父さんとお母さんは…」
「はい今は世界一周の旅をしております多分10年はかかると…」
そうだ僕たちの両親は今世界一周の旅をしており今の王国には王と王妃はいない
「とりあえず魔法訓練は今日からだみっちり教えてやろう」
大島さんが来て毎日魔法の修行が始まった
「まず基本的な戦闘スタイルだ王国の外にはイビルという怪物が存在する身を守るためにはまず戦闘技術が大事だ。
基本的には魔力を使う魔法•魔術そして己の体を使う炎壊正拳という物がある基本的に教えるのはこの二つだ覚えておけ」
そして試練が始まったその試練内容それがだいぶキツい
魔力を練る練習大島さんによると僕にはあまり魔力がないらしい逆にマリーの方は
一般人の倍の魔力があるらしい朝は炎を出す魔法でできるだけ多くのろうそくに火を灯す訓練
「今日も50本で止まっちゃった」
マリーはそんなことを言うその間にも僕は2本目そして今日も5本で止まってしまった
昼は森で大島さんが作ったイビルに見立てた幻影魔法を倒す訓練
ここでは運動神経も影響する命に関わるほどの攻撃はしてこないがボサっとしてると…
〝ボゴォッ〟
「いでっ」
「なにつっ立ってるのよ〝水の加護〟」
水の縄があたり一体のイビルを締め付け消滅させた
やっぱり魔法はうまくできず魔法は3成で止まってしまってる
そして夜これが一番の難関だ範囲内で大島さんが持っている風船を割る
さすがにこれは無理ゲーすぎる20歴魔導師だぞ流石に笑えてくる
これを8年間毎日この日々を過ごした
そして僕とマリーが15歳になる頃
「目標補足700メートル先大型魔獣発射」
〝ドキュゥン〟大型魔獣の幻影の頭をぶち抜いた。
「撃破数40キル」
僕はこの8年間スナイパーライフルに専念した
「おぉ10分間で40キルとは結構やるじゃないかまぁマリーには100劣るが」
一方マリーは皮肉なことだが僕よりも魔術を上手く使い16成3域まで成り上がりやがった
「ワーズ結構やるじゃないの」
「お前に言われたくないよ」
大島さんが僕たちに駆け寄って言った
「二人とも16成なったからな今日で訓練は終わりださて第二の試練だ二人とも」
第二の試練いったいどんな試練なんだろうかそんなことも思いつつ大島さんの話を聞いた。
「これから二人には旅をしてもらう」
「旅どういうことですか!?」
マリーが驚いた様子で言った僕も驚いた
「ずっと王国内での訓練だったからな王国の外で己の強さを磨いてくれ」
「王国の外か大島さんとの3人でしかいったことないな…僕たち二人でか」
「あぁ独り立ちは大事なことだ、そうだ二人にこれを…お前らの目標だ」
そういい大島さんは俺たち二人にペンダントをくれた
それは真ん中に綺麗な黄金色の真珠のような物がはまっていた、
本で見たことあるような
「あっまさかこのペンダントって…」
「そうだこのペンダントは世界に五つしかないヴァンサンカン石」
「たしか世界で1番硬い鉱石ですよね」
「そうだそして、第二試練の内容それはこの鉱石を拳で壊すこと」
「この鉱石を壊せることができるものは18歴の実力者だけだ、お前らはこの旅で18歴になることが試練だ…」
そして僕たちはこれから18歴になるための旅に出るのであっただがこの旅がとても壮絶なものになるとは、まだ思ってもいなかった…
この物語はこの双子の壮絶な旅の記録をたどる物語である…
つづく




