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魔法使いの断末魔  作者: かまぼこ太郎
魔法使いの断末魔
33/72

断末魔-033 【最終話】

           最終回


イラアが言った


「くそッなぜだこの一撃なぜこんな重いんだ」


「ブレードサーブ」


5本の剣がイラアを襲った。

だが即座に生成した剣で全ての剣を受け止めた


「なにお前18歴魔法を…」


「18歴!?」


イラアは驚いた様子で言った、先ほどのは比べ物にならないほど強くなっていたのだ。


「仕方ない本気を出させてもらおう〝ハザードモード〟」


ドレスローズの雰囲気がガラッと変わった


「俺が5年修行し習得したハザードモード」


〝ボコォッ〟


「炎壊を極めたその先〝超炎壊〟神魔力と同じくらいの強さ」


「ぐっ腕を折ったようだなこのくらいだったら回復魔法で…」


〝ドゴォォッ〟


横からドレスローズが出てきてイラアに蹴りを放った


「グァ早い」


「これで終わりだ」


ドレスローズは五将眼を使った


「がぁぁぁ」


イラアは攻撃を喰らってしまったその時

「ロードアセット」


◀︎◀︎◀︎

 


「イラアこれで終わりだっ…ぐあっ!?」


その時眼帯を外そうとしているドレスローズの右手が攻撃された。


「イラアさん間に合いましまか」


そこにいたのはゲルガニスターだった


「ゲルガニスターきてくれたのか」


「今のうちにですイラアさん」


イラアは剣を構えて魔法を唱えた


「最後だ自分の魔力全てを使う〝ブラッドフェススラッシュ!〟」


〝ドゴォォッ〟ドレスローズに渾身の一撃が入った


「…やったか」


イラアがドレスローズを見てみるそこには石化したドレスローズが見えた


「どういうことだ!」


「ストーンブロック」


石化したドレスローズから声がした


「なにイラアさんが一撃を入れたはずじゃあ」


〝バキバキ〟岩に亀裂が入り

〝バリィンッ〟


「危なかったなとっさに石化魔法を使っといてよかった」


岩を破りドレスローズが出てきた


「イラア楽しかったよこの戦い、子供時代にもう少し遊びたかったよ」


「炎壊の力見せてやる」


「イラアさん危ない…」


「お前は黙っていろ」


〝ドォンッ〟

ゲルガニスターは窓の下に落とされてしまった


「最後だ俺の五将眼で倒してやろう終わりだ」


ドレスローズは眼帯に手をやり眼帯を外した


〝グシャァッ〟

イラアは宇宙空間に送られそのまま潰れ死んだ


「イラア今までありがとうよ俺は俺の道を突き進むそして俺だけの世界を作る…さて外のやつから殺していくか」


ドレスローズは部屋を出て行こうとしただがそこにはどこにも人がいないのだ


「どういうことだ何故人が…」


「ドレスローズこれは自分だけの空間だ」


ドレスローズが振り返るとそこには殺したはずのイラアがいたのだ


「自分のアビリティらしい一回死んでから発動されるここは自分の世界自分とお前以外人間はいない」


「どういうことだどういうことなんダァっ!!」


「つまり現実世界にはお前はもういないということだダイスお前はここでずっと一人の世界で過ごすんだ…昔のお前は教えてくれた自分に友情というものをありがとう」


「なっなにぃぃッ」


そしてイラアは消えて行った、イラアのアビリティ

ウィザードザデットアグニー(魔法使いの断末魔)

死んでから発動するこの能力を使ったものはイラアの作った世界で一人孤独に過ごすという能力だがこれ一回きりしか使うことができない


「終わったな」


皆がイラアの元に戻ったそうして国王、ドレスローズがいなくなり王国の政治が変わり平和な王国になるのであった


「行かれるのですねイラア様」


そこにいたのはゼロウスであった


「あぁ魔王を倒しにいく、もうアビリティも五将眼も使えなくなってしまったが約束したんだじゃあ…」


「行ってくるよ」


この物語は一人の少年が数奇な運命により国王になるまでの話だ。


第一部魔法使いの断末魔 完

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